「アペロール」はどんなリキュール?定番カクテルやおいしい飲み方をご紹介!

「アペロール」はどんなリキュール?定番カクテルやおいしい飲み方をご紹介!
出典 : Mariya Siyanko/ Shutterstock.com

「アペロール」というリキュールをご存知ですか?夕食前に軽く1杯をたのしむイタリアの”アペリティーヴォ”という食文化で、爽快な飲み心地の「アペロール」は定番のお酒です。今回は、アペロールの定番カクテルやおすすめの飲み方を紹介します。

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アペロールはイタリア生まれの食前酒に適したリキュール

アペロールはイタリア生まれの食前酒に適したリキュール

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アペロールは、1919年にイタリア北部の街パドヴァで生まれたリキュールです。「アペ」という言葉からも思い浮かぶとおり、食前酒「アペリティーヴォ」向けのお酒として造られました。

アペリティーヴォといえば、夕食の前に軽く1杯たのしむイタリアならではの食文化。アペロールは、そのシーンに欠かせないリキュールとしておなじみの存在です。

人気の理由は、オレンジの風味に加え、ハーブ類、根茎類を使ったオリジナルレシピが醸し出すさわやかな甘味とほろ苦さ。さらに鮮やかなオレンジ色や、フレッシュな香りが食欲をそそり、気分を引き立てくれます。
アルコール度数がわずか11度というライトな口当たりも、食前酒として軽く飲むのにうってつけです。

アペロールを使ったカクテルの定番「アペロールスプリッツ」

アペロールを使ったカクテルの定番「アペロールスプリッツ」

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アペロールをアペリティーヴォとしてたのしむ際、もっともポピュラーな1杯が「アペロールスプリッツ」。アペロールにスパークリングワインとソーダを組み合わせたカクテルで、炭酸がさわやかさを際立たせて飲み飽きしません。

作り方は、氷を入れたワイングラスに、辛口のスパークリングワインとアペロールを1対1の割合で注ぎ、少量のソーダを加えます。仕上げにスライスしたオレンジを飾るのが定番です。
おいしく作る決め手は、アペロールより先にスパークリングワインを注ぐこと。それぞれの比重の違いでアペロールがグラスの底にたまってしまうことなく、うまく混ざります。

もっとリーズナブルに作るなら、スパークリングワインの代わりに、白ワインを使うのもおすすめ。気軽にトライできるので、毎晩でもたのしめます。とくに辛口の白ワインを選べば、キリッと引きしまった風味をたのしめます。
この場合の分量は白ワイン、ソーダ、アペロールを3対3対2の割合が目安です。

アペロールはソーダや柑橘系の果汁との相性が抜群

アペロールはソーダや柑橘系の果汁との相性が抜群

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アペロールは、さわやかな風味のソーダと好相性。また、アペロールのオレンジ風味と同じ柑橘系のジュースとも、よく調和します。
そこで、ソーダや柑橘系の果汁を使ったアペロールのカクテルをいくつか紹介しましょう。

【アペロールソーダ】

ソーダとアペロールを組み合わせるだけ。簡単で試しやすいカクテルです。
作り方は、氷を入れたグラスにアペロールとソーダを1対3、濃いめが好みなら1対2の割合で注ぎ、軽くかき混ぜればできあがり。くし切りにしたレモンを飾ると、さわやかな印象がアップします。

【アペロールオレンジ】

オレンジのフレッシュな香りと色合いが際立つ1杯です。甘めのカクテルなので、強いアルコールが苦手な女性にもおすすめです。
作り方は、氷を入れたグラスにアペロールとオレンジジュースを1対3の割合で注ぎ、軽くかき混ぜれば完成です。

【アペロールモーニ】

グレープフルーツ果汁のほろ苦さが、アペロールのハーブ由来の風味とマッチした、ビターでほんのり甘いカクテルです。
作り方は、氷を入れたグラスにアペロール、グレープフルーツジュース、ソーダを1対1対5の割合で入れて、軽くかき混ぜます。

アペロールを使ったカクテルは、いずれも身近な材料でカンタンに作れるものばかり。今晩にでも試して、イタリア旅行気分を味わってみませんか?

CT Spirits Japan 株式会社 アペロールページ

アペロール公式サイト

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