ビールを料理に使うとおいしさアップ! 余ったビールの有効活用法

ビールを料理に使うとおいしさアップ! 余ったビールの有効活用法
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「余ったビールを何かに使えないかな」と思ったことはありませんか? じつはビールは、料理のおいしさをランクアップさせる素材でもあります。今回は、ビールを上手に活用する方法を紹介します。

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なぜビールを入れると料理がおいしくなるのか?

なぜビールを入れると料理がおいしくなるのか?

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ビールは肉をやわらかくする

ビールを使った料理でよく知られているのは、肉の煮込み料理でしょう。ビールに含まれる「酵母」には、肉のたんぱく質を分解し、繊維をほぐしてやわらかくする働きがあります。また、炭酸の働きで保水性が高まり、硬い料理をやわらかくする効果も期待できます。この2つの働きによって、ビールに1〜2時間漬けるだけでも肉が格段にやわらかくなるといわれています。

さらに、ビールに含まれる酵母には多くのアミノ酸が含まれています。アミノ酸は旨味を感じさせる栄養素なので、ビールを使うことで料理に旨味やコクが加わります。

ノンアルコールビールでもやわらかくなりますが、なかには酵母が使われていない商品もあります。酵母が含まれていることが重要なので、ノンアルコールビールを使う場合はビール酵母入りのものを選ぶようにしましょう。

ビールは揚げ物にも使える

ビールの炭酸には、天ぷらやフライの衣をサクサクに仕上げる効果もあります。天ぷら粉を水で溶いて衣を作る際、必要な水の量を半分にして、残りの半分をビールに変えてみましょう。すると炭酸の気泡によって衣に小さな空洞ができて、食感がサクサクになります。この方法で揚げるとかんたんにおいしくなるので、おすすめです。

食材に「ビールの臭いやアルコール成分が気になる」という人もいるかもしれませんが、揚げたときに臭いやアルコール分はほぼなくなるため心配ありません。また、ノンアルコールのビールでも同じような効果が得られます。

ビールで肉・魚料理をグレードアップ

ビールで肉・魚料理をグレードアップ

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やわらかな鶏肉がおいしい「チキンのビール煮」

ビールを使って料理を作るなら、まずは肉料理にチャレンジしてみましょう。鶏肉をビールでじっくり煮込むと、ホロホロと崩れるぐらいやわらかくなって、おいしさがアップします。炭酸が抜けたビールでもOKなので、前の晩の飲み残しでも有効活用できるのがポイント。さっぱりしていながら旨味たっぷりに仕上がる「チキンのビール煮」は、どんなビールでも大丈夫です。

【チキンのビール煮の作り方】

一口大にカットした鶏肉に、黒コショウと塩で下味を付けます。フライパンで鶏肉の両面を焼き色が付くまで焼き、薄切りにしたタマネギやパプリカなどの野菜を軽く炒め合わせます。ビールと固形コンソメを加えて、15分ほど弱火で煮込めば出来上がり。味の調整はお好みで。

ベルギーの伝統的郷土料理「牛肉のビール煮」

少し手の込んだ肉料理を作るなら、「牛肉のビール煮」がおすすめ。ベルギーには「カルボナード」と呼ばれる伝統的な郷土料理があり、現地ではビールとのペアリングがたのしまれています。牛肉をビールでとろみが付くまで煮込むことで、やわらかくコクのある一皿に。なお、豚肉で作ってもおいしくいただけます。

【カルボナードの作り方】

一口大にカットした牛肉と薄切りにしたタマネギを炒めて鍋に入れ、ベルギービール(黒ビールなど)、トマト缶、タマネギ、水、砂糖、バター、固形ブイヨンなどを加えて強火で煮立たせます。ビールの泡が落ち着いたらアクを取り、時々かき混ぜながらコトコトと数時間煮込み、塩・コショウで味を調えたら完成。一晩寝かせてもおいしくなります。

ビールの衣でサクサクの「魚のフリット」

鱈など白身魚の揚げ物も作ってみましょう。ビールを衣に混ぜることでサクサクに仕上がり、おいしさがグレードアップします。フリットにネギ入りの甘酸ソースをかければ、香りもよく魚の臭みも気にならなくなるのでおすすめ。サクサクの食感と甘酸っぱい味わいのフリットは、日本に多いピルスナータイプのビールによく合います。

【魚のフリットの作り方】

一口大にカットした白身魚に塩・コショウをして、小麦粉を軽くはたいておきます。ビール、水、天ぷら粉で衣を作り、白身魚をくぐらせたら、約170〜180度の高温でカラッと揚げます。器に盛ってネギソースをかけ、万能ネギや糸唐辛子などをトッピングすれば完成です。

ビールはご飯ものや漬物、デザートでも活躍

ビールはご飯ものや漬物、デザートでも活躍

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ビールでご飯や野菜の味わいを引き立たせる

ビールを活用できる料理は、肉や魚だけではありません。意外にも炊き込みご飯や漬物などにも使えます。肉料理に合わせて、作ってみてはいかがでしょう?

【ビールの炊き込みご飯】

米、一口大に切った鶏肉、冷凍枝豆、顆粒だし、塩、缶ビール1本分(ラガーと黒ビールを半量ずつ)などを炊飯器に入れて炊き込むだけ。ビールならではの苦味と風味がご飯にマッチします。

【野菜のビール漬け】

キュウリを一口サイズに切り、ビール、粗塩、砂糖と一緒に漬け込むだけのかんたん料理。ビールのほろ苦さが、漬物の味を引き立てます。野菜はナスや大根、ニンジンなどに代えてもOK。

【ビールドレッシング】

サラダにかけるドレッシングもビールで作れます。ビール、牛乳、オリーブオイル、酢、しょうゆ、ハチミツ、塩、コショウを混ぜ合わせれば、ビールの苦味と牛乳のまろやかさがマッチしたドレッシングの出来上がり。いつものサラダがひと味違った印象になります。

ビールでデザートも作ろう

ビールの活用範囲は、夕食のおかずやおつまみだけではありません。デザートでも、その真価を発揮します。

【ビールゼリー】

鍋で水、グラニュー糖、輪切りレモンを入れて沸騰させ、濾したものを、あらかじめふやかしておいたゼラチンと合わせます。粗熱が取れたらビールを加え、氷水入りの容器にあてて、混ぜながらとろみを付けます。カップなどの容器に入れてベリー系のフルーツやミントなどを入れ、2時間ほど冷蔵庫で冷やし固めれば完成。見た目も涼やかなビールゼリーは、来客のおもてなしにもおすすめです。

【アメリカ発ビアフロート】

グラスにバニラアイスなどを入れ、ビールを静かに注ぎます。これだけで、ビールの苦味とアイスの甘味がマッチした“大人のデザート”に。ビアスタイル(ビールの種類)やアイスの種類を変えて、いろいろな味わいをたのしんでみてください。

ビールを加えるだけで、料理のバリエーションがグンと広がります。さまざまなレシピがあるので、休日などにぜひ腕を振るってみてはいかがでしょう?

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