ビールは料理を作る際にもとっても優秀!しっかりビールレシピ!
色、香り、味わいもさまざまなビール。ビールのスタイルによって、料理とのたのしみ方も多種多様です。どんな料理にあわせようかと考えるのもビールを味わうたのしみのひとつ。でも、ビールには飲むだけでなく、料理に使ってもおいしいのを知っていますか?
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料理と相性のいいビール
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料理とビールの相性、といっても、今回はビールに合わせる食事のことではありません。ワインや日本酒が、料理を作るときに味の決め手として重宝することを知っている人は多いと思いますが、ビールも同じく、料理を作る際にとっても優秀です。
アルコールには食材の臭みを取ったり、コクを出したりと料理の味わいを深める成分が含まれていますが、ビールも同様です。ビールの炭酸はタンパク質を柔らかくする働きがあるため、肉を漬け込むと柔らかくジューシーになります。また、ビールに含まれる酵母は、肉の旨味を引き出してくれるので味にコクが生まれます。
ビールを料理に使うのはもったいないという人は、価格の比較的安い発泡酒でも大丈夫です。ビールを使った料理はビールの本場ドイツなどにもメニューがありますので、レストランなどで探してみてください。
しっかりビールレシピ
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ビールを使った料理には、コクのある煮込み料理のレシピがいくつかあります。ここでは豚肉を使いますが、牛肉・鶏肉でもOK。これを参考にいろいろ作ってみてください。
◆豚肉のビール煮
材料:
豚肉 800グラム(肩ロース肉や豚バラ肉のかたまりがおすすめ)
ニンジン 2分の1本
タマネギ 1個(250グラム)
セロリ 4分の1本
ビール 700ミリリットル(350ミリリットル缶2本)
水 200CC
白ワインビネガー 25CC
砂糖 25グラム(黒糖だとさらにコクができます)
塩 適量
コショウ 適量
サラダ油 適量
1・ニンジン、タマネギ、セロリはみじん切りにします。
2・豚肉は、タコ糸などでしばって成型すると出来上がりがきれいになります。
3・鍋にサラダ油を熱し「1」のみじん切り野菜を入れ、キツネ色になるまで弱火でじっくり炒めます。
4・フライパンを熱しサラダ油を敷いて、塩、コショウした「2」の豚肉を焼きます。周りに焼色が付いたら取り出し、「3」の鍋に入れます。ビール、水、白ワインビネガー、砂糖を加えて強火にし、沸騰したら火を弱めます。アクを取りながら、肉が柔らかくなるまで、2時間程煮込み、塩コショウで味を調えます。
5・肉が柔らかくなったら火を止め、味を浸み込ませます。冷めたら食べやすい大きさに肉を切り分け、再度鍋にもどして温めます。
付け合せに、アスパラやニンジンなど彩りのきれいな野菜を添えると食欲をそそります。一緒に飲むお酒はもちろんビールで!