新発売、サントリー ジャパニーズジン翠(SUI)のソーダ割りが家飲みに超おすすめ!
新発売のサントリージャパニーズジン「翠(SUI)」は、伝統的なジンの8種のボタニカル※に加え、日本の食卓に馴染み深い「柚子・緑茶・生姜」という3種の和素材を使用した、日本人の味覚に合ったジン。おすすめというソーダ割りにして、さっそく家飲みのおつまみと合わせて試してみました。
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目次
ジャパニーズジン「翠」は、ちょっと和風な味わいのジン
サントリー ジャパニーズジン「翠」
サントリー ジャパニーズジン「翠」は、伝統的なジンの8種のボタニカル※を2回に分けて蒸溜して使ったベースジンに、日本の食事に寄り添う和素材3種(柚子・緑茶・生姜)を、それぞれを漬け込んで造った浸漬酒などをブレンドして仕上げた、日本人の味覚に合ったジン。特に家飲みにぴったりな、プレーンソーダ割りがおすすめの爽やかな味わいを目指したのだそう。なるほど、どこか和風の味わいを感じるわけです。
※伝統的なジンの8種のボタニカル:ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート、アンジェリカシード、カルダモンシード、シナモン、ビターオレンジピール、レモンピール
柚子、緑茶、生姜
なぜサントリーが「翠」の味わいを造り出せたのか?
1907年発売の「赤玉ポートワイン」、1936年、サントリー初のジン「ヘルメス・ジン(HERMES GIN)」
この絶妙に和風だけれど「確実にジン」な味わいを、なぜ生み出すことができたのか? その秘密を探ってみました。
あまり知られていないかもしれませんが、サントリーのジン造りの歴史はとても古いのです。サントリーの創業期と言えば1907年発売の「赤玉ポートワイン」、その後1919年に大阪工場が開設、1936年にはサントリー初のジン「ヘルメス・ジン(HERMES GIN)」が発売され、これはなんと「サントリーウイスキー角瓶(1937年発売)」の前年!
これらは創業者の
「日本で洋酒文化を広げたい」
「世界に誇れる国産の製品をつくりたい」
という想いがカタチになった商品でした。100年を超える洋酒造り、80年以上のスピリッツ・リキュール造りの伝統、高度な蒸溜設備や分析力、ウイスキー造りで培った蒸溜やブレンディング技術などのノウハウがあるからこそ完成できたのがサントリー ジャパニーズジン「翠」なんですね。
「翠」は、ベースジンに和素材3種(柚子・緑茶・生姜)それぞれを漬け込んで造った浸漬酒などをブレンド、しかも柚子原料酒は「柚子の果皮浸漬酒」「柚子まるごと浸漬酒」「柚子蒸留酒」の3種類を用いて自然な香りや果実味を表現するというこだわりっぷり。
一般的なジン造りでは、とても真似しようと思わないような複雑な工程の、サントリーならではの製法が、「サントリー ジャパニーズジン 翠」の味わいの秘密でした。
サントリーが世に問う「翠ジンソーダ」とは?
サントリージャパニーズジン「翠(SUI)」ソーダ割り
「翠ジンソーダ」とは、3月10日に新発売の「サントリー ジャパニーズジン 翠」をプレーンなソーダで割った、甘くないシュワシュワドリンク。多くの人にとって、ジンの飲み方はジントニックとか、ちょっと甘いカクテルにして飲むイメージだけど、プレーンなジンソーダって本当においしいのかな? と興味津々です。
サントリーと言えば「やってみなはれ」精神。「サントリー ザ・プレミアム・モルツ 神泡。」や「サントリー 角ハイボール」など、数々の大ヒット商品やムーブメントを起こしてきた企業ですね。「また何かをやってくれたのかもしれない!」と期待してしまいます。
角ハイボール
「たのしいお酒.jp」編集部は、さっそくジャパニーズジン翠を入手して「翠ジンソーダ」を作ってみました。市販の氷を入れたグラスに翠を4分の1くらい注ぎ、プレーンなソーダをそっと入れステアして出来上がり。
ソーダのシュワシュワと一緒に立ち上がるのは、爽やかな柚子の香り、そのあとにジンの特徴であるジュニパーベリーなどがふわっ、飲んでみると爽やかさのなかに緑茶の旨味とほのかな苦み、後味には生姜の辛さでさっぱり感が。どこか和風テイストを感じるジンソーダが完成!コレは和食にも合うかもしれない。
「翠ジンソーダ」は、家飲みのおつまみに合うのか?
サントリージャパニーズジン「翠(SUI)」ソーダ割り
編集部メンバーは、家庭でよく食べられているポテサラ、出汁巻き玉子、からあげなど、いわゆるふつうのおかずと「翠ジンソーダ」を合わせて、実際にペアリングを試してみました。
家庭でよく食べられているポテサラ、出汁巻き玉子、からあげなど、いわゆるふつうのおかずと「翠ジンソーダ」を合わせて
考えてみると、出汁巻き玉子にはお醤油が使われ、焼き鳥に柚子胡椒や七味・タレ、魚の煮付けに針生姜、豚肉は生姜焼、かつおや青魚の刺身には生姜を添えるとおいしい。そして和食には緑茶、ふだんの食事で当たり前の組み合わせですね。
「翠ジンソーダ」、たしかにふつうのおつまみに合う。いや、引き立てているレベル。ワインで言うマリアージュが生まれています。どこか和風で甘くない、すっきりシュワシュワな味わい!
これはハイボール、レモンサワーに続く、第3のソーダ割り。新しい定番ドリンクの誕生を確信した瞬間です。
サントリーが「翠」に込めた思いとは?
サントリージャパニーズジン「翠(SUI)」ソーダ割り
「翠」のボトルは、同じサントリーの高級ジャパニーズクラフトジン「ROKU」同様の六角形透明ボトル。「翠」のイメージカラー・青緑色がアクセントになり、ラベルには「翠」の墨文字が。「どこかで見たような?」と思って調べたら、この墨文字は「サントリーウイスキー響」や「サントリーシングルモルトウイスキー 白州」のラベルの墨文字も描いた書家・荻野丹雪氏の作品でした。
ラベルにはブランドの象徴で、「翡翠」とも書かれるカワセミのイラスト
ラベルにはブランドの象徴で、「翡翠」とも書かれるカワセミのイラストも描かれ、清らかな水辺や清々しさを表現。ジャパニーズジン「翠」を日本中に羽ばたかせたいという思いを込めたそうです。
ふだんの食事にぴったりな、甘くないすっきりドリンク「翠ジンソーダ」。角ハイボールやレモンサワーに加え、「翠ジンソーダ」という新たな選択肢が増えました。糖質やカロリー控えめ、プリン体ゼロなのもうれしい「翠ジンソーダ」、ボトルを用意して、お家でいろんな飲み方・ペアリングを試してみましょう。
私たちはいま、「第3のソーダ割り」という、日本の新たな定番ドリンク誕生の瞬間に立ち会っているのかもしれません!
参考情報
【商品名】サントリージャパニーズジン「翠(SUI)」 700ml(瓶)
【参考小売価格】1,380円(税抜)
【アルコール度数】40%
【発売日】2020年3月10日(火)
【分類】スピリッツ
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