「海(うみ)」はフルーティーな香りがクセになる女性に人気の芋焼酎
「海」は、芋焼酎になじみのない人や、あまりアルコールに慣れていない女性からも支持される芋焼酎。その人気の秘密は、クセの少ない華やかな香りと、サツマイモ由来のほのかな甘味、そして爽快なのどごしにありました。「海」の奥深い魅力やオススメの味わい方を紹介します。
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「海」は天然ミネラル豊富な温泉水から生まれた芋焼酎
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「海」は“海が好き”な焼酎蔵の自信作
「海」を手がけるのは、芋焼酎「さつま大海」で知られる、鹿児島県鹿屋市の焼酎蔵、大海(たいかい)酒造。「海」は、その卸販売会社である大海酒販のオリジナルブランドとして展開している人気の銘柄です。
「海が好き、大海が好き」をキャッチフレーズに掲げるだけあって、大海酒造が手がける焼酎は、「さつま大海」をはじめ「さつまの海」「大海蒼々」「海王」「くじらのボトル」「海からの贈りもの」など、海にまつわる銘柄がズラリ。
なかでも、そのものズバリの「海」は、クセの少ない飲みやすさが魅力の“新美淡麗”な芋焼酎として、幅広い層から愛されています。
「海」は世界的な注目を集める人気銘柄
「海」が全国区の人気銘柄となったきっかけは、2012年に日本の焼酎メーカーとして、初めてパリ・オートクチュールコレクション(パリコレ)で焼酎ブースを設けたこと。
繊細な舌触りと香りのよさで、「焼酎のブルゴーニュ」と呼ばれるほどの評判を呼び、テレビ番組「ガイアの夜明け」でも取り上げられました。「海」は国境を越えた活躍により、その知名度を高めるだけでなく、万人に喜ばれる味わいも証明したのです。
「海」の特徴とおいしさの秘密
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「海」の原料は契約農家で収穫された良質なベニオトメ
「海」が原料とする芋は、地元の契約農家で栽培された「ベニオトメ」。ベニオトメは、焼き芋など食用に適した甘味の強い品種ですが、焼酎の原料に用いると、濃厚な甘い香りを引き出します。
鹿児島の大地で育った味わい豊かなベニオトメの風味こそ、「海」が女性にも喜ばれる大きな理由と言えるでしょう。
「海」は天然アルカリイオン水「温泉水 寿鶴」で仕込む
「海」が仕込み水に使うのは、地下800メートルから湧き出る温泉水「寿鶴(じゅかく)」です。
「寿鶴」の最大の特徴は、通常の温泉水の100倍以上のゲルマニウムが含まれていること。水溶性のゲルマニウムは朝鮮人参や霊芝、サルノコシカケなどの健康食材に含まれていて、その名のとおり、長寿をもたらす成分として注目されています。
「海」のおいしさの決め手は黄麹と減圧蒸留
「海」のこだわりは、原料芋や仕込み水だけではありません。麹造りには、フルーティーな焼酎の代名詞とも言うべき黄麹を使用。低温で丁寧に発酵させた醪(もろみ)を減圧蒸溜で仕上げることで、雑味を抑えたクセのない味わいに仕上げています。
「海」のおすすめの飲み方
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「海」のイチオシの飲み方は温泉水での「前割り」
「海」はロックや水割り、ストレートなど、どんな飲み方でもおいしくいただけますが、なかでもイチオシなのが、「海」の仕込み水に使われる温泉水「寿鶴」で割って、数日間寝かせた「前割り」です。
アルコール度数15%程度になるよう前割りし、ワイングラスでいただく「海」の味わいは格別なもの。フルーティーな香りをたのしむなら15度前後の「涼冷え」で、キリリとした味わいをたのしむなら10度前後の「花冷え」がおすすめです。
「海」を割るための「温泉水寿鶴」は通販で購入可能なので、詳しくは、大海酒造の公式サイトで確認してください。
「海」はその名のごとく、大海を思わせる包容力を持った芋焼酎。やさしく、おだやかな飲み口は、芋焼酎ビギナーにもオススメです。ぜひ、一度お試しください。
製造元:大海酒造株式会社
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