「横浜ベイブルーイング」 世界一のピルスナーを追い求めて【神奈川のクラフトビール】
「横浜ベイブルーイング」は、正統派ピルスナースタイルのクラフトビールで人気のブルワリー。ピルスナーの発祥地であるチェコにまで赴き、その伝統的な製法を取り入れたビール造りには、「世界一のピルスナー」へのこだわりが込められています。
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「横浜ベイブルーイング」のビール造りへのあくなき挑戦
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「横浜ベイブルーイング」は、近年、クラフトビールの激戦区となっている横浜でも高い人気を誇るブルワリー。横浜市戸塚区のビール醸造工場に加えて、「ベイブルーイング関内本店」「ベイブルーイング戸塚店」という2店のブルーパブを構えています。
現在、「横浜ベイブルーイング」のオーナー兼ブルーマスターを務める鈴木真也氏は、大学時代に出会ったチェコ産のピルスナースタイルのビールが忘れられず、ビール造りへの夢を実現するため、横浜の著名ブルワリーに就職しました。
やがて、醸造長を任されるまでになった鈴木氏は、いよいよ独立を決意し、横浜市関内に「BAY BREWING YOKOHAMA」(現在のベイブルーイング関内本店)を開業。2012年1月には念願の醸造免許を取得し、憧れの自家製ビール造りへの第一歩を踏み出しました。
その後、2015年には事業を法人化して、自社ブルワリー「横浜ベイブルーイング戸塚工場」を設立し、翌年には本格稼動を開始。「世界一のピルスナーを造る」という鈴木氏の夢は、その実現に大きく近づきました。
現在もなお、夢の実現に向けて、日々、試行錯誤を重ねるなど、あくなき挑戦が続いています。
「横浜ベイブルーイング」のピルスナーへのこだわり
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「横浜ベイブルーイング」のこだわりである「ピルスナー」とは、下面発酵によって造られるラガービールの一種。1人当たりのビール消費量が世界一といわれるチェコで生まれたスタイルで、美しい黄金色と、スッキリとキレのある味わいが特徴のビールです。現在では「ラガーといえばピルスナー」といわれるほど一般的なスタイルで、世界各国でバリエーション豊かなピルスナーが造られています。
「横浜ベイブルーイング」を開設した鈴木氏もまた、こうしたピルスナーの魅力にとりことなった一人。「理想のピルスナーを造りたい」という想いがこうじて、発祥の地であるチェコのピルゼン市に赴き、現地の伝説的なブルワーに師事して伝統的な製法を学んだとのこと。その情熱は生半可なものではありません。
こうした努力が実を結び、鈴木氏が造る「ベイピルスナー」は、チェコ最大のビール審査会「GOLD BREWERS SEAL2014」で見事に優勝。この「ベイピルスナー」はその後も改良を加えられながら、いまなお「横浜ベイブルーイング」を代表するビールとして多くの人に親しまれています。
「横浜ベイブルーイング」のおすすめビールを紹介
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「横浜ベイブルーイング」では、麦芽とホップの苦味が絶妙なピルスナースタイルのビールを中心に、さまざまなスタイルのクラフトビールを提供しています。そのなかから代表的なビールを紹介します。
【ベイピルスナー】
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