和歌山に行って飲んでみたい! おすすめの日本酒(地酒)【近畿編】
和歌山県は、世界遺産に登録された高野山や熊野三山を有する、自然と歴史に満ちた県。数多くの日本酒の蔵元があり、それぞれ自慢の味を競っています。国際コンクールで誉れ高い賞に輝くなど、世界的にも注目を集める和歌山のお酒の魅力を紹介します。
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熊野の自然に育まれたコクとキレに優れた酒【太平洋(たいへいよう)】
明治2年(1869年)創業の尾崎酒造が蔵を構える新宮市は、紀伊半島の南端に位置し、熊野三山を擁する奥深い森林と、半島最大の一級河川・熊野川、そして太平洋に囲まれた自然豊かな地域です。
その代表銘柄である「太平洋」は、その名に恥じぬ広大な気宇をもって醸された酒。日本酒への新しい親しみ方を提案するコンテスト「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」にて最高金賞を獲得するなど、数多の賞に輝くこのお酒は、コクとキレが共存するバランス良好な味わい。燗、冷やどちらでもそれぞれのよさが引き立ち、飲むタイミングを選びません。
製造元:尾崎酒造株式会社
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スケールの大きな自然と重厚な歴史に恵まれた和歌山県では、今も地域の風土に根ざした数々の地酒が育まれています。新しい日本酒のたのしみ方にも柔軟に対応した酒造りを行っている蔵元が多いため、日本酒ビギナーも親しみやすいことでしょう。
和歌山県酒造組合連合会