熊本の焼酎【かなた】オン・ザ・ロックで飲みたい米焼酎
「かなた」は、「球磨(くま)焼酎」の蔵元のひとつ、恒松酒造本店を代表する米焼酎です。スッキリとして飲みやすい味わいは多くの人に親しまれ、世界的な鑑評会でも高い評価を得ています。今回は「かなた」がもつ魅力について見ていきましょう。
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「かなた」の魅力は、スッキリとしたクセのない味わい
出典:恒松酒造本店サイト
「かなた」は、世界的に認められている「球磨(くま)焼酎」の蔵元のひとつ、恒松酒造本店の主力銘柄となる米焼酎です。
恒松酒造本店の創業は、今から約100年前の大正6年(1917年)。長い歴史のなかで培われてきた伝統的な製法を守り続けながらも、新たな挑戦を続けています。さまざまな麹菌や酵母の性質を利用して、新たな発想の焼酎を開発し続けていますが、「かなた」もそんなブランドのひとつです。
「かなた」の特徴は、スッキリとした軽い飲み口。あと味にクセが残りません。それでいて原料米のもつ豊かでさわやかな吟醸香を引き出しており、まるで日本酒の「吟醸酒」のようなまろやかな甘味が広がります。こうした「かなた」の特徴は、多くの人に親しまれる飲みやすさを突きつめた果てに生まれたもの。恒松酒造のこだわりの結晶といえる焼酎です。
「かなた」オン・ザ・ロックで吟醸香を堪能
Dreaming Poet / Shutterstock.com
「かなた」は、ほかの球磨焼酎と同様に、ストレートや水割り、お湯割りと、どんな飲み方にもマッチする焼酎です。
なかでもおすすめしたい飲み方が、オン・ザ・ロック。大きく砕いた氷をロックグラスに入れて、そこに「かなた」を注ぎキンキンに冷やして飲んでみてください。オン・ザ・ロックにすることで、「かなた」がもつさわやかな吟醸香が一瞬にして口に広がり、すがすがしい味わいが引き立ちます。
「かなた」がオン・ザ・ロックに適している理由は、その香り高さとスムースな味わいです。この特徴を生み出しいているのは、恒松酒造本店伝統の減圧蒸溜製法です。減圧蒸溜では、蒸溜段階でかける圧力を減らし、低い温度で沸騰させます。これにより、軽くてスッキリとした飲み口の焼酎ができあがるのです。
「かなた」は、米国トップクラス鑑評会でも高評価
出典:恒松酒造本店サイト
「かなた」は焼酎マニアから支持されるとともに、幅広い層から愛されるブランドです。その味わいのよさや優れた品質は、国内はもちろん、海外の酒類コンクールでも高評価を得てきました。
例えば、毎年アメリカで開催される世界的な鑑評会「ロサンゼルス・インターナショナル・コンペティション」の米焼酎部門でも、輝かしい成績をおさめています。2016年にはゴールドメダル、2017年にはシルバーメダルと、いずれも上位を占めており、今後の評価も期待されるところです。
「かなた」以外にも、恒松酒造本店が製造する米焼酎「球磨拳(くまけん)」や芋焼酎「徹宵(てっしょう)」も、同様に多くの賞を獲得しています。これもひとえに、蔵元の伝統と革新を合わせたていねいな焼酎造りのたまものといえるでしょう。
スッキリと飲みやすい味わいと豊かな吟醸香をもった「かなた」は、軽やかさと高い香りを同時にたのしめる焼酎です。世界的に高い評価を得ていることからもわかる「かなた」の魅力を、ぜひ自身の舌で確かめてみてください。
製造元:株式会社恒松酒造本店
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