大分の焼酎【おこげ】独特の香りがクセになる玄人向きの麦焼酎

大分の焼酎【おこげ】独特の香りがクセになる玄人向きの麦焼酎
出典 : yasuhiro amano/ Shutterstock.com

「おこげ」は、「煎焦仕込み」というこだわりの製法で醸し出した強烈な味と香りで、焼酎ファンから熱狂的な支持を集める、個性豊かな麦焼酎。焼きおにぎりのような、懐かしさを感じさせる香りで、焼酎好きを魅了するおいしさの秘密に迫ります。

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「おこげ」は日田の老舗蔵が生んだ独創的な麦焼酎

「おこげ」は日田の老舗蔵が生んだ独創的な麦焼酎

出典:老松酒造サイト

「おこげ」は寛政元年(1789年)から大分県日田地方で焼酎造りの技を磨いてきた老舗蔵、老松酒造が特約店だけの限定販売品として開発した銘柄(老松酒造のサイトにも掲載されていません)。麦を原材料としながら、日頃、芋焼酎を愛飲する人たちからも絶大な支持を集める、型破りな麦焼酎です。

「おこげ」は、これまでにない発想で造られた、玄人向きの焼酎として知られています。最大の特徴は、奇抜な銘柄名からも連想される、麦が焦げたような香ばしさです。
その独特な風味は「麦チョコのよう」と表現されることも。お湯割りにしたときに、ふんわりと立ち上がる芳醇香は、焼酎ファンならずとも、飲む人の心をもつかんで離しません。

「おこげ」は、玄人向きといっても、クセが強すぎるわけではありません。香りと味の主張が強いわりに雑味は少なく、甘口で飲みやすいため、女性はもちろん、焼酎やお酒そのものを飲み慣れていない人にも親しまれています。

「おこげ」の香味を特徴づける「煎焦仕込み」

「おこげ」の香味を特徴づける「煎焦仕込み」

LittlePerfectStock/ Shutterstock.com

「おこげ」は、日本人にとって食欲の原点ともいえる、お米を焦がしたときの香ばしさを、麦焼酎に反映させようと開発された銘柄です。

原料となる麦は、香りを引き立てる大麦と、麦茶や麦焦がしなどにも使われ、ワイルドな風味を醸し出す裸麦(ハダカムギ)の2種類。黒麹のもつ分解抽出力を駆使して、2種類の麦から独特な香りと味を抽出します。

加えて特筆すべきは、麦を焦がしてから煎じる「煎焦仕込み法」。この独自の製法から生まれた醪(もろみ)から、ふんわりとした焦げ味香りを引き出すため、おこげ専用の常圧蒸溜器を開発。こうしたこだわりによって、おこげ特有の強烈な香りと味が生まれるのです。

「おこげ」の香ばしさが際立つ「円熟 おこげ 煎焦仕込み」

「おこげ」の香ばしさが際立つ「円熟 おこげ 煎焦仕込み」

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「おこげ」の定番は「おこげ 煎焦仕込み」ですが、さらなる香ばしさをたのしみたい人には「円熟 おこげ 煎焦仕込み」がおすすめです。

おこげ専用の常圧蒸溜器を用いて、旨味の詰まったもろみの中間層だけをろ過するという「中取り」で製造。アルコール度数は通常の「おこげ」よりも5度高い30度ですが、軽めにローストされた樫樽で約5カ月にわたって熟成することで、口当たりはとてもまろやか。「麦チョコ」を思わせる風味も際立つ逸品に仕上がっています。

「おこげ」の個性をたのしむなら、お湯割りで飲むのがおすすめ。独特の香りはもちろん、麦の旨味や甘味も堪能できるので、ぜひ試してみてください。

製造元:老松酒造株式会社
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