埼玉に行って飲んでみたい! おすすめの日本酒(地酒)【関東編】

埼玉に行って飲んでみたい! おすすめの日本酒(地酒)【関東編】
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埼玉県の日本酒生産量は全国でもトップ5に入ります。荒川と利根川の豊かな水流を活かし、伝来の醸造技術で醸される埼玉の地酒は、全国新酒鑑評会でも高い入賞率を誇ります。そんな埼玉県の酒造りの魅力を見てみましょう。

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埼玉のそのほかの注目銘柄

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酒造りに適した自然条件がそろう埼玉県には、ほかにもたくさんの注目銘柄があります。

伝統とチャレンジの融合で邁進する【菊泉(きくいずみ)】

レンガ製の煙突をシンボルとする滝澤酒造は、文久3年(1863年)の創業以来、手造りの日本酒造りを守り続ける蔵元。大吟醸の搾り作業も手作業で行うという徹底ぶりです。
蔵元のある深谷の地は、レンガの産地でもあります。保温性や保湿性に優れたレンガは麹造りにピッタリとされていますが、滝澤酒造の麹室もまたレンガ製です。
その代表銘柄である「菊泉」が広く認知されるようになったきっかけは、1993年から全国新酒鑑評会の金賞常連となったこと。近年は「インターナショナルワインチャレンジ(IWC)」でもゴールドメダルを獲得するなど、海外からも高く評価されています。

製造元:滝澤酒造株式会社
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「さけ武蔵」の特徴を活かして造る1本【寒梅(かんばい)】

寒梅酒造は文政4年(1821年)の創業以来、品質一筋をモットーに日本酒造りに取り組んでいる蔵元です。現在、この蔵の杜氏を務めるのはまだ30代の若手。代表銘柄である「寒梅」は、老舗蔵の伝統と、若き杜氏の挑戦により、今もなお進化を続けており、全国新酒鑑評会において2015年から3年連続で金賞を獲得しています。
「寒梅」の特徴は、埼玉県オリジナルの酒造好適米「さけ武蔵」を積極的に使用していること。なかでも「寒梅 純米大吟醸 さけ武蔵」は、さけ武蔵の特徴を活かしたふくよかな吟醸香と酸味のバランスが絶妙な1本です。

製造元:寒梅酒造株式会社
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3年以上の熟成期間でじっくり育てる【ひこ孫(ひこまご)】

日本で初めて全量純米酒とした神亀酒造の日本酒といえば、蔵の名を冠した「神亀」に注目が集まりがちですが、もうひとつの代表銘柄が「ひこ孫」も忘れてはいけません。
スタンダードな「純米酒 ひこ孫」は3年以上常温で熟成させたもの。「ひこ孫 純米吟醸」や「ひこ孫 純米大吟醸」は3年以上低温で熟成させており、熟成温度による味の違いをたのしめます。
「ひこ孫」は「神亀」より熟成年数が長いため、鼻に抜けるような独特の芳香をたのしみたいときにおすすめ。熱燗でゆるりと飲みたい、そんな1本です。

製造元:神亀酒造株式会社
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熊谷市唯一の蔵元が醸す埼玉の味【直実(なおざね)】

埼玉県には、荒川と利根川の流域を中心に、多くの蔵元がありますが、熊谷市では唯一の蔵元が「直実」で知られる権田酒造です。江戸末期にあたる嘉永3年(1850年)の創業以来、伝統を受け継ぎながらも、常に改良を加え、ていねいな酒造りを続けてきました。
なかでも「直実 純米大吟醸」は、地元埼玉産の原材料にこだわった、まさに埼玉の地酒。酒米には埼玉県オリジナルの熊谷産「さけ武蔵」、酵母にも埼玉独自の「埼玉F酵母」を使用しています。やさしい甘さが特徴的でありながら、ほのかな酸味が感じられる仕上がりです。

製造元:権田酒造株式会社
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