宮崎の焼酎【百年の孤独(ひゃくねんのこどく)】幾重にも重なる風味と香り

宮崎の焼酎【百年の孤独(ひゃくねんのこどく)】幾重にも重なる風味と香り
出典 : Payless Images/shutterstock.com

「百年の孤独」は、焼酎一筋を貫く黒木本店が産んだプレミアム級の麦焼酎。樫樽のなかでゆっくりと熟成させることで生まれる、幾重にも重なった風味と香りが焼酎ファンを魅了。著名人にも愛されてきた逸品です。

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「百年の孤独」は樽で熟成させるウイスキーのような焼酎

「百年の孤独」は樽で熟成させるウイスキーのような焼酎

Maksym Gorpenyuk/ Shutterstock.com

「百年の孤独」の蔵元、黒木本店は、明治18年(1885年)の創業以来、「焼酎一筋」を掲げてきた老舗の焼酎蔵です。
「百年の孤独」は、黒木本店の名を一躍、全国区にした麦焼酎。その特徴は、ウイスキーやブランデーのように、原酒となる芋焼酎を樽のなかで3年間にわたって長期熟成させること。まだ焼酎を熟成させるという発想がなかった昭和末期、時代に先駆けて生まれたこの焼酎は、またたく間に全国の焼酎ファンの注目を集めました。

じっくりと熟成されることで生まれるまろやかさや、樫樽のなかで育まれるオークやシガーの香りは、他の焼酎にはない独自の魅力。
上品な香りに誘われるように口に含めば、ココナッツや麦など穀物の香りが幾重にも広がる複雑な味わいがたのしめます。

「百年の孤独」といえば、文学好きであれば、南米・コロンビアのノーベル賞作家、ガブリエル・ガルシア=マルケスの作品のタイトルだと気づくはずです。そこに描かれたのは、未開と文明、神話と異文化が混在する世界のあり方。「百年の孤独」を飲むことで、かつては文学青年だったという黒木本店の4代目当主が、この小説を読んだ際に受けた衝撃を、想像することができるでしょう。

「百年の孤独」は、豊かな自然が育む理想の焼酎

「百年の孤独」は、豊かな自然が育む理想の焼酎

Mie Mie/ Shutterstock.com

「百年の孤独」の豊かな味わいは、単に長期熟成によるものだけではありません。その原酒となる麦焼酎「中々(なかなか)」は、それ自身がファンの多い味わい深い酒であり、そのおいしさは、南九州の豊かな大地と森、水に由来します。

黒木本店は、豊かな水と大地に恵まれた宮崎の地を、焼酎造りに最適な地ととらえ、この風土を含めた焼酎造りの伝統文化を、大切に継承していきたいと考えています。
そうした考えを実践するのが、自ら運営する農業生産法人「甦る大地の会」です。40ヘクタールにおよぶ畑で、心を込めた造られた麦が、原酒である「中々」の、そして「百年の孤独」の味わいを支えているのです。

「百年の孤独」を水割りとお湯割りで飲みくらべ

「百年の孤独」を水割りとお湯割りで飲みくらべ

NOBUHIRO ASADA/shutterstock.com

「百年の孤独」の味わいをシンプルに堪能するなら、ストレートもしくはロックがおすすめです。アルコール度数が40度と高いため、あまりお酒が強くないという人は、水割り、もしくはお湯割りにしてもよいかもしれません。

水割りにすると、麦の風味がさらに豊かになって、甘味と香ばしさがたのしめます。氷を多めに入れたグラスに、お好みの量の「百年の孤独」を入れ、ミネラルウォーターを注げばできあがり。
焼酎と水の割合は、6:4、5:5くらいが一般的な比率ですが、実際に味わいながら、自分好みの比率を探してみましょう。

お湯割りにすると、焼酎本来の風味が少しやわらいで、丸みのある味わいをたのしめます。お湯割りを作るときは、お湯が先で「百年の孤独」をあとに注ぐのがポイント。ふわっと広がる湯気からも、穀物の香りがうっすらと感じられ、体に染み入るおいしさです。

「百年の孤独」はその製法ゆえに生産量が少なく、なかなか出会えない銘柄です。飲むチャンスがあれば、豊かな香りと味わいを心ゆくまで堪能ください。

製造元:株式会社 黒木本店
公式サイトはこちら

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