北海道のビール【ニセコビール】雪景色が似合うクラフトビール

北海道のビール【ニセコビール】雪景色が似合うクラフトビール
出典 : cjmac/ Shutterstock.com

「ニセコビール」は、北海道ニセコ町を代表する個性的なクラフトビール。スキーやスノーボードを目当てにたくさんの観光客が訪れる町で、新しい産業として注目されています。そんな「ニセコビール」の特徴と魅力を探ってみました。

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「ニセコビール」は、スキーリゾート地、ニセコ発の地ビール

「ニセコビール」は、スキーリゾート地、ニセコ発の地ビール

Gowithstock /shutterstock.com

「ニセコビール」は、スキーリゾート地として国内外に名を知られるニセコ町の地ビールです。
もともと地域の人々に愛されてきた地ビールブランドでしたが、残念ながら2010年頃に醸造場が閉鎖。これを惜しんだ地域の人々が、その名を継ごうと、次々に手を挙げたそうです。
そんななか、ニセコビールの大ファンだった地元デザイナーが、2014年に醸造免許を取得し、復活を果たしたのです。

新生「ニセコビール」のブルワリーは、もともと商工会議所だった建物を、地元の協力で借り受けたもの。1階はオフィスのようなスペースに醸造タンクが並んでいますが、2階はデザイナーならではのセンスが光るビアレストラン「NISEKO TAP HOUSE」として、地元の人々が集まる場となっています。

「ニセコビール」は道産素材を使った個性派ビール

「ニセコビール」は道産素材を使った個性派ビール

Brent Hofacker/shutterstock.com

「ニセコビール」を再建するにあたっては、甲府のビール醸造所で、日本でも有数の醸造エンジニアからビール造りを学んだといいます。
そこで身につけたのは、ビール醸造のための基本的な技術に加え、地ビールに欠かせない、地域ならではの個性の出し方でした。道産素材を使った個性派ビールの数々は、この経験を活かして造られたものです。

その代表例が、北海道産の鮭節や昆布、しいたけを使用したポータービール「蝦夷(えぞ)」です。
ニセコ発のビールを造るにあたって考えたのは、北海道の海の幸にしっくりくるクラフトビールが望ましいということ。海の幸をメインにした和食と一緒にたのしめるビールを造るべく、地元の産物でとったダシの風味を利かせた「蝦夷」を生み出しました。

こうして生まれた「蝦夷」は、北海道加工食品コンクールで奨励賞を獲得するなど、高い評価を得ています。美食の宝庫である北海道のお墨付きを得たビールとして、地元はもとより、全国的に名前が知られる有名醸造所の仲間入りを果たしました。

「ニセコビール」各種を飲みくらべ

「ニセコビール」各種を飲みくらべ

Kaiskynet Studio/ Shutterstock.com

「ニセコビール」の定番は、前出の「蝦夷」に加え、「山吹」「残照」「ロゼ撫子」の4種類です。それぞれの特徴を紹介しましょう。

山吹(やまぶき)

ニセコの湧水を使った、クリアですっきりとした味わいのピルスナータイプ。ホップの香りとほどよい苦味、酵母の甘味のバランスがよく、飲みやすいビールです。

残照(ざんしょう)

柑橘系の香りに芳醇な麦芽フレーバーが重なるさわやかなエールタイプ。茶褐色のやや深い色味をしているものの、口当たりは軽く夏にぴったりのビールです。

ロゼ撫子(ろぜなでしこ)

ワインのような深紅が美しいロゼビール。余市産の葡萄を使ってほのかな甘味とフルーティさをプラス、苦いビールが苦手な女性におすすめです。

蝦夷(えぞ)

鮭節や昆布、しいたけなどニセコの海産物で風味付けした個性的なポータービール。麦芽の香りと山海の恵みが相乗効果を発揮して、複雑で濃厚な旨味に変わります。

このほかにも、北海道産のかぼちゃを使ったフルーツビールもラインナップするなど、「ニセコビール」はさまざまな挑戦を続けています。

「ニセコビール」の醸造場の2階にあるビアレストラン「NISEKO TAP HOUSE」は、地元の人と観光客が一緒になってビールを飲めるたのしい空間。ニセコに出かける際には、足を伸ばしてみるのはいかがでしょうか。

製造元:ニセコビール株式会社
公式サイトはこちら

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