栃木に行って飲んでみたい! おすすめの日本酒(地酒)【関東編】

栃木に行って飲んでみたい! おすすめの日本酒(地酒)【関東編】
出典 : Krikkiat / Shutterstock.com

栃木は、日光東照宮に那須高原と、由緒ある観光名所も多い県。高度があるため、四季を通じて都心より気温は低く、名水に恵まれた米処です。栃木で造られる日本酒の特徴と、おすすめの銘柄を紹介します。

  • 更新日:
栃木のそのほかの注目銘柄

taa22/ Shutterstock.com

栃木の蔵元の酒造りへのこだわりは、個性的な銘柄の数々にも見ることができます。こちらでは、多種多様な栃木の酒を紹介しましょう。

先進的で挑戦的な新進気鋭の酒【望(ぼう)】

外池(とのいけ)酒蔵店は、「益子焼」で有名な益子市において昭和12年(1937年)に創業。代表銘柄である「燦爛(さんらん)」は、全国新酒鑑評会で何度も金賞に輝くなど、全国的な知名度をもつ地酒です。そんな蔵元が、2012年から新たに立ち上げた銘柄が「望」。そのコンセプトは、「未来の日本酒への挑戦」です。原料米には「とちぎ酒14」や「とちぎの星」など栃木産の酒造好適米だけでなく、秋田産「酒こまち」や福井産「越の雫」など多様な品種を使用するなど多くの挑戦が積み重ねられています。
その味わいは、芳醇な香りとやさしい甘さの口当たりの奧からさわやかな酸味が訪れる、凜とした透明感が特徴。国内外の品評会で高評価を得ているという実績も納得の逸品です。蔵元での販売は行わず、流通限定販売なので注意してください。

製造元:株式会社外池酒造店
公式サイトはこちら

穏やかで口当たりよい力強くもやさしい味【東力士(あずまりきし)】

「東力士」を造る島崎酒造は、嘉永2年(1849年)創業という長い歴史をもつ蔵元。印象的な銘柄の由来は、2代目当主が大の相撲好きだったことからつけられたものだとか。
その酒造りの特徴は、那須岳を源流とする那珂川の伏流水を仕込み水として、原材料の米にもこだわりながら、旨味と甘味を存分に引き出していること。穏やかな果実香にふくよかな味わいが特徴で、口当たりよくさっぱりと飲めます。
もうひとつの特徴が、第二次世界大戦時に作られた地下工場跡地の洞窟を利用した「洞窟熟成」。「東力士」の熟成酒もあり、こちらは蔵元限定で販売しています。キレのよさを残しながら、熟成によってまろやかさと軽やかさが加わったその風味を、ぜひ一度お試しください。

製造元:株式会社島崎酒造
公式サイトはこちら

那須の清流が育んだすっきりとした味わいの銘酒【大那(だいな)】

菊の里酒造は、慶応2年(1866年)に創業した、栃木県内でも小規模な蔵元のひとつです。看板ブランドである「大那」は、現当主が試行錯誤の末に生み出したもので、雑誌に紹介され、海外でも高い評価を受けるなど、極めて高い人気を集めています。
地元・那須産の酒造好適米「五百万石」や、那須高原から得られる豊かな仕込み水など、「大いなる那須の恵み」を活かして造る「大那」は、やさしい酸味ですっきりとした飲みやすさが特徴。“芳醇甘口”が主流とされる栃木の日本酒のなかでは珍しいその味わいは、どんな料理にも合わせやすい点も大きなポイントです。

製造元:菊の里酒造株式会社
公式サイトはこちら

羽のように軽く水のように繊細な味わい【羽水(うすい)】

「羽水」は、先に紹介した「仙禽」の蔵元、せんきんが新たに開発した銘柄。2017年に全国の蔵元と酒屋さんによるネットワーク「日本名門酒会」のプライベートブランド(PB)として誕生しました。
そのコンセプトは、「羽のように軽やか、水のように緻密な、究極の食中酒」。きめ細かくなめらかで、やわらかい口当たりと味わいに、すっと消えるようなあと味が特徴です。
せんきん伝統の技が活かされていながら、「仙禽」とはまったく違った魅力を引き出しています。羽毛のような軽やかさが特徴の「純米酒」、酸味がありながらも重さは控えめな「生酛(きもと)」の2種のほか、限定で「ひやおろし」と「おりがらみ」が販売されています。

製造元:株式会社せんきん
公式サイトはこちら

おすすめ情報

関連情報

日本酒の基礎知識