南ドイツ生まれのヴァイツェンビールのおすすめ銘柄とは?

南ドイツ生まれのヴァイツェンビールのおすすめ銘柄とは?
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ドイツの定番のスタイルといえば、ヴァイツェンビール。日本では、ヴァイスビア、白ビール、小麦ビールなどの呼び名があり、一般的に飲まれているビールよりも苦味が少なくフルーティーで飲みやすいため、女性にも人気の高いビールです。

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ヴァイツェンビールってどんなビール?

ヴァイツェンビールってどんなビール?

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ヴァイツェンビールは、ドイツ語で「小麦」を意味するヴァイツェンという名のとおり、一部に小麦を使った南ドイツ生まれのビール。一般的なビールには少ない、バナナのような香りを持っていることが特徴です。そのフルーティーな香りと、苦みの少ない柔らかい味わいで、女性からの人気が高いビールです。とくに、濾過せず濁ったヴァイツェンは、「ヘーフェ(酵母)ヴァイツェン」と呼ばれ、瓶底に酵母が沈殿しているため、グラスに注ぐと白く淀んだ色となります。

ビールが苦手な人も飲みやすい! その味の特徴は?

ビールが苦手な人も飲みやすい! その味の特徴は?

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昔の伝統的なヴァイツェンは、小麦の味をいかした重めのものでしたが、最近は軽い飲み心地で、アルコール度数も低くライトなものが主流です。

軽やかに喉を通り過ぎながら、心地よい酸味、フルーティーで苦味も抑えめな傾向なので、ビールの苦さが苦手という人でもするすると飲めてしまうスムーズな飲み口です。

ヴァイツェンのおすすめ銘柄3つ

ヴァイツェンのおすすめ銘柄3つ

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◆エルディンガー「ヴァイスビアチャンプ」/
ドイツでもっとも飲まれているヴァイスビアシリーズであるエルディンガー。華やかなで香りで、ヴァイツェンの中でもアルコール度数が低く、飲みやすいのが特徴。夏に飲みたくなるビール!といわれるのも納得です。

◆シェッファーホッファー「ヘーフェ ヴァイツェン」/
グイグイ飲めるビールとして、幅広い年齢層に支持される現在のヴァイツェンを作り出した先駆者シェッファーホッファー。定番のヘーフェ ヴァイツェンは、フルーティーで濃厚な香りにオレンジの様な酸味が適度に感じられ、ヴァイツェンらしさを失わずに、コクがありつつも軽やかな口当たり。どんな料理にも合わせやすい白ビールです。

◆フランチスカーナー「ヘーフェ ヴァイスビア」/
酵母の自然な濁りが特徴的な、旨味たっぷりの力強い味わい。小麦麦芽を贅沢に使用した、伝統的な製法で造られたビールは、口に含んだ瞬間はまろやかでフルーティー、喉を通り過ぎるとスパイスなどの香りを感じます。そして料理を食べてもう一度飲むと、また違う表情を見せる繊細で複雑な味わいを見せます。多くのドイツビール好きから高い支持を得るヴァイツェンです。

昨今のクラフトビールの盛り上がりのなかで、日本でもヴァイツェンは造られています。たとえば、銀河高原ビールの手掛ける「J-CRAFT 爽快のヴァイツェン IWATE SAWAUCHI」。麦芽とホップと水のみを原料とし、小麦麦芽を50%以上配合するドイツの伝統的な製法で造られたフルーティーな香りとまろやかなコクが特徴。ヴァイツェンの魅力を伝える1本です。

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