ジャパニーズウイスキーの名品3選!飲み方を変えてたのしもう!
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飲み方で味わいも変わるウイスキー
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蒸留所のある場所、使われている原料、仕込み水、酵母、蒸留方法、熟成樽、熟成年数など、さまざまな要因が味わいを左右するウイスキー。味わい、香りのバリエーションは無限にあるといっても過言ではなく、その奥深さがウイスキー愛好者を虜にしている要因のひとつです。
さらにウイスキーがおもしろいのは、ストレート、ロック、トワイスアップ、ハイボール、お湯割りなど、飲み方によっても香りも味わいも大きく変化する点。水を加えることで味がはっきりとしたり、香りが増すなど、ウイスキーのたのしみ方はさらに広がります。
“初心者だからハイボール”“初心者はまず手頃なブレンドから”といった決めごとは作らず、さまざまな銘柄、飲み方にチャレンジするのがおすすめです。
華やかな香りを水割りで飲む「響」
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ジャパニーズウイスキーを代表するブレンデッドウイスキー「響」。四季のはっきりとした気候のなかでゆったりと熟成させ、日本人の繊細な感性と匠の技で作り上げた銘酒として世界的にも高い評価を得ています。
響の魅力は、なんといっても芳醇で華やかな香り。スイートでクリーンな香りは誰からも好まれる上品さがあります。味わいはクリアな甘みと穏やかなスパイシーさのバランスが絶妙で、ストレートはもちろんですが、水割りやお湯割りにしてもその香りと甘みのバランスがくずれない高い完成度。
食前から食後まで、どのタイミングにも合うウイスキーですが、一緒に楽しむならやはり和食がおいしい。ウイスキー初心者にもぜひ試してもらいたい銘柄のひとつです。
どんな飲み方でもおいしい「山崎」
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日本が世界に誇るシングルモルト「山崎」。クセが少なく飲みやすいのに深みがあって華やかという、ジャパニーズウイスキーらしい魅力を存分に堪能できる銘柄です。
熟成にはワイン樽とミズナラ樽を用い、華やかな甘みとクリーンな香りが同居する複雑で芳醇な香味を実現。味わいはリッチで上品な甘みを感じさせ、飲み方を選ばない秀逸なバランスです。
華やかさ、樽香など山崎ならではのリッチな香味を存分にたのしみたいならストレートで。凝縮された香りをさらに華やかに、そしてゆっくりと変化する様をたのしむならロックもよし。食中酒としてたのしむならば、水割りやハイボールも。1対2や1対3くらいの濃い目のほうがより香味が引き立ち、山崎らしさを堪能できます。
ゆっくり飲みたい「余市」
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