絶妙なブレンドが織りなす味わい! 人気ブレンデッドスコッチ

絶妙なブレンドが織りなす味わい! 人気ブレンデッドスコッチ

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ブレンデッドスコッチとは

Matteo Gabrieli/ Shutterstock.com

近年のウイスキー人気を支えているひとつとして挙げられるシングルモルトブーム。もともとスコットランドで飲まれていた地酒がイギリスを発端に世界中に広がっていった背景には、ブレンデッドウイスキーの登場が大きな要因といわれています。

というのも、元来のスコッチは大麦のみを原料としたモルトウイスキー。個性が強いためウイスキーを飲みなれていない世界の人たちにはなかなか受け入れられなかったのです。

そこに登場したのが、大麦以外を原料としたグレーンウイスキーとモルトウイスキーの原酒同士を合わせたブレンデッドウイスキー。モルトウイスキーに比べてクセが少なく軽い味わいのグレーンと調合することで、万人受けする洗練した味わいを作りだせるようになったのです。

数多ある蒸留所の原酒をブレンドするのはまさに職人技で、担当するのはブレンダーと呼ばれるウイスキー職人たち。ウイスキーの世界でよくいわれる“シングルモルトは土地が育む、ブレンデッドは人が造る”という言葉どおり、ブレンダーの数だけブレンデッドの魅力があり、シングルモルトとはまた違った味わいとたのしみ方がある奥深い世界です。

ブレンデッドスコッチの代表「ジョニーウォーカー」

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世界でもっとも売れているウイスキーであり、スコッチのブレンデッドウイスキーを代表する「ジョニーウォーカー」。日本ではラベルの色から“ジョニ黒”“ジョニ赤”と呼ばれ続ける有名ブランドです。映画や「サザエさん」などのマンガにもたびたび登場していたほどで、ジョニ黒はかつて一般庶民にとって高嶺の花、高級品の代名詞として広く知られていました。

ジョニーウォーカーのもっともスタンダードなシリーズは、レッドラベル。タリスカーをリードモルトにスコットランド東岸の軽快なウイスキーと西岸のピーティーなウイスキーを組み合わせ、“この1本でスコットランドのウイスキーの個性すべてが味わえる”といわれるほど様々な味わいをたのしめる一本です。

一方、ブラックラベルはリードモルトのカリラを中心に40種類もの原酒をブレンドし、よりスコッチらしいスモーキーさをたのしめるシリーズです。

そのほかにも、ブラックラベルの兄弟的なダブルブラック、15年以上熟成させたモルト原酒のみで作ったグリーンラベル、ジョニーウォーカーのマスターブレンダーが厳選した貴重な貯蔵樽の原酒をブレンドしたゴールドラベル、創業家一族の親しい友人や仲間たちのために作られていたプライベートブレンドの流れを汲むプラチナムラベルなど、多彩なラインナップを揃えています。

初心者から上級者まで愛される「バランタイン」

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スコッチの世界第2位の販売量を誇る「バランタイン」もブレンデッドスコッチを代表する銘柄。創業者のジョージ・バランタインは蒸留所間の原酒のブレンドが始まったばかりの1850年代からブレンド技術を磨き続け、19世紀終わり頃にはその味わいが当時のイギリス女王から王室御用達の称号を授与するほどの存在に。バランタインが、世界に躍進する大きなきっかけにもなりました。

日本では戦後、海外土産として評判を呼び、1950年代にはもっとも高価なウイスキーとして広く知られるようになりました。バランタインでもっともスタンダードなのが、40種類以上のモルト原酒をブレンドしたバランタイン ファイネスト。また、1937年に発売されたバランタイン17年は、究極のスコッチともいわれる逸品。ハイランド、ローランド、アイラ、スペイサイドのモルトを40種類以上ブレンドし、フルーティーでまろやかな味わいを実現し、ウイスキー好きから初心者まで幅広く受け入れてくれる一本です。

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