フルーティーな日本酒のすすめ!火入れを行ってないフレッシュさが人気の生酒

フルーティーな日本酒のすすめ!火入れを行ってないフレッシュさが人気の生酒

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火入れをしない日本酒とは?

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日本酒を造る工程のひとつに火入れ(加熱処理)があります。貯蔵中に腐ってしまうことを防ぐため、加熱殺菌する必要があるからです。通常火入れは2回行われています。1回目は日本酒を搾った後で、その状態で倉庫にて貯蔵し、瓶詰めする直前に2回目の火入れをするのが一般的です。ちなみに、製造から店頭に並ぶまで一切火入れ(加熱処理)を行っていない日本酒のことを「生酒」といいます。安定した製品造りには欠かすことのできない火入れですが、味や香りが生酒の状態と変わってしまうのは否めません。火入れを行っていない生酒は、フレッシュな味わいをたのしむことのできるお酒です。

フレッシュ&フルーティーな生酒の味わい

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生酒の醍醐味は、なんといっても出来立てのような新鮮でフルーティーな味をたのしめることです。毎年11月〜3月の時期に登場する「搾りたて」の日本酒は生酒のひとつで、フレッシュな爽快感を味わうことができます。中には酵母が生きて発酵を続けたりするため、微量の炭酸ガスを含んだものもあります。口の中に広がるシュワッとした味が癖になるおいしさです。

殺菌処理をしていないため、とてもデリケートで安定した流通と保存が難しいため、多くが地元で消費されてしまいます。この時期だけの生酒を確実に飲みたい、と思ったら酒蔵や地元に訪れたほうがよさそうですね。

今人気の生酒4銘柄

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ぜひ、生酒を試してみたい、という人には、これから紹介する銘柄はいかがでしょう。

◆風の奏鳴曲(ソナタ)純米吟醸/秋田清酒(秋田県)
刈穂や出羽鶴など人気銘柄を製造。「風の奏鳴曲」はその名のように、爽やかでフレッシュな香りとやさしい味が特徴の生酒。長期低温発酵により、地元の農家と蔵人が一緒に作る酒米・美山錦の旨味が引き出され、なめらかな味わいです。

◆ねこのうたたね 純米吟醸生酒/八戸酒類(青森県)
八戸酒類は1786年創業の老舗酒造。「ねこのうたたね」は、米は青森産の華吹雪、仕込み水は100メートルから汲み上げる地下水を使用し、1カ月ほど低温発酵させています。口に含むと華やかでフルーティーな香りがぱあっと広がり、心地よい穏やかな味。猫が思わずうたた寝してしまうような気持ちのよい味わいがたのしめます。

◆風流人(ふうりゅうびと)特別純米/吉久保酒造(茨城県)
吉久保酒造は、1790年創業、江戸時代から続く酒蔵です。水戸徳川家の茶の湯の水「龍の水」を仕込み水に使い、米の旨味をしっかり感じられる日本酒に仕上げています。

◆8:00pm 純米吟醸生酒/福光屋(石川県)
1625年に創業し、金沢では最も長い歴史を持つ酒蔵です。契約栽培米と白山の麓から100年の歳月をかけてたどり着く仕込み水を使った日本酒は、日本はもとより世界にも知られた存在です。「8:00pm 純米吟醸生酒」はワインボトルのようなモダンなデザインのボトルが目を引きます。華やかな香り、スッとした飲み口とほんのりした甘味が口に残ります。

地元でも数の少ない生酒ですから見つけたら、いち早く手に入れるのがおすすめです。すばらしい香りを感じながら、ゆっくり飲みたいですね。

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