焼酎好きを虜にする宮崎の代表的な芋焼酎を飲む

焼酎好きを虜にする宮崎の代表的な芋焼酎を飲む

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ファンを虜にする宮崎の芋焼酎

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鹿児島と並ぶ焼酎王国・宮崎県。県内には43の醸造所、さらに大小38もの焼酎蔵元があり、しかも2014年からは、鹿児島県を抜いて、焼酎の生産量が全国第一位に!

宮崎で造られる焼酎は、全体的に「やわらかくて、やさしい味」が特徴。やわらかい味のため飲み飽きせず、食事と一緒にたのしめるお酒でもあります。この飲みやすさにサツマイモが持つ甘い舌触りと香りを上手くのせたのものが、宮崎産の芋焼酎。さらに蔵元によって、さまざまな創意工夫が施され、個性あふれる品々を蒸留しています。

とくに多くの焼酎ファンから高い支持を得ているのが、高鍋町にある明治18年創業の「黒木本店」。「酒造りは農業。焼酎はその土地の農産物が育む文化」というポリシーの下、主原料となるサツマイモと麹を自ら作り、創業以来の伝統製法で多彩な焼酎を造っています。その中でも人気の芋焼酎3本を紹介します。

黒木本店の代表銘柄「㐂六(きろく)」

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店名「くろき」を反対読みにして名付けられた、黒木本店を代表する芋焼酎。自家農園と契約農家によって有機栽培で育てたコガネセンガン、宮崎産ヒノヒカリで作った自家製の黒麹、仕込み水には尾鈴山系の伏流水を逆浸透圧ろ過した水で仕込み、蒸留してから3年以上貯蔵熟成させた後に出荷されます。

その味わいを一言で表すとしたら「まあるい甘さ」。口に入れた瞬間、コガネセンガンが持つ甘みがふわっと訪れ、まろやかに口内を覆います。とろりとした舌触りをたのしみながら、凝縮したうま味と香りを堪能しますが、その余韻は過度に残らず、静かにスッと引いていく。食中酒として味わうなら、魚の煮つけや豚の角煮など、少し甘辛、濃いめ料理との相性がよさそうです。

女性ファンも多い「山ねこ」

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黒木本店の別蔵として、宮崎県児湯郡の山深い森の中に建てた「尾鈴山蒸留所」で造られる芋焼酎。「㐂六」の原料はコガネセンガンと黒麹ですが、「山ねこ」は平成6(1994)年に焼酎用品種として誕生したサツマイモ「ジョイホワイト」と白麹という組み合わせ。もちろん、このジョイホワイトも地元の契約農家によって栽培されたものを使用しています。

ジョイホワイト仕込みの焼酎は、淡麗でフル―ティな香り、そして爽快な味わいが特徴。そのスタイルを保ちながらも、芋本来の甘味も優しく、きっちり表現しています。宮崎県の版画家・黒木郁朝氏がデザインしたユニークなラベルも手伝って、女性ファンも多いようです。

旨味が凝縮された「爆弾ハナタレ」

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