「イーグル・レア」はアメリカンプレミアムバーボンの象徴!バッファロー・トレース蒸留所のこだわりに迫る

「イーグル・レア」はアメリカンプレミアムバーボンの象徴!バッファロー・トレース蒸留所のこだわりに迫る
出典 : 明治屋オンラインショップ

「イーグル・レア(Eagle Rare)」は、アメリカ・ケンタッキー州のバッファロー・トレース蒸留所が生産するプレミアムバーボンです。卓越した技術が生み出す味わいが、世界的にも高く評価されています。今回は、「イーグル・レア」の歴史や特徴、代表的な銘柄などについて紹介します。

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アメリカ・ケンタッキー州の名門、バッファロー・トレース蒸留所が手がけるプレミアムバーボン「イーグル・レア」。概要のほか、種類や購入方法、おすすめの飲み方についてもみていきます。

「イーグル・レア」とは?

ハクトウワシがモチーフのイーグル・レア

Moni.ka / Shutterstock.com

ケンタッキー州で生産されているバーボンウイスキー、「イーグル・レア」の概要からみていきましょう。

「イーグル・レア」はケンタッキーバーボン

「イーグル・レア(Eagle Rare)」は、アメリカ・ケンタッキー州で生まれたプレミアムバーボンウイスキーです。 誕生は1975年。当時ブランドを所有していたシーグラム社が、「ワイルドターキー」に対抗するために市場に投入しました。そうした経緯から、シンボルをあえて「ターキー(七面鳥)」と「イーグル(鷲)」で対比させるなど、競合を強く意識したプロモーション戦略が採られていたことでも知られています。

「イーグル・レア」の名は、アメリカの国鳥である「白頭鷲(ハクトウワシ=Eagle)」と、「まれな・特別な・希少」を意味する「Rare(レア)」に由来します。

アメリカンドリームの最高峰を象徴するイーグルと、贅沢なアメリカンウイスキーを示すレアを組み合わせた銘柄名が示すとおり、「イーグル・レア 10年」は誕生当初から、特別なバーボンとして位置づけられてきました。

蒸溜所の象徴バッファロー

画像提供:株式会社明治屋

「イーグル・レア」はバッファロー・トレース(Buffalo Trace)蒸留所のブランド

現在「イーグル・レア 10年」を手がけているのは、全米最古級、稼働を続ける蒸溜所では最古とされるバッファロー・トレース蒸留所です。1992年にサゼラック社の傘下に入るまで、家族経営の精神を守り続け、禁酒法時代を含む幾多の困難を乗り越えて操業してきた、アメリカ屈指の名門蒸溜所として知られています。

蒸溜所の歴史は18世紀、1775年にまでさかのぼり、長い年月のなかで蒸溜所名を幾度も変えながら、多くの伝説的バーボンを世に送り出してきました。現在の名前に変わったのは、1999年のこと。「バッファロー・トレース」という名前は、蒸溜所のある地域がかつて野生のバッファローの通り道(=トレース)だったことに由来します。

バッファロー・トレース蒸溜所

画像提供:株式会社明治屋

バッファロー・トレース蒸留所は、「イーグル・レア」のほかにも、蒸溜所名を冠した「バッファロー・トレース」や「ブラントン」「エンシェントエイジ」「ジョージT.スタッグ」「オールドテーラー」「ベンチマーク」など、数多くの名だたるバーボンをリリース。受賞歴も非常に多く、世界的な人気を誇ります。

そのなかでも「イーグル・レア 10年」は、同一のマッシュビルで造られている「バッファロー・トレース」と、熟成年数が異なる上位ブランドとして位置づけられています。

イーグル・レアの故郷はケンタッキー州

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クラフトマンシップにこだわったプレミアムな造りに定評あり

「イーグル・レア 10年」が高い評価を得ている理由のひとつが、クラフトマンシップを徹底したプレミアムな造りです。量より質を重視する少量生産で、原料・製法・熟成のすべてに妥協がありません。

バッファロー・トレース蒸留所では5種類のマッシュビル(原料比率)のレシピを使い分けています。トウモロコシ比率が高く、ライ麦比率が低いため、より甘くまろやかな味わいに仕上がります。

熟成は、煉瓦造りのウェアハウスで行われ、外気の影響を受けにくく低温に保たれた環境でゆっくりと時間をかけて進みます。さらに、ボトリングに至るまで「ブラントン」と同じく手作業でていねいに仕上げられることも特徴のひとつ。機械的大量生産とは一線を画し、一本一本に職人のこだわりが息づいた、高尚で優美な味わいのプレミアムバーボンとして出荷されています。

「イーグル・レア」のおすすめ銘柄

イーグル・レア10年

出典:明治屋オンラインショップ

「イーグル・レア」のラインナップから、おすすめの3本を紹介します。

「イーグル・レア10年」|定番の10年熟成

ブランドを代表するフラッグシップが、「イーグル・レア10年」です。10年という長期エイジングを経ていて、バーボンとしては珍しく熟成年数がボトルラベルに表記されています。世界的にも評価が高く、日本でも広く支持されている定番ボトルです。

香りはバニラやヘーゼルナッツ、バタートフィーの甘いアロマが立ちのぼり、口に含むとドライでフルボディ、厚みのある味わいが広がります。オレンジピールやハチミツのニュアンスに、ナッツ、ココアのような風味、ドライでビターな余韻が続き、飲みごたえのあるクラシック・バーボンとして仕上がっています。

アルコール度数45%、参考価格8,250円(税込)。

国内販売元:株式会社明治屋
ブランドサイトはこちら

シガーのような風味もあるイーグル・レア17年

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「イーグル・レア17年」|限定リリースの17年熟成

よりプレミアムなボトルとして毎年数量限定でリリースされるのが、2000年に登場した「イーグル・レア17年」。世界中のファン垂涎のバッファロー・トレース・アンティーク・コレクションのラインナップのひとつで、高熟成、高アルコール度数の、希少性の高い高級ウイスキーとして知られます。英国の酒類専門誌で、世界最高峰のバーボンに選出されたことも。

17年の長期熟成に加え、アルコール度数は50.5%と10年よりやや高めに設定されていて、よりリッチで奥深い味わいを求める愛好家に支持されています。

アーモンドやシナモンのような香ばしさや、シガーやレザーのような渋味、バニラやトフィーの甘味などが重なり合う複層的な味わいで、長く豊かな余韻が続きます。原酒が異なるため、リリース年によって、わずかに味わいが違うのも特徴です。

ボトリングは年に一度だけ冬の時期に行われ、日本にも極少量輸入されています。ネット上では20万円超のプレミア価格で販売されているボトルもあります。そもそも流通量が少ないため、極めて入手困難です。

イーグル・レア12年にはオークのニュアンスも

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「イーグル・レア12年」|新たに登場した12年熟成

近年ラインナップに加わり注目を集めているのが、「イーグル・レア12年」です。クラシックな10年より2年長い、最低12年の熟成を経て瓶詰めされたボトルで、度数も47.5%とわずかに高め。この違いにより、味わいの厚みと複雑さが増しています。

甘く上質なオークの香りが印象的で、口に含むとバニラやトーストしたオークのニュアンスを含んだ、力強く複雑な風味が広がります。フィニッシュは深く、豊かで余韻が長いのが特徴。10年の親しみやすさと、17年の重厚さをつなぐ絶妙な存在として期待される1本ですが、現在日本には輸出されていません。

「イーグル・レア」を購入するには?

イーグル・レアを購入するには

grynold

「イーグル・レア」の入手難度は、熟成年数や流通状況によって大きく異なります。定番の10年は日本では比較的入手しやすいですが、アメリカや韓国では限定需要が共有を上回り、幻のバーボンのひとつです。長期熟成の限定ボトルはより希少性が高く、市場価格も跳ね上がる傾向があります。

「イーグル・レア 10年」は、日本では明治屋で正規輸入品を購入でき、価格は税込8,250円前後。明治屋オンラインショップでも入手可能です。

明治屋オンラインショップ
「イーグル・レア10年」商品詳細はこちら

その他の国内ECサイトでは、並行輸入品が6,000円前後で販売されることもあります。ただし、並行輸入品は容量やアルコール度数、パッケージデザインが異なる場合があるため、購入前に商品情報をよく確認することが大切です。

長期熟成ボトルは入手困難

Saefurrridho / Shutterstock.com

一方、17年をはじめとする長期熟成ボトルは入手が非常に困難です。とくに、20年熟成の限定ボトル「ダブルイーグル ベリーレア」は、小量のみ製造された希少銘柄で、なんと過去のオークション価格は221万円を記録したこともあります。手に入れるのは至難の業です。また、すでに終売となっている、日本限定販売のオールドボトル「イーグル・レア15年」も、コレクター市場でしか見つからないほど希少化しています。

なお、近年登場した12年熟成は、まずアメリカ国内で順次リリースされていて、世界市場への展開はこれからです。正式な流通が始まれば人気が高まることが予想されます。

「イーグル・レア」のおすすめの飲み方

イーグル・レアはまずストレートで

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「イーグル・レア」は、熟成年数に関わらず、複雑で厚みのある風味が魅力です。その個性を最大限にたのしむなら、まずはストレートで飲むのがおすすめです。できればテイスティンググラスを使い、ゆっくりとアロマを感じながら味わいます。ミネラルウォーターなどをチェイサーとして、交互に少しずつ堪能してみてください。

またロックにすると、氷が溶けるにつれて香りが開き、フルーティーさがより際立ちます。ストレートよりも飲みやすくなり、スムースな口当たりをたのしめます。

本場アメリカでは、「イーグル・レア」もカクテルでたのしみます。定番のオールドファッションドはもちろん、深みのあるウイスキーサワーなどでたのしむのもおすすめです。

ウイスキーは立てて保管

Bert Bastias / Shutterstock.com

「イーグル・レア」などのウイスキーは、アルコール度数の高い蒸溜所のため、基本的に賞味期限はありません。とはいえ、長くおいしくたのしむためには、いくつか保管のポイントを押さえておきたいところです。

バーボンをはじめとするウイスキーは、開封前・開封後ともに冷暗所で立てて保管するのが基本。とくに開封後は空気に触れることで風味が徐々に劣化していくため、フタをしっかり閉めて酸化を防ぐことが大切です。より密閉性を高めたい場合は、ボトルの口を密封できる「パラフィルム」を活用すると安心です。

また、開封後のウイスキーはゆっくり変化していくため、できるだけ早めに飲み切ることで、「イーグル・レア」本来の香りと味わいをよりよい状態で味わえます。

「イーグル・レア」は、全米最古級の歴史を誇るバッファロー・トレース蒸留所が、クラフトマンシップを貫きていねいに造り上げるプレミアムバーボンです。日本でも多くの愛好家に支持されています。その奥深い味わいを、ぜひ一度じっくりとたのしんでみてくださいね。

バッファロー・トレース蒸留所
公式サイトはこちら(英語)

※この記事で紹介した価格等の情報は、2026年2月現在のものです。

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