福島県郡山市『ふくしま逢瀬ワイナリー』/豊かな果物の6次産業化で、福島県の農業の復興を目指す
東日本大震災で大打撃を受けた福島県の農業の復興に寄与するため、2015年に開業したのが『ふくしま逢瀬(おうせ)ワイナリー』。郡山市にはなかったワイン用ブドウの栽培に地元農家や郡山市と着手して、2019年春に郡山産のブドウで醸造したワインを初リリース。ブランディングにも注力していると聞き、訪れました。
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ワイナリーを代表する白ワイン。2021はシャルドネ100%ですが、年によって品種の構成は変わるそう。リンゴやオレンジ、白い花の香りに、岩塩のようなミネラル感。やわらかな酸味が特長的です。
Vin de Ollage auxerrois&chardonnay 2021(ヴァン・デ・オラージュ・オーセロワ&シャルドネ)
アルコール11%/750ml(2530円)。
先述したオーセロワとシャルドネのブレンド。レモネード、リンゴ、かりん、桃のような香り、イキイキとした酸が特長。心地よいほろ苦さもあって、食事に合わせやすいワインという感想です。
Vin de Ollage chardonnay 2021 Cuvée 菅野 豊
アルコール12%/750ml(3630円)。
「サクラアワード」シルバー受賞。契約農家で紹介した菅野さんが育てたシャルドネ100%。リンゴや洋梨のような香り、アカシア樽での熟成に由来した複雑で厚みのある味わいに、蜜や栗のような余韻も。
Vin de Ollage merlot 2020(ヴァン・デ・オラージュ・メルロー)
アルコール12%/750ml(2530円)。
赤からはメルローを。フレッシュなプラムやチェリーの香り。軽やかな飲み口ですが、やわらかくてしっかりした渋味も。この2020はメルロー100%、2021はわずかにブラック・クイーンをブレンドしています。※現在は2021ヴィンテージを発売(2640円)