広島の焼酎【ダルマ焼酎】「戸河内ウイスキー」で名高いサクラオB&Dが広島県産の原料で造る甲類焼酎
「ダルマ焼酎」は、「戸河内(とごうち)」などのウイスキー銘柄で知られる広島県のサクラオブルワリーアンドディスティラリーが手がける甲類焼酎。国内外で高い評価を受ける同社の酒造りのスタンスとともに、「ダルマ焼酎」の特徴やおすすめの飲み方を紹介します。
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「ダルマ焼酎」は、サクラオブルワリーアンドディスティラリー(サクラオB&D)が造る甲類焼酎。まずは、造り手の歴史やこだわりをみていきましょう。
「ダルマ焼酎」の造り手、サクラオブルワリーアンドディスティラリーとは
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「ダルマ焼酎」の造り手、サクラオブルワリーアンドディスティラリーについて紹介します。
「ダルマ焼酎」の造り手は大正7年創業の老舗酒造メーカー
サクラオブルワリーアンドディスティラリーは、大正7年(1918年)10月に、中国酒類醸造合資会社として、広島県廿日市(はつかいち)市桜尾で創業。清酒(日本酒)の醸造に始まり、これまでウイスキーや焼酎、ジン、リキュールなど、幅広い酒類の製造に取り組んできました。
昭和13年(1938年)、中国醸造株式会社に組織変更し、現在の株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリーに社名変更したのは令和3年(2021年)のことです。
平成29年(2017年)には、「SAKURAO DISTILLERY(桜尾蒸溜所)」を設立。焼酎「ダルマ焼酎」、清酒「一代弥山(みせん)」などを製造するかたわら、創業以来100年以上に渡って受け継がれてきた蒸溜技術を活かし、ウイスキー、スピリッツ造りの新たな可能性に挑戦しています。
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業界の発展を支える挑戦と開発
サクラオブルワリーアンドディスティラリーの歩みを語る上で欠かせないのが、酒造りへのこだわりと、業界の未来を見据えたさまざまなチャレンジです。
注目すべきは、昭和42年(1967年)に発売された日本酒「はこさけ一代」。現在では当たり前のように店頭などで見かける紙容器入りの清酒ですが、当時は世界初の試みで、サクラオブルワリーアンドディスティラリーのパイオニア精神が光るプロジェクトだったといえるでしょう。
2003年には「戸河内ウイスキー」をリリース。なかでも広島県内の2カ所の貯蔵庫で熟成させた原酒を熟練のブレンダーの手でバランスよくブレンドした限定ボトル「戸河内ウイスキー8年」は、ウイスキーマニア垂涎の1本として注目されています。
2018年から稼働しているSAKURAO DISTILLERYでは、シングルモルトジャパニーズウイスキー「桜尾」や「戸河内」、広島産素材を使用したクラフトジン「SAKURAO GIN」など、こだわりの蒸溜酒を製造。焼酎や清酒造りの歴史と伝統を継承しつつも、洋酒の可能性を追究し続けています。
「ダルマ焼酎」とはどんな焼酎?
ナオ / PIXTA(ピクスタ)
サクラオブルワリーアンドディスティラリーが長年培ってきた蒸溜技術で造る「ダルマ焼酎」とは、どのような焼酎なのでしょうか。特徴をみていきましょう。
「ダルマ焼酎」は地元産の原料を活かした甲類焼酎
「ダルマ焼酎」は、広島県産の原材料とわさびの里の名水を利用した甲類焼酎です。
サクラオブルワリーアンドディスティラリーの蒸溜所がある桜尾は廿日市地区ですが、同市内の吉和(よしわ)はわさびで有名な土地。林野庁による「水源の森百選」に選出され、国土交通省主催「水の里プロジェクト」で水源地域や水文化の保全などに取り組む「水の里」にノミネートされるほど、廿日市市は良水に恵まれています。
「ダルマ焼酎」はまろやかな口当たりが特徴
廿日市市を流れる太田川は、流域によっては環境省による「名水百選」にも選ばれるほど水質は良好。源流となる雨水が中国山地の花こう岩によって磨かれた柔らかめな軟水(超軟水)であることも特徴です。
「ダルマ焼酎」は超軟水を使用しているだけあり、まろやかさが際立つ甲類焼酎。焼酎カクテルやハイボールのベースはもちろん、ロックや水割りでもおいしくたのしめます。
商品名:ダルマ焼酎 レトロラベル
アルコール度数:25度。
内容量:1,800ミリリットル、600ミリリットル
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「ダルマ焼酎」のおいしい飲み方
「ダルマ焼酎」のおすすめの飲み方を紹介します。
ダルタンサワー
「ダルマ焼酎」と炭酸水を1:2の割合で割るだけという手軽さながら、酒のつまみとの相性はばっちり。さわやかなのどごしも魅力です。
瀬戸内レモン酎ボール
氷を入れたグラスに広島県産レモンを搾り、焼酎とソーダを注ぎます。最後にレモンの皮を使ってレモンピールを振りかけるのもおすすめです。
広島県産はっさくのダルマ カイピリーニャ
4分の1にカットした広島県産はっさくを乱切りにしてつぶし、クラッシュアイスを満たしたグラスに投入。焼酎を注いで混ぜれば完成です。甘いお酒が好きな人は、シロップを適量加えてみてください。
広島県産赤紫蘇を使った「紫蘇ダルマ」もおすすめ
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「紫蘇(しそ)ダルマ」は、広島県産の赤紫蘇を自家蒸溜して造ったスピリッツを使用した、うめしそフレーバーのリキュール。しそのさわやかな風味が特長です。おすすめの飲み方は炭酸割り。さまざまな料理と抜群の相性を発揮します。
商品名:紫蘇ダルマ
アルコール度数:20度
容量:1,800ミリリットル、600ミリリットル
サクラオブルワリーアンドディスティラリーというと、「戸河内」や「桜尾」などのジャパニーズウイスキーやクラフトジンが有名ですが、焼酎ファンはぜひ一度「ダルマ焼酎」を味わってみてください。
製造元:株式会社サクラオブルワリーアンドディスティラリー
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