千葉のビール【舞浜地ビール工房 ハーヴェスト・ムーン】舞浜イクスピアリが誇る収穫の月という名のビール

千葉のビール【舞浜地ビール工房 ハーヴェスト・ムーン】舞浜イクスピアリが誇る収穫の月という名のビール
出典 : 株式会社イクスピアリ

「ハーヴェスト・ムーン(HARVESTMOON)」は、千葉県浦安市舞浜にある商業施設「イクスピアリ」内の舞浜地ビール工房が手がけるクラフトビールです。ここでは、造り手のビール造りに対する想いと、商業施設ならではのたのしみ方、人気のラインナップなどについて紹介します。

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「ハーヴェスト・ムーン」は、舞浜の人気テーマパークの商業施設「イクスピアリ」にある、舞浜地ビール工房で造られています。まずは基本情報をみていきましょう。

「ハーヴェスト・ムーン」は舞浜「イクスピアリ」生まれ

蒸溜所に隣接するビアレストラン「ロティズ・ハウス」

画像提供:株式会社イクスピアリ

「ハーヴェスト・ムーン」を手がける舞浜地ビール工房が開業したのは、商業施設「イクスピアリ」のオープンと同じ2000年のこと。以来20年以上、多くの人に愛されてきました。

商業施設「イクスピアリ」の開業に合わせて地ビール事業をスタート

1994年の酒税法改正によって、ビール醸造の免許に必要な年間最低製造量が2000キロリットルから60キロリットルに引き下げられたことをきっかけに、全国に多数の小規模ビール醸造所が誕生。地ビールブームが巻き起こりました。「ハーヴェスト・ムーン」の構想が立ち上がったのも、ちょうどそんなムーブメントのまっただなかのことです。

1996年には、商業施設「イクスピアリ」の開発に向けて、舞浜の地ビール事業が発足します。施設内にオープンする予定のブルワリー事業の人材を社内公募で集めるところから、その歴史がスタートしました。

特別な日に飲む、特別な味わいのビールを醸造

「ハーヴェスト・ムーン」という名前には、ハーヴェスト=収穫をお祝いするときのたのしさをビールで味わってもらいたい、また収穫を知らせる月のように輝く存在でありたい、という想いが込められています。

エンターテイメント要素が詰まったにぎやかな「イクスピアリ」で過ごす、特別な1日。そんな“ハレの日”を彩る特別なビールを提供するべく、「ハーヴェスト・ムーン」の醸造所、舞浜地ビール工房では、「初めてクラフトビールを飲む方にも、いつもと違うビールだけど好きになってもらいたい、おかわりをしたいと思っていただきたいので、あまり尖らず、バランスが良く雑味のない、きれいな味のビール」を日々醸造し続けています。

レストランで、映画館で、たのしみ方は多彩

「イクスピアリ」のなかには「ハーヴェスト・ムーン」を手がける地ビール工房と隣接した大型ビアレストラン(ビアホール)「ロティズ・ハウス」があり、気になるビールをおいしい食事とともに堪能することができます。

また、施設内の映画館シネマイクスピアリには、アルコールメニューに「ハーヴェスト・ムーン」の代表格「ピルスナー」と「ペールエール」がたのしめます(取扱い銘柄は季節によって異なります)。
ポップコーンやナチョス、プレッツェルなどのフードメニューをおつまみに、おいしいビールを飲みながらエンターテイメントの世界に浸れるのも、施設内で造られる地ビールならではの魅力です。

「ハーヴェスト・ムーン」を手がける舞浜地ビール工房のこだわり

画像提供:株式会社イクスピアリ

「ハーヴェスト・ムーン」は、どのような人たちによって造られているのでしょうか。これまでの輝かしい受賞歴と合わせて、紹介していきます。

「マスター・ビアジャッジ」の称号を持つビール職人が醸造

舞浜地ビール工房の醸造責任者を務めるのは、園田智子さん。社内公募により採用された当初は、ビール造りを一から学び始め、好奇心の赴くままに、さまざまなビールとの出会いを経験してきましたが、現在は、「ビアテイスター」の最高位資格、「マスター・ビアジャッジ」の称号を持つビール職人に。

「マスター・ビアジャッジ」は、日本にまだわずかしかいないビール審査のエキスパート。筆記試験と官能評価試験からなる認定試験で90点以上の高得点をマークして初めて資格呼称認定されます。

「マスター・ビアジャッジ」が手間ひまをかけて造り上げるビールは、国内外のコンペティションで高く評価され、これまでに名誉ある賞を多数獲得。世界のクラフトビールファンの注目を浴びています。

「ハーヴェスト・ムーン」の造り手のこだわり

醸造責任者の園田さんがめざすのは、きれいな味のビール。ビール本来の魅力である香りや甘味、苦味、酸味を突き詰め、心の底からおいしいと思える澄んだ味わいと、どんな料理にも合う飽きのこない味わいを実現したのが、「ハーヴェスト・ムーン」なのです。

「ハーヴェスト・ムーン」のラインナップ

ハーヴェスト・ムーンのビール

画像提供:株式会社イクスピアリ

「ハーヴェスト・ムーン」のおすすめビールを紹介します。

ピルスナー(ラガー)

「ハーヴェスト・ムーン」のピルスナー

画像提供:株式会社イクスピアリ

チェコのピルゼン発祥のピルスナーは、世界中でもっとも親しまれている黄金色の下面発酵(ラガー)ビール。ホップの苦味とスッキリとしたキレのある味わいが特徴です。

「インターナショナル・ビアカップ2014」ジャーマンスタイル・ピルスナー部門金賞、「ワールド ビア カップ2022」のドルトムンター/エクスポートまたはジャーマンスタイル・オクトーバーフェスト部門で「世界一」となる金賞、「ジャパン・グレートビア・アワーズ2023」の缶・ボトル部門で金賞ほか、受賞歴多数。

シュバルツ(ブラックラガー)

「ハーヴェスト・ムーン」のシュバルツ(ブラックラガー)

画像提供:株式会社イクスピアリ

ドイツ語で「黒」を表すシュバルツは、見た目の印象と違って苦味と甘味のバランスが絶妙な飲みやすい黒ビール。ローストモルトの香ばしいアロマとフレーバーが魅力です。

「アジア・ビアカップ 2013」ダークラガー部門 3年連続金賞受賞ほか、受賞歴多数。

ブラウンエール

「ハーヴェスト・ムーン」のブラウンエール

画像提供:株式会社イクスピアリ

カラメルモルト由来の色味とほのかな甘味、ホップの強い苦味が特徴。アメリカ産アロマホップと上面発酵酵母がもたらすフルーティーな香りも魅力です。

「インターナショナル・ビアコンペティション
2008」アメリカンスタイル・ブラウンエール部門銅賞、「ジャパン・グレートビア・アワーズ2020」アメリカンスタイル・ブラウンエール部門金賞受賞。

ペールエール

「ハーヴェスト・ムーン」のペールエール

画像提供:株式会社イクスピアリ

イギリス産エールモルトとホップを使用したペールエール。ハーブのようなおだやかな香りと、深みのある味わいがたのしめます。

「インターナショナル・ビアカップ 2018」クラシックイングリッシュペールエール部門銀賞ほか受賞歴多数。

ベルジャンスタイルウィート(ハーブエール)

「ハーヴェスト・ムーン」のベルジャンスタイルウィート

画像提供:株式会社イクスピアリ

苦味の少ない小麦のビール。風味づけにオレンジピールとコリアンダーを使用し、フルーティーなフレーバーに仕上げています。

「インターナショナル・ビアコンペティション 2007」ベルジャン・ホワイト部門金賞ほか、受賞歴多数。

舞浜地ビール工房では、定番ビールのほかにも季節ごとにおすすめのシーズンビールを手がけています。「パンプキンエール」「ゆずセゾン」「みかんウィート」などフルーツを使用したものや、世界各地のビールをアレンジしたものなど、個性豊かなラインナップに人気が集まっています。

「ハーヴェスト・ムーン」は、舞浜にある商業施設「イクスピアリ」でたのしめるおいしい地ビール。料理と一緒に、また映画のおともに味わいながら、休日を彩る特別なビールとして思い出に加えてみてはいかがでしょうか。

製造元:舞浜地ビール工房ハーヴェスト・ムーン
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