アメリカン・シングルモルト・ウイスキー「ウエストランド」より数量限定品「コレレ エディション1」発売
Rémy Cointreau Japan(レミー コアントロー ジャパン/東京都港区)は、アメリカ シアトルのシングルモルトウイスキー蒸留所「ウエストランド」が手掛ける数量限定品シリーズ「アウトポスト・レンジ」の新商品「ウエストランド コレレ エディション1」の販売を開始。
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地元で育った大麦を使用し、風味を探求
「コレレ(COLERE)」とは「成長する」を意味するラテン語。新商品「ウエストランド コレレ エディション1」は、「ウエストランド」が手掛ける数量限定品シリーズ「アウトポスト・レンジ」の中で、地元で育った大麦を使用し、その風味を探求するエディション。
一般的な大麦の品種は使用せず、ウイスキーとしての味わいが確かめられていない何千もの新種や古い品種を模索し、シングルモルトウイスキーを通して太平洋岸北西部のテロワールの活力と多様性の表現を試みているのだそうです。また、大麦がフレーバーに与える影響を明らかすることを目指しているという、こだわりの強い一品となっています。
「ウエストランド コレレ エディション1」の香りと味わい
今回は「エディション1」としてアルバ種を使用。秋まきの六条大麦で、地元ワシントン州のスカジット・バレーで栽培、収穫、製麦。大麦そのものに注目できるよう、意図的にリフィル樽(新樽ではないもの)のみで熟成させ、オークの影響を抑えています。
香りは、ローストしたパイナップルとフローラルが溶け合う中に、シリアル、グレープソーダ、クッキー生地、ローストアーモンドが加わるような仕上がりに。味わいは、まずパイナップルのフルーティさが広がり、同時に全粒粉クラッカーとブラックペッパーを感じ、さらにイチジクのシリアルバーとジンジャーブレッドケーキがモルティな甘さとともに引き立つといいます。
「アウトポスト・レンジ」シリーズとは
シングルモルトウイスキー蒸留所「ウエストランド」が手掛ける数量限定品シリーズ「アウトポスト・レンジ」は、故郷シアトルに根差すフロンティアスピリットをテーマに、シングルモルトに残された未知の可能性を追求する新たなシリーズ。2020年12月発売となった、地元の希少なオークを樽に使用した「ギャリアナ 2020」を皮切りに、地元の大麦を100%使用した「コレレ」をこのたび発売。今後は同じく地元のピートを使用した「ソラム」のリリースを予定しているそうです。
また、「アウトポスト・レンジ」は、英国のウイスキー専門誌「ウイスキーマガジン」主催のアワード「アイコンズ・オブ・ウイスキー2021」において、世界で最も素晴らしいウイスキーのキャンペーンを表彰する「キャンペーン・イノベーター・オブ・ザ・イヤー」を受賞しています。
商品詳細
商品名:ウエストランド コレレ エディション 1(Westland Colere Edition 1)
アルコール度数:50度
容量:700ml
希望小売価格(本体):18,000円
使用モルト:スカジットバレー・モルティング アルバ
樽:セカンドフィル・ISC*社製クーパーズ・リザーブ樽(62%)、ファーストフィル・バーボン樽(38%)
酵母:ベルジャン・セゾン醸造用酵母
発酵時間:144時間
最短熟成期間:49カ月
販売数量:世界限定2,893本
*ISC=インディペンデント・ステイヴ・カンパニー社
ウエストランド蒸留所について
ワシントン州シアトルを拠点とするウエストランド蒸留所は、2010年の創業以来、アメリカのスタイルで仕立てられた上質のシングルモルト・ウイスキーのポートフォリオを誇っています。マスター・ディスティラーで共同創設者であるマット・ホフマン(Matthew Hofmann)は、世界で最も優れた品質の大麦を生産する地域のひとつであり、豊かで多様な風景と独特のマイクロクライメイト(微気候)を有する、アメリカ合衆国の太平洋岸北西部を反映したウイスキーを生み出すことに情熱を注いで来たといいます。
また、この地域は素晴らしいウイスキーには欠くことのできない、清純な水源で知られています。さらに、湿度の高さは熟成に理想的な環境でもあるそうです。このように、ウエストランドは、大麦麦芽という最も複雑で芳香性の高い穀物を使用し、太平洋岸北西部地域の地理的および文化的な複雑さを反映した、シングルモルト・ウイスキーとなっています。
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