栃木、福岡など産地別の山田錦を100%使用した「ご当地獺祭」を各県にて販売

栃木、福岡など産地別の山田錦を100%使用した「ご当地獺祭」を各県にて販売

旭酒造(山口県岩国市)は、日本各地で高品質な山田錦が生産されていることを知ってもらうため、産地別の山田錦を使って醸した「獺祭」を発売。掛け米、麹米ともに同一県産のものを100%使用した「ご当地獺祭」は、福岡、栃木、山口、新潟などで順次販売を開始しました。

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目次

  • 「酒米の王様」山田錦と獺祭の関係
  • 各地の生産者へ目を向けて…生産者への想い
  • 「変革」と「革新」の中から、より優れた酒を創り出す。獺祭の姿勢
  • 商品情報
  • 旭酒造の「獺祭」への想い

「酒米の王様」山田錦と獺祭の関係

「酒米の王様」山田錦と獺祭の関係

「酒米の王様」として酒造りに重宝されている山田錦は、兵庫県を主な主産地とし全国で栽培されています。旭酒造では、酒造りに山田錦のみを使っており、毎年約9,000トンの山田錦を全国約20府県の産地から購入し、使用しているとのこと。何とこれは、全国の山田錦生産量の約4分の1にあたるそうです。

獺祭は「真に美味しい酒を造る、そしてそれを幻の酒にしないため安定して供給する」をポリシーとし、その達成のために新潟や栃木、徳島、広島などの地域の農家に声をかけ、山田錦の生産に踏み切ってもらった過去もあるのだとか。そのような活動もあり、全国での山田錦の栽培量は2012年の21,217トンから約1,6倍の34,644トン(2019年)と、大きく増えたそうです。

「酒米の王様」山田錦と獺祭の関係

旭酒造では、日本各地で高品質な山田錦が生産されていることを知ってもらうため、産地別の山田錦を使って醸した「獺祭」を発売。掛け米、麹米ともに同一県産のものを100%使用した「ご当地獺祭」は、同じ山田錦でも産地により性質が異なるのだとか。例えば、福岡県産のものは発酵段階で米が良く溶け、甘みと味がしっかりと出ている他、新潟県産のものは特に軽やかな印象のお酒になりそうです。

各県産の特性を生かし、受け入れながら、最善を尽くして醸された獺祭をたのしんでみてはいかがでしょうか。

各地の生産者へ目を向けて…生産者への想い

旭酒造は「生産者がより活気づいていくお手伝いがしたい」と、生産者を支援するべく2019、2020年と開催した「最高を超える山田錦プロジェクト」などの活動を積極的に展開中です。

各地の生産者へ目を向けて…生産者への想い

背が高く(=倒れやすく)栽培の難しい山田錦を作るために、生産者は産地それぞれの気候の特性を乗り越えるために、血のにじむような努力をされています。
酒米の生産者というのは一般消費者からどうしても目につきにくいもの。私たちはそんな山田錦生産者が日本各地で誇りを持って米作りに取り組んでいることを、もっと多くの方に知って、応援して頂きたいのです。
獺祭を飲んでくださる消費者の皆さんが興味を持っていただく事は、生産者にとって大きな力になります。
それは生産者がより良い品質の山田錦を作ってくれる事にもつながり、私たちがさらに美味しい獺祭が造れるようになることにもつながります。

出典 https://prtimes.jp

「変革」と「革新」の中から、より優れた酒を創り出す。獺祭の姿勢

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