王者の風格漂う「シーバスリーガル」の代表的な銘柄と飲み方を知ろう!

王者の風格漂う「シーバスリーガル」の代表的な銘柄と飲み方を知ろう!
出典 : Sergii Liashyk/ Shutterstock.com

シーバスリーガルは、世界100か国以上で愛されるブレンデッドスコッチウイスキーです。日本でも人気の銘柄で、日本向けにブレンドされた商品もリリースされています。今回は、200年もの歴史を持つシーバスリーガルの魅力や、飲み方などを紹介します。

  • 更新日:

シーバスリーガルはスペイサイドを代表するブレンデッドウイスキー

シーバスリーガルはスペイサイドを代表するブレンデッドウイスキー

出典:ペルノ・リカール・ジャパン株式会社

シーバスリーガルを産んだスペイサイドとは?

シーバスリーガルの故郷は、スコッチウイスキー最大の産地である、ハイランド地方の中心部に位置する「スペイサイド」という地域です。全長約160キロメートルのスペイ川流域に広がるスペイサイドには、スコットランドで稼働中のモルトウイスキー蒸溜所のうち、約半数が集中しています。

スペイサイドは、ハイランド、キャンベルタウン、アイラ、ローランド、アイランズと並ぶ「スコッチウイスキーの6大生産地」のひとつですが、もともとは広大なハイランドの一部とされていました。

しかし、シーバスリーガルをはじめ、マッカランやクラガンモアなど世界的にも有名な銘柄を多く産出していることから、スペイサイドとして独立して語られるようになり、やがて「スコッチの聖地」と呼ばれるようになりました。

「スペイサイド」がどこにあるか知っていますか? 【ウイスキー用語集】

200年を超える「シーバスリーガル」の歴史

「シーバスリーガル」の歴史は1801年に遡ります。シーバス兄弟がスコットランドの都市、アバディーンで高級食料品店で働き始めたのが始まりです。

ブレンデッドウイスキーの製造を開始したのは、1840年代に入ってからのこと。当時主流のシングルモルトは味が荒っぽく、飲みやすいものではなかったため、より上質で、より味わい豊かなウイスキーを求める顧客の要望に応える形で、商品化を始めました。そうして生み出されたのが、「シーバスリーガル」の原型にあたるブレンデッドウイスキーでした。

現在の「シーバスリーガル」ブランドは、1909年に初代マスターブレンダーであるチャールズ・ハワード氏と、シーバス・ブラザーズの従業員であったアレクサンダー・スミス氏が、それまでに造り出したなかでも最高クラスとなる、25年熟成のブレンデッドを世に送り出したのが始まりです。「世界初のラグジュアリーウイスキー」として誕生した「シーバスリーガル」は、世界中の人から愛されるウイスキーブランドとして、いまも変わることのない経緯と称賛を得ています。

シーバスリーガルに欠かせない「ストラスアイラ」の存在

「シーバスリーガル」の大きな特徴は、キーモルトに「ストラスアイラ」を使用していることです。

「ストラスアイラ」は、スコットランドに現存する蒸溜所のなかでも最古級の歴史を持つストラスアイラ蒸溜所の銘柄です。ノンピートの麦芽と、仕込み水の一部に「Broomhill(ブルームヒル)」の古い泉に湧く中軟水を用い、昔ながらの製法で造られています。

「シーバスリーガル」らしい個性や華やかさには、フルーティーな香りと芳醇な味わいの「ストラスアイラ」が大きく寄与しているのです。

シーバスリーガルを心ゆくまで味わおう! 代表的な3銘柄を紹介

シーバスリーガルを心ゆくまで味わおう! 代表的な3銘柄を紹介

出典:シーバスリーガル公式フェイスブック

シーバスリーガル12年

「シーバスリーガル」を初めて飲むときにおすすめなのが、熟成12年以上のモルトとグレーン原酒をブレンドした「シーバスリーガル12年」です。

「シーバスリーガル」のレギュラーボトルともいえる1本で、スペイサイド特有の華やかな香りと、蜂蜜やバニラ、熟したリンゴのような贅沢な味わいをたのしめます。

ウイスキー初心者にもぴったりの1本です。

シーバスリーガル ミズナラ 12年

日本原産の希少なミズナラ樽で仕上げた「シーバスリーガル」です。「伝説のマスターブレンダー」とも呼ばれるコリン・スコット氏が、日本市場に向けて特別にブレンドしたスコッチで、日本人の味覚に合うように仕上げられています。

白檀(びゃくだん)や伽羅(きゃら)などにたとえられるミズナラ樽ならではの甘い香りと、従来の「シーバスリーガル」が持つ爽やかなフルーティーさが見事に融合している、まさに日本人好みのブレンデッド。「スコットランドからの特別な贈り物」をぜひたのしんでみてください。

シーバスリーガル18年

コリン・スコット氏の卓越したブレンド技術によって生み出された至高のブレンデッドが、「シーバスリーガル18年」です。

「シーバスリーガル18年」に使用されている原酒は、18年以上熟成させたモルト原酒とグレーン原酒。それらが完璧なバランスでブレンドされた複雑で芳醇な味わいには、85ものアロマが感じられるといわれています。

ダークチョコレートやドライフルーツのようなアロマが香り、ベルベットのようにまろやかな味わいをたのしめる「シーバスリーガル18年」は、「スーパープレミアム」と呼ばれるにふさわしい逸品です。

2014年に世界的な酒類コンテスト「インターナショナル・ワイン&スピリッツ・コンペティション(IWSC)」で、部門最高賞となるトロフィーを受賞しているほか、数々の賞を獲得しています。

シーバスリーガルをたのしむなら、どんな飲み方がオススメ?

シーバスリーガルをたのしむなら、どんな飲み方がオススメ?

出典:シーバスリーガル公式フェイスブック

定番の飲み方でシーバスリーガルをたのしむ

「シーバスリーガル」は、どんな飲み方でもたのしめる銘柄です。

ストレートなら「シーバスリーガル」本来の風味が、ロックならアルコールの刺激がやわらぎ、さっぱりとした味わいがたのしめます。

ほかにも、ウイスキーと常温の水を1対1で割るトワイスアップもおすすめ。シーバスリーガルの高貴な香りを存分に味わうことができます。

シーバスリーガルを水割りやハイボールでたのしみたいときは?

日本でよく飲まれている水割りやハイボールでたのしむなら、日本向けに造られた「シーバスリーガル ミズナラ 12年」がおすすめです。

オレンジや洋ナシを思わせるフルーティーな味わいでありながら、繊細でスパイシーなミズナラ樽らしい風味を持つ「ミズナラ」は、爽快なのどごしのハイボールにぴったり。また、水割りにすれば、なめらかで長い余韻をたっぷりと味わえるでしょう。

いずれも食中酒として活躍する飲み方で、刺身や寿司、和牛などにも合います。

超長期熟成の「シーバスリーガル」はぜひともストレートで!

「シーバスリーガル 25年」や「アルティス」などの長期熟成酒は、水や氷を使わず、ぜひストレートでいただきましょう。

ストレートで飲むことで、長期熟成ならではのエレガントでラグジュアリーな芳香をダイレクトに感じることができ、麦芽や若草のような爽やかさに続く、上品な甘味もたのしめます。

熱狂的なウイスキーファンだけでなく、ウイスキー初心者にも人気の「シーバスリーガル」。「芸術的」とも称されるコリン・スコット氏のブレンディング技術によって生み出された、「18年」や「ミズナラ」などのバランスのよい味わいを、ぜひ体験してみてはいかがでしょう。

おすすめ情報

関連情報

ウイスキーの基礎知識

イベント情報

姉妹サイト

おすすめ情報

Ranking ランキング

おすすめの記事