ビールのデザインが特徴的な銘柄をピックアップ

ビールのデザインが特徴的な銘柄をピックアップ
出典 : archetype/Shutterstock.com

ビールのデザインは、ビール好きが銘柄を選ぶ際の大きなポイントのひとつ。クラフトビール人気が高まるなか、その味だけでなく、瓶や缶、ラベルのデザインでも個性を競う銘柄が数多く出てきています。今回は、そんなデザインが特徴的なビール銘柄を紹介します。

  • 更新日:

デザインが特徴的なビール(1)【ヤッホーブルーイング】

デザインが特徴的なビール(1)【ヤッホーブルーイング】

出典:ヤッホーブルーイング公式オンラインストア

日本を代表するクラフトビールの有名ブルワリー

ヤッホーブルーイングは、1996年に長野県の軽井沢に設立された、日本を代表するクラフトビールのブルワリーです。
全国的な知名度を誇る主力製品「よなよなエール」をはじめ、地元限定の「軽井沢高原ビール」など数々の銘柄を提供していて、熱狂的なファンの支持を集めている人気のブルワリーです。

飲んだ後にも捨てるのが惜しくなる個性的なデザイン

「ヤッホーブルーイング」では、「よなよなエール」をはじめ、「水曜日のネコ」や「インドの青鬼」「軽井沢ビール クラフトザウルス」といった個性的なネーミングのビールで知られていますが、そのデザインもまたネーミングに負けず劣らず個性的。
それぞれ異なるイラストを使用したデザインは、どこかレトロな雰囲気を醸し出し、飲んだ後もリビングに並べて置いておきたくなるほどのクオリティーです。

長野のビール【よなよなエール】 クラフトビールの王道を行くペールエール
長野のビール【軽井沢高原ビール】 軽井沢の魅力が詰まった大人気のビール

デザインが特徴的なビール(2)【オラホビール】

デザインが特徴的なビール(2)【オラホビール】

出典:オラホビール

地元愛あふれる長野県東御市のブルワリー

「OH!LA!HO BEER(オラホビール)」は、1996年に長野県東御(とうみ)市で誕生したクラフトブルワリーです。
「オラホ」とは、地元の方言で「私たちの地域」という意味なのだとか。その名のとおり、2010年からは自らの手でホップの栽培にもチャレンジするなど、地域に根差したクラフトビール造りに積極的に取り組んでいるブルワリーです。

伝説の相撲取りをモチーフにした斬新なデザイン

さまざまなビールを手掛ける「オラホビール」のなかでも、その斬新なデザインで人気なのが「雷電カンヌキIPA」です。
地元出身の英雄である伝説の相撲取り「雷電(らいでん)」にちなんだネーミングで、「カンヌキ」は雷電が得意とした禁じ手のことだとか。ラベルのデザインには、そんな雷電を描いた歌舞伎絵のようなイラストを配し、一度見たら忘れられないインパクトがあります。
その他にも、海賊のイラストをあしらったエクストラペールエール「キャプテンクロウ」など、個性的なビールが数多くラインナップされています。

製造元:株式会社信州東御市振興公社 オラホビール
公式サイトはこちら

デザインが特徴的なビール(3)【ニーディープ】

デザインが特徴的なビール(3)【ニーディープ】

AQベボリューション公式サイト

ホップの苦味にこだわった米国のIPA専門ブルワリー

「ニーディープ」は、米国カリフォルニアを拠点に、アメリカンクラフトビールの象徴とも言える「IPA(インディア・ペールエール)を専門に手掛けるニーディープ・ブリューイングの代表銘柄です。
「世界最高のIPAを造る」をモットーに、ホップの苦味にとことんこだわった硬派なビールとして、世界中から注目を集めています。

アメリカンコミックに影響されたビールのデザイン

「ニーディープ」では、IPAを中心に数十種類ものビールが造られていますが、銘柄ごとに異なるオリジナルのデザインが施されていて、その味と同様、デザインにも硬派なこだわりが感じられます。
いずれも、コミックなどのアメリカのアンダーグラウンドなポップカルチャーの影響を受けたクールなデザインで、若者を中心に人気を集めています。

国内販売元:株式会社AQベボリューション
公式サイトはこちら

デザインが特徴的なビール(4)【ジャイガンティック】

デザインが特徴的なビール(4)【ジャイガンティック】

出典:HATOSBARサイト

クラフトビールの聖地・ポートランドを代表するブルワリー

「ジャイガンティック」は、アメリカのクラフトビールの聖地とも言えるオレゴン州ポートランドで、2012年に設立されたジャイガンティックブリューイングの銘柄です。
創始者のヴァン・ハヴィッグ氏は、大学入学を機にポートランドに移り住んだときにクラフトビールに開眼。その後、イギリス留学の際に現地のパブ文化に触れたことから、自らの手でビール造りを始めたところ、またたく間に人気となったそうです。
現在では、4種類のホップを使ったIPA(インディア・ペールエール)などを中心に、クラフトビールの激戦区であるポートランドでも指折りのブルワリーとなっています。

もはやアートとも言える斬新なデザインが評判

もともとパンクキッズだったというハヴィッグ氏が造り出す「ジャイガンティック」のラベルデザインは、日本のアニメやアメコミに影響された個性的なイラストや、最先端のストリートカルチャーに通じるデザインなど斬新なものばかり。
その特徴的なデザインは、ポスターやTシャツなどにも展開され、ファンの熱狂的な支持を集めています。また、ラベルに登場するキャラクターを主人公にしたアニメーションを制作してWebサイトで公開するなど、ユニークなブランディング戦略を展開しています。

国内販売元:株式会社HATOSBAR
公式サイトはこちら

ビール選びでは、味はもちろん、缶や瓶のパッケージデザインも重要です。クラフトビールの世界では、今回、紹介した以外にもさまざまな個性的なデザインのビールが数多くあります。ぜひ、お気に入りのデザインを見つけてみてください。

おすすめ情報

関連情報

ビア検(日本ビール検定)情報

ビールの基礎知識

ビア検(日本ビール検定)情報

イベント情報

おすすめ情報

Ranking ランキング

おすすめの記事