「甕雫(かめしずく)」は180年以上の歴史を持つ老舗焼酎蔵が造る本格芋焼酎
「甕雫(かめしずく)」は、創業180年以上の歴史を持つ宮崎の老舗蔵・京屋酒造が手掛ける本格芋焼酎です。豊かな自然環境のもと、伝統的な「大甕(おおがめ)仕込み」で造られるその味わいは上品でまろやか。そんな京屋酒造を代表する銘柄「甕雫」を紹介します。
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「甕雫(かめしずく)」の蔵元、京屋酒造の歴史
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「甕雫(かめしずく)は、地元の紅芋を使った芳醇な焼酎
「甕雫(かめしずく)は、宮崎県日南市油津に蔵を構える京屋酒造が手掛ける本格派の芋焼酎です。
無農薬・有機肥料で栽培された地元産の「宮崎紅寿芋」を主原料とした、フルーティーな香りと味わいが特徴。2009~2012年まで4年連続で「モンドコレクション金賞」に輝くなど、その品質は高く評価されています。
180年以上の歴史を持つ蔵元「京屋酒造」とは
「甕雫」を造る京屋酒造は、江戸時代後半の天保5年(1834年)に創業。古くから伝わる大甕による伝統的な仕込みと丁寧な酒造りを、180年以上にわたって継承してきた老舗です。
「甕雫」のほかにも、同じく芋焼酎の「かっばの誘い水」、麦焼酎の「麦笛」、そば焼酎「泰平踊」、さらにはデーツ(ナツメヤシの実)焼酎を30年にわたり長期貯蔵した「音海D-2」など、さまざまな銘柄を造っています。
「甕雫(かめしずく)」の焼酎造りにおけるこだわり
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焼酎造りの伝統を継承する「大甕仕込み」
「甕雫(かめしずく)」をはじめとした京屋酒造の焼酎は、すべての工程を大甕のなかで行う伝統的な製法「大甕仕込み」によって造られます。
大甕は約800リットルと少量で、たまご型の形状が甕内で対流を生み出し、過剰に手を加えることのない自然な発酵を可能にします。
使用する大甕は、100年以上の歴史を持つ日本産の貴重な陶器。形や重さもひとつずつ異なる大甕は、その個性を熟知した蔵人の手によって理想の焼酎造りに活かされています。
京屋酒造の原料へのこだわり
京屋酒造のもうひとつの大きなこだわりが、「自然で環境にやさしい焼酎造り」です。
サツマイモや米など焼酎の原料となる作物は、無農薬・有機栽培で自ら育て、仕込み水には蔵の裏山から湧き出す清澄な水を使用。さらに、焼酎の安全性を高めるため、日本オーガニックアンドナチュラルフーズ協会の「JONA認証」など、各種の認証を取得しています。
蔵のシンボル「コルニッシュタワー」
京屋酒造のシンボルとなっているのが、昭和初期に建設されたレンガ造りの「コルニッシュタワー」。この内部にあるコルニッシュボイラーを使って芋や米などをやさしく蒸し上げることで、独特の風味が生まれるのです。
いたずらに新技術を導入するのでなく、古きよき伝統を大切にする―そんな京屋酒造の焼酎造りの姿勢が、焼酎ファンの信頼を集めています。
「甕雫(かめしずく)」があれば、パーティーや宴会も大盛り上がり!
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「甕雫(かめしずく)」のおすすめの飲み方とは
「甕雫(かめしずく)」は、まろやかさのなかにコクとうま味のある味わいで、料理の味を邪魔しないので、和食やフランス料理などとの相性も抜群です。
蔵元おすすめの飲み方は「チルドストレート」。焼酎9に対して水1で割り、冷蔵庫で冷やしておく飲み方で、自宅でも簡単にできます。
パーティーや宴会用にピッタリです
「甕雫」の大きな特徴のひとつがパッケージ。その名のとおり、焼酎を専用の甕に入れたカタチで客のもとに届けられます。
現在、1800ミリリットル入りのタイプと、900ミリリットルタイプ入りタイプの2つがあり、家族や仲間うちでのちょっとしたパーティーなどにもうってつけ。九州産の木材と竹を使った専用の柄杓(ひしゃく)も付いていて、宴会気分を盛り上げてくれます。
180年以上にわたって伝承されてきた「大甕仕込み」で造られる本格芋焼酎「甕雫」には、“大地と太陽の芳醇な味”が息づいています。ぜひ、みなさんも試してみてください。
製造元:京屋酒造有限会社
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