【焼酎1合は何ミリリットル?】カロリーや糖質なども解説

【焼酎1合は何ミリリットル?】カロリーや糖質なども解説
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焼酎1合(ごう)はどのくらいの量か知っていますか? 焼酎を飲む酒器はグラスやぐい呑み、おちょこなど、形もサイズも多様なため、飲んだ量を把握しづらいもの。その点、1合という体積の単位で考えれば、適量が判断しやすくなります。ここでは、焼酎の「合」という単位について解説していきます。

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焼酎1合は何ミリリットル? 適量は何合?

焼酎1合は何ミリリットル? 適量は何合?

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焼酎1合は一升瓶の1/10杯分=約180ミリリットル

焼酎の容器としてよく見られる一升瓶のサイズは、約1.8リットル。正確には1升=1.803906837リットルですが、一升瓶の容量は1.8リットル±15ミリリットルと定められています。
「升(しょう)」は、長さを表す「間(けん)」や「尺(しゃく)」、面積を表す「反(たん)」や「坪(つぼ)」などと同様、江戸時代から伝わる「尺貫法」という単位系のひとつ。「石(こく)」「合(ごう)」などとともに、体積を表す単位として使われてきました。
焼酎1合は、1升の1/10に相当し、正確には1合=0.1803906837リットルですが、ここでは1合=0.1升=180ミリリットルとして解説していきます。

焼酎に含まれるアルコール量の計算方法は?

焼酎1合=180ミリリットルに含まれる純アルコール量は、アルコール度数によって異なります。お酒に含まれる純アルコール量を求めるには、以下の計算式が役立ちます。

アルコール飲料の量(ミリリットル)×アルコール度数/100×0.8(アルコール比重)=純アルコール量(グラム)

この式に当てはめると、焼酎1合に含まれる純アルコール量は、以下のようになります。

アルコール度数45度(焼酎の上限)の場合:64.8グラム
アルコール度数30度の場合:43.2グラム
アルコール度数25度の場合:36.0グラム
アルコール度数20度の場合:28.8グラム

焼酎の適量はアルコール度数25%で0.56合

厚生労働省の「飲酒のガイドライン」によると、通常のアルコール代謝能を有する日本人の「節度ある適度な飲酒」は、1日平均純アルコールで20グラム程度。これを合で表すと、以下のようになります。

アルコール度数45度の焼酎の適量:約0.3合
アルコール度数30度の焼酎の適量:約0.5合
アルコール度数25度の焼酎の適量:約0.6合
アルコール度数20度の焼酎の適量:約0.7合

ただし、お酒の適量は年齢や体型、性別などの諸条件よって異なります。女性は男性に比べて身体が小さい場合が多いため、男性の1/2〜2/3程度が適量と考えられているので、自分の適量を踏まえたうえでたのしむようにしましょう。

焼酎1合のアルコール量はほかのお酒の何杯分?

焼酎1合のアルコール量はほかのお酒の何杯分?

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焼酎とほかのお酒を、純アルコール量で比較

焼酎1合に含まれる純アルコール量は、ほかのお酒の何杯分に相当するのでしょうか?
比較しやすいよう、アルコール度数25度の焼酎1合に含まれる純アルコール量(36グラム)を基準に、さまざまなお酒の量を計算してみました。

ビール(アルコール度数5度):900ミリリットル
日本酒(アルコール度数15度)300ミリリットル
ワイン(アルコール度数13度):346ミリリットル
ウイスキー(アルコール度数40度):112.5ミリリットル

お酒の種類ごとに異なる適量を意識することが大切

焼酎を1合飲めば、ビールの中瓶(500ミリリットル)にして2本弱、日本酒なら1合徳利で1.7本、ワインのフルボトル(750ミリリットル)で0.4本、ウイスキーならシングルで2.5杯程度になります。
焼酎はウイスキーと同様に蒸溜酒のため、飲みやすくともアルコール度数は高め。適量に注意して飲むことを心がけたいものです。

焼酎1合のカロリーや糖質をチェック

焼酎1合のカロリーや糖質をチェック

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焼酎1合に含まれるカロリーは?

焼酎のカロリーとは、焼酎に含まれるアルコール分のカロリーのこと。一般的に、25度の焼酎の場合は100ミリリットルあたり約142キロカロリーと言われています。これを1合あたりに換算すると、約246キロカロリーになります。
ただし、カロリー量は蒸溜方法やアルコール度数などによって異なるため、銘柄ごとにラベルや製造元のWebサイトなどで確認することをおすすめします。

焼酎1合に含まれる糖質は?

焼酎は、原料となる麦や芋、米などの穀物を発酵・蒸溜して造られますが、蒸溜段階で原料の糖質は取り除かれてしまうため、糖質はゼロになります。
近年、女性のあいだでも焼酎人気が高まっているのは、「焼酎=糖質ゼロ」という認識が広まってきたからかもしれませんね。

「1合」を体感的に測る目安としては、カップ酒が1〜1.2合ということを覚えておきましょう。お気に入りの焼酎の度数を確認して、普段使いのカップやグラスなら何杯が適量か、イメージしておくとよいでしょう。

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