「飲みニケーション」を望むのは若手? 実態調査から見えてきた、お酒と働き方の関係
「働き方改革と社内コミュニケーションの実態調査」を行ったバカルディ ジャパンがその結果を先日発表しました。そこから見えてきた、現代におけるお酒と働き方の関係とは、どのようなものでしょうか。
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目次
- 調査概要
- 働き方改革の効果のほどは?
- 若い世代ほど「社内飲みニケーション」に積極的!
- 世代間にはギャップもあり
- 「飲みニケーション」したい相手1位は同僚!
- お酒は仕事にイノベーションをもたらすことも
会社内のコミュニケーションを円滑にする面が、特に若い世代に評価されている飲みにケーション。しかし、決して良い面ばかりとは限りません、「飲みにケーションのメリット・デメリット」についての質問では、「距離が近くなる/仲良くなれる」をメリットに挙げた人が多い一方、デメリットとしては「飲みの時間が長い・明日への影響」「飲みながら説教される」「同僚の悪口を聞かされる」「金銭的な負担」などが挙がりました。
「飲みニケーション」したい相手1位は同僚!
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「飲みニケーション」をするのであれば、誰とどんな飲みニケーションをしたいと考えているのでしょうか。
「誰としたいか」については「同僚」が7割を超えて最多、次いで「上司」が2割、「部下」は最小となりました。
「どんな飲みニケーションをしたいか」の質問では、「仕事とは関係ないプライベートな会話で盛り上がりたい」が約4割で最多。「仕事上の悩み相談をしたい/して欲しい」「仕事上のアドバイスをしたい/して欲しい」、「仕事のことで熱く語りたい」などが続きました。
「飲みニケーション」でネックになるのが、時間の長さ。「1次会まで」「22時解散」などの制限を設ける企業も多くなっています。「適切な飲みニケーション時間」について聞いてみたところ、全体平均では約100分が理想という結果に。年代が上がるにつれて希望する時間は短くなる傾向がわかりました。
お酒は仕事にイノベーションをもたらすことも
「お酒を飲みながら仕事の発想やアイディアを考えることは良いと思いますか」という質問に対して、幅広い世代が「思う」と回答し、5割を超える結果に。「売り場の展開の仕方や適切な人員配置が思いついた」「行き詰まった報告書を書き上げることができた」など、職種に関わらず、お酒が仕事に役に立ったという意見が挙がりました。