飛騨地域を「日本酒の聖地」として世界にアピール。3つの酒蔵が作り上げた「飛騨三蔵ブレンド酒」
近年、外国人観光客の注目を大きく集めている岐阜県飛騨地域。日本酒造りの盛んなこの地域の魅力をより広く知ってもらうべく、渡辺酒造店(飛騨市)・舩坂酒造店(高山市)・奥飛騨酒造(下呂市)の3つの酒蔵が、「飛騨三蔵ブレンド酒」を共同開発。インバウンド需要も狙います。
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目次
- 飛騨を代表する3つの酒蔵が造り上げた「飛騨三蔵ブレンド酒」
有限会社渡辺酒造店
明治3年創業という老舗ながら、「日本で一番笑顔あふれる蔵」をテーマに過去7年で売上を3億円から12億円へ伸ばしている異色の酒蔵です。国内外の数々のコンクールで受賞歴を誇る日本酒「蓬莱」のみならず、「飛騨牛酒蔵漬け」や「禁断の大吟醸酒ケーキ」などのユニークな品の数々が揃います。情報たっぷりな公式サイトは一見の価値あり。
所在地:岐阜県飛騨市古川町壱之町7-7
代表銘柄:蓬莱
公式サイト
http://www.sake-hourai.co.jp/
有限会社舩坂酒造店
高山市の中心部を流れる宮川沿いにある歴史地区「三町筋」に居を構える、江戸末期から200年以上の歴史を持つ酒蔵。2種類の米を使い、大吟醸ながらフルーティー感を抑えた辛口が魅力の「深山菊」が代表銘柄。
所在地:岐阜県高山市上三之町105番地
代表銘柄:深山菊
公式サイト
http://funasaka.shop26.makeshop.jp/
奥飛騨酒造株式会社
飛騨川と馬瀬川の合流地点であり、かつては飛騨街道の宿場町として栄えた下呂市金山町にて、享保5年(1720年)から300年続く酒蔵。2つの清流の伏流水をふんだんに使い、酒造好適米「山田錦」を磨いた「奥飛騨」「初緑」の2つが看板銘柄。少人数の酒蔵見学を受け入れるなど、日本酒造りを身近に感じられる活動も展開。
所在地:岐阜県下呂市金山町金山1984番地
代表銘柄:奥飛騨
公式サイト
http://www.okuhida.co.jp/
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