中田英寿氏がプロデュース！ 日本酒とキットカットのコラボは、日本酒党と甘党の心をくすぐる組み合わせ

日本酒キットカットの誕生

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日本酒味のキットカットは2016年に登場

「キットカット（KitKat）」の日本酒味が初めて登場したのは、2016年2月のこと。日本酒風味のホワイトチョコレートとウエハースの間に、日本酒パウダーが練りこまれ、アルコール使用量0.8％という、なかなか本格的で大人なフレーバーに注目が集まりました。

日本酒味のキットカットが生まれた背景

イギリス発祥のキットカットは、日本では1973年から発売され、現在では定番商品以外に、ご当地商品や季節限定商品など、さまざまなフレーバーを展開。その数は累計350種類以上にもなるのだとか。
そのバリエーションのひとつ「抹茶味」が、訪日外国人のお土産として大人気となったことから、「キットカットを通じて日本の文化を知ってもらおう」と、世界的な和食ブームとともに人気が高まっていた日本酒に着目。こうして日本酒フレーバーのキットカットが誕生したのです。

キットカットの日本酒味はその後も続々と

その後、キットカットの日本酒味は、各地の蔵元との共同開発や、季節商品などパワーアップして続々と登場。2019年3月には「桜日本酒」が期間限定で発売され、“花見で一杯”という、まさに日本人も外国人もたのしめる商品として人気を呼んでいます。

日本酒キットカットのコラボ酒1～満寿泉（ますいずみ）

出典：キットカットサイト

中田英寿氏プロデュースの「満寿泉」とのコラボが話題に

キットカットの日本酒味が大きな話題になったのは、富山県の蔵元、枡田酒造の代表銘柄「満寿泉（ますいずみ）」とのコラボ商品の発売がきっかけでした。
サッカー元日本代表の中田英寿氏がプロデュースということで、ニュース性も高く、高級感のあるパッケージも注目を集めました。

「キットカット 日本酒 満寿泉」は辛口の日本酒を採用

「キットカット 日本酒 満寿泉」は、包装の封を開けると、その瞬間、ふわりと日本酒の香りが鼻をくすぐります。このキットカットは「満寿泉 からくち」をパウダー化して使用しているため、日本酒らしく、上品な香りがたのしめます。
試作段階では、濃い口や甘口など各種の日本酒を試したそうですが、そのなかで「満寿泉 からくち」を選んだ理由は、チョコとの相性はもちろん、日本酒を使っているというインパクトが一番強かったためだとか。使用銘柄が決定した後も、試作を繰り返し、開発に１年以上かけたとのことなので、まさに“自信の一品”ですね。

日本酒とキットカットのコラボを生んだ蔵元への信頼感

「満寿泉 からくち」を醸す枡田酒造は富山県を代表する蔵元のひとつ。この蔵を推薦した中田氏が「味・クオリティともに、もっとも信頼できる酒蔵のひとつ」と評しています。
「満寿泉 からくち」はチョコレートの味に負けないコクがありながら、キレのよさを身上とする日本酒。「キットカット 日本酒 満寿泉」では、その魅力がしっかり再現されていると、蔵元も満足の仕上がりになっています。
なお、中田氏プロデュースの第2弾として、2018年秋には和歌山県・平和酒造の「梅酒 鶴梅」とのコラボ商品も発売されました。

富山の日本酒【満寿泉（ますいずみ）】能登杜氏四天王らが造る吟醸酒

日本酒キットカットのコラボ酒2～櫻正宗

出典：櫻正宗FaceBook

灘の銘酒「櫻正宗」とキットカットのコラボ商品も登場

キットカットと日本酒銘柄のコラボは、ほかにもあります。2018年9月には、関西限定のご当地商品として、「キットカット ミニ 日本酒 櫻正宗 大吟醸」が発売されました。
代表銘柄と同名の蔵元、櫻正宗（さくらまさむね）は、日本三大酒処のひとつとして知られる神戸・灘の地で、400年もの歴史を重ねてきた老舗です。

大吟醸の華やかな香りがキットカットでたのしめる

「キットカット ミニ 日本酒 櫻正宗 大吟醸」は、世界に向けて“メイド・イン・ジャパン キットカット”の魅力と、灘のお酒のすばらしさをアピールすべく開発されました。
最高級の原料と技術で醸した日本酒パウダーが使用されたキットカットは、大吟醸らしい華やかな香りとふくよかな味わいが自慢です。ぜひ堪能してみたいですね。

キットカットと日本酒のコラボを通じて、外国に日本の魅力を伝えるこのシリーズは、これからも注目です。ただし、限定商品が多いので、見つけたらすぐに手に取ってみることをオススメします。

※「キットカット（KitKat）®」はネスレグループの登録商標です。