「魔界への誘い(まかいへのいざない)」クセになる黒麹芋焼酎【佐賀の焼酎】

「魔界への誘い(まかいへのいざない)」クセになる黒麹芋焼酎【佐賀の焼酎】
出典 : 光武酒造場サイト

「魔界への誘い」はインパクト絶大なネーミングや、その字面とは裏腹の、まろやかな味わいを特徴とした黒麹仕込の芋焼酎。まさに魔界へ誘われるようなおいしさの秘密は、ていねいな原料処理と、こだわりのろ過方法にありました。

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「魔界への誘い」のネーミングの秘密

「魔界への誘い」のネーミングの秘密

出典:光武酒造場サイト

「魔界への誘い」を造るのは、江戸時代から酒や醤油などの醸造業で栄えてきた肥前浜宿の地に蔵を構える、元禄元年(1688年)創業の光武酒造場。酒造業界では「光武学校」と呼ばれるほど多くの杜氏を世に送り出してきた、歴史ある蔵元です。

佐賀県は日本有数の米処。県内では古くから清酒造りがさかんに行われてきましたが、光武酒造場もまた、昔からの伝統を守りつつ、清酒の品質向上に全力を注いでいたといいます。
光武酒造場が長年培った技術をもとに焼酎造りに乗り出したのは、1994年のこと。材料と水にこだわり、絶え間なく革新を続けていくこの蔵が挑戦したのは、米や麦の産地である佐賀県には珍しい芋焼酎「魔界への誘い」でした。

「魔界への誘い」という銘柄は「黒麹のダークなイメージと、魔界へ誘われてしまうかのような飲みやすさ」が由来なのだとか。その強烈なインパクトや、力強いラベルの字面から、個性の強い荒削りな芋焼酎を想像する人も多いようですが、実際はクセのないすっきりとした味わいが魅力。口に含んだ瞬間、まるで魔界へと誘われてしまうような飲みやすさが人気を集めています。

「魔界への誘い」シリーズの特徴

「魔界への誘い」シリーズの特徴

出典:光武酒造場サイト

「魔界への誘い」は、黒麹特有の香りとまろやかな口当たりが特徴の本格芋焼酎。原料芋には甘味と風味に優れた「コガネセンガン」を使用。芋焼酎に特有の臭みは、芋のヘタの部分に多いとされることから、原料芋を1本ずつ、両ヘタをていねいに取りのぞくことで、飲みやすい1本に仕上げています。

「魔界への誘い」の最大の特徴は、ろ過方法。どれだけ原料や蒸溜法にこだわったところで、ろ過が強すぎると、せっかくの甘味や奥深い味わいが飛んでしまいます。
香りや旨味成分を残すには、あえてろ過しない「無ろ過」という選択肢もあります。無ろ過の焼酎には無ろ過ならではの味わいがありますが、不純物が残って口当たりが損なわれ、長期保存には向きません。
光武酒造場では、この難題を解決すべく、試行錯誤の末に「荒ごしろ過」という独自のろ過方法を開発。こだわって醸し出した絶妙の味わいを、余すところなく瓶詰めすることに成功したのです。

こうして生まれた「魔界への誘い」は、甘い香りとまろやかな口当たりが魅力。その味わいをたのしむうち、いつしか本当の魔界へと誘われてしまうかもしれませんので、飲み過ぎにはくれぐれも気をつけたいものです。

「魔界への誘い」シリーズを飲みくらべ

「魔界への誘い」シリーズを飲みくらべ

出典:光武酒造場サイト

「魔界への誘い」は、多彩なラインナップも魅力のひとつですが、なかでも一度は飲んでおきたい代表的な商品を紹介します。

【黒麹芋焼酎 魔界への誘い】

厳選したコガネセンガンを米麹で醸した、香り、味わいともにまろやかな黒麹芋焼酎。2013年にはモンドセレクション金賞に輝いた人気商品です。

【全量芋 魔界への誘い】

サツマイモはデンプン価が低いため、麹の製造は難しいといわれていて、米麹で醸すのが一般的。あえてサツマイモで麹を造り、麹も原料もすべて芋という“全量芋”を実現した、芋焼酎ファン垂涎の逸品です。芋本来のほのかな香りと、上品で濃厚な味わいがたのしめます。

【デビルマン 魔界への誘い】

2018年9月、「デビルマン」や「マジンガーZ」などで知られる漫画家・永井豪氏の画業50周年記念に発売された、悪魔的コラボレート商品。「魔界への誘い」の原酒を、甕(かめ)で2年間熟成させた、極上の1本です。

「魔界への誘い」シリーズには、ほかにも原料に「焼き芋」や「紅さつま」などを原料とした変わり種の芋焼酎や、季節限定酒がズラリ。いろいろ試して、お気に入りを見つけてください。

「魔界への誘い」は、芋焼酎が苦手な人や、飲み慣れていない人にもおすすめの銘柄です。セット商品も充実しているので、機会があればぜひ、飲みくらべてみてください。

製造元:合資会社光武酒造場
公式サイトはこちら

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