見学ができるビール工場5選! 「予約は必要?」「試飲は可能?」も解説

見学ができるビール工場5選! 「予約は必要?」「試飲は可能?」も解説
出典 : Jacob Lund / Shutterstock.com

ビールの工場見学の魅力は、製造の過程やこだわりを間近で見ながら学べること、できたてのビールの試飲など製造工場での特別な体験ができるところにあります。ここでは、国内の代表的なビールメーカーごとに、見学が可能なビール工場の情報を紹介していきます。

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お気に入りのビールの製造工程を知りたいと思ったら、工場見学にでかけませんか? ビールメーカーごとに工場見学情報を詳しくまとめてみました。

【ビール工場見学】予約が必要? 試飲はできる?

いろいろなビールを試飲

Kristen Prahl / Shutterstock.com

ビールの魅力をもっと深く知りたくなったときに訪れたいのがビール工場ですが、見学に行くにあたり、「予約は必要?」「ビールは飲める?」など事前に知っておきたいことも多いはず。

結論からいうと、ほとんどの場合、事前の予約は必要で、手続きは公式サイトから行います。試飲も多くの工場で見学(ツアー)に組み込まれていますが、メーカーや工場、ツアーの種類によって飲める本数や銘柄は異なります。

ここから先は、国内大手ビールメーカーの見学が可能な以下の工場について、見学(ツアー)情報をみていきます。

【北海道】
◆キリンビール 北海道千歳工場
◆サッポロビール 北海道工場

【東北地方】
◆キリンビール 仙台工場

【関東地方】
◆キリンビール 取手工場
◆キリンビール 横浜工場
◆スーパードライ ミュージアム(茨城・守谷)
◆サントリー 〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野

【中部地方】
◆キリンビール 名古屋工場

【近畿地方】
◆キリンビール 滋賀工場
◆キリンビール 神戸工場
◆アサヒビール ミュージアム(大阪・吹田)
◆サントリー 〈天然水のビール工場〉京都

【中国地方】
◆キリンビール 岡山工場

【九州地方】
◆キリンビール 福岡工場
◆サッポロビール 九州日田工場
◆サントリー九州熊本工場
◆オリオンビール「オリオンハッピーパーク」

見学に行ってみたい! おすすめビール工場

国内主要メーカーの見学可能なビール工場について、見学ツアー参加費や予約の要・不要、試飲の可否とともに紹介します。

おすすめビール工場見学①|キリンビール「キリン一番搾り おいしさ実感ツアー」

キリンビール仙台工場

キリンビール仙台工場(宮城県仙台市)
出典:キリンホールディングス株式会社ホームページ

「一番搾り」でおなじみのキリンでは、北海道千歳市、宮城県仙台市、茨城県取手市、神奈川県横浜市、愛知県清須市、滋賀県犬上郡、兵庫県神戸市、岡山県岡山市、福岡県朝倉市の全国9カ所にあるビール工場の見学が可能です。その名も「キリン一番搾り おいしさ実感ツアー」。キリンのビール製造の歴史をたどりつつ、麦芽の試食やホップの香りを体感。仕込みや発酵、パッケージなどの工程をリアルな体験を交えて見学できます。

一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べや、「ブルワリードラフトマスター」が注いだ「キリン一番搾り生ビール」のテイスティングなど、ほかではできない体験企画も用意されています。

工場だけのリアルな体験ができる「工場見学」と自宅でたのしめる「オンライン工場見学」があり、参加方法が異なります。また、見学内容は工場によって異なる場合があります。

<概要>
◇参加費:有料(20歳以上 500円)※入場料は無料
◇予約:要予約
◇試飲:あり
◇備考:予約の際は、各ビール工場にオンラインで申し込みます。
「キリン一番搾りツアー」詳細はこちら

おすすめビール工場見学②|アサヒビール「アサヒミュージアムツアー」

大阪・吹田「アサヒビールミュージアム」

大阪・吹田「アサヒビールミュージアム」
出典:アサヒビール株式会社ホームページ

アサヒビールはこれまでの工場見学とはひと味違う体験型ツアー「アサヒミュージアムツアー」をリアルとオンラインで展開。リアルのツアーは、大阪・吹田の「アサヒビール ミュージアム」と茨城・守谷の「スーパードライ ミュージアム」の2カ所で体験できます。

【アサヒビール ミュージアム(大阪・吹田)】
「アサヒビール ミュージアム」では“記憶に残る最高の一杯に出会える場所”をコンセプトに、映像やVRでアサヒビールの歴史や発酵のしくみなどを紹介。バーチャルとリアルでビールの製造工程に触れたあとは、「スーパードライ」をはじめ、ツアーに参加した人一人ひとりに合う飲み物を最高の状態でたのしめる体験型ミュージアムです。

【スーパードライ ミュージアム(茨城・守谷)】
ワイドスクリーンやキネティックライトなどを駆使した映像技術で「スーパードライ」の世界観や発酵タンク内の様子に触れたあとは、「スーパードライ」の缶に乗った目線で充填工程を映像アトラクションとして学べる体験型ミュージアム。ツアーの最後にはできたての「スーパードライ」の試飲も。

<概要>
◇参加費:有料(20歳以上 1,000円/小学生以上300円)
◇予約:要予約
◇試飲:あり
◇備考:ツアー開催日を公式サイトで確認のうえ、予約を行います。
「アサヒビール ミュージアム」詳細はこちら
「スーパードライ ミュージアム」詳細はこちら

おすすめビール工場見学③|サッポロビール工場&ミュージアム

サッポロビール 北海道工場

サッポロビール 北海道工場(北海道恵庭市)
出典:サッポロビール株式会社ホームページ

サッポロビールでは、北海道恵庭市にある北海道工場と大分県日田市にある九州日田工場の2カ所で見学を実施しています。

サッポロビール 北海道工場では1985年の誕生以来、北海道で愛されてきた「サッポロ クラシック」の魅力を体験する「サッポロ クラシック☆ツアー」への参加が可能。見学の最後には、「サッポロ クラシック」をたのしめます。ジンギスカンと工場でできたてのビールが堪能できるレストラン「ヴァルハラ」も併設されているので、こちらも要チェックです。

サッポロビール 九州日田工場では、「SAPPORO THEATER」でサッポロビールの歴史や「黒ラベル」のブランドストーリーを映像で、「YEBISU GARALLY」でヱビスビールのヒストリーを映像と展示でたのしむことができます。

<概要>
◇参加費:[北海道工場]「サッポロ クラシック☆ツアー」/大人 1,000円、中学生〜20歳未満 500円、小学生以下 無料 [九州日田工場]「YEBISU GARALLY」/無料、「SAPPORO THEATER」/大人 500円、中学生〜20歳未満 300円、小学生以下 無料
◇予約:要予約
◇試飲:あり(無料見学の場合は有料販売)
サッポロビールの工場見学・ミュージアム情報詳細はこちら

サッポロビールでは、ビール工場のほかにも、「サッポロビール博物館」(北海道札幌市)や「YEBISU BREWERY TOKYO」(東京都渋谷区)のミュージアムを展開。ビールをより深く知りたい人にはこちらもおすすめです。

おすすめビール工場見学④|サントリー「天然水のビール工場」

サントリー 天然水のビール工場(東京・武蔵野)

サントリー 天然水のビール工場(東京・武蔵野)
画像提供:サントリーホールディングス株式会社

サントリーで工場見学ができるのは、「〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野」と「〈天然水のビール工場〉京都」、ビールと清涼飲料水を製造している「九州熊本工場」の3カ所です。
※「〈天然水のビール工場〉京都」は2025年1月現在、リニューアル工事のため工場見学を休止しています。

ビール工場ごとに複数のツアーを用意。京都、九州熊本工場で開催している無料の「ガイドツアー」(参加費無料)では、工場内の案内を受けながら、ビールの製造工程について学びます。東京・武蔵野工場で開催している「ザ・プレミアム・モルツ おいしさ発見ツアー」(参加費1,000円)では、素材選びや仕込みの工程など、おいしさの秘密を紐解きながら、臨場感あふれるVR体験などをとおして「ザ・プレミアム・モルツ」の魅力に触れていきます。もちろん、プロが注ぐ“神泡”の「ザ・プレミアム・モルツ」の試飲もあり。

◇参加費:〈天然水のビール工場〉京都・九州熊本工場 「ガイドツアー」/無料 〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野 「ザ・プレミアム・モルツ おいしさ発見ツアー」/1,000円
 「ザ・プレミアム・モルツ おいしさ発見ツアー」の例:1,000円
◇予約:要予約
◇試飲:あり
◇備考:期間限定イベントあり。予約は各ビール工場のサイトから。
「〈天然水のビール工場〉東京・武蔵野」詳細はこちら
「〈天然水のビール工場〉京都」詳細はこちら
「九州熊本工場」詳細はこちら

おすすめビール工場見学⑤|オリオンビール「オリオンハッピーパーク」(沖縄)

オリオンビール「オリオンハッピーパーク」(沖縄県名護市)

オリオンビール「オリオンハッピーパーク」(沖縄県名護市)
出典:オリオンビール株式会社ホームページ

名護のランドマークにもなっている「オリオンハッピーパーク」は、オリオンビール名護工場の見学とできたてのビールがたのしめる人気スポット。

見学は、昭和40年代の小売店「まちやぐぁ」を再現したギャラリーからスタート。粉砕、仕込み、発酵、ろ過、びん詰め(缶詰め)といった製造工程を順路に沿って見学したあとは、待望の試飲タイム。ビアレストラン「やんばるの森」や、オリジナルグッズを扱うショップも人気です。

◇参加費:大人 1,000円 小学生〜19歳 350円 未就学児 無料
◇予約:要予約
◇試飲:あり
◇備考:2024年12月月現在、「オリオンハッピーパーク」の改装工事にともない、全館休館中。再開時期については公式サイトで確認してください。
「オリオンハッピーパーク」詳細はこちら

バーチャル(オンライン)工場見学という選択肢も

バーチャル工場見学もたのしい

Parilov / Shutterstock.com

家にいながらにして工場見学ができる「オンライン工場見学」なら、好きな時間にアクセスして、ビールの製造工程を学ぶことができます。

◆キリンビールの場合
キリンビールの「キリン一番搾りおいしさ体感オンラインツアー」では、スマホで体験型の工場見学が可能。ホップ畑の生産者目線を疑似体験できる「ホップ生産地と工場見学をつなぐ! IoA工場見学」やホップ畑を見渡せる「日本産ホップ畑を見渡そう!360度体験」などのバーチャルプログラムにも注目が集まっています。

「家で楽しむオンラインビール工場見学」の詳細はこちら

◆アサヒビールの場合
アサヒビールの「スーパードライVRファクトリーツアー」では、バーチャル工場見学がスマホやPCで気軽にたのしめます。スマホをVR専用ゴーグル(VRヘッドマウントディスプレイ)を使えば、臨場感たっぷりの工場見学体験が可能に。

「スーパードライVRファクトリーツアー」の詳細はこちら

クラフトビール醸造所の工場見学も人気

見学できるクラフトビール醸造所もあり

Vladimir Mulder / Shutterstock.com

大手のビールメーカーだけでなく、クラフトビールの醸造所でも見学ツアーを行っている場合があります。

ここでは、工場見学を行っているおすすめのブルワリーを紹介。大きな製造ラインとはひと味違う、近い距離でこだわりのビール醸造の現場に触れるのもたのしそうですね。

ベアレンビール

ベアレンビール工場直売所

画像提供:株式会社ベアレン醸造所

「ベアレンビール」の北山本社工場では、3クラスのガイドツアーを用意。100年以上前にドイツで使われていた醸造設備は一見の価値があります。

◇参加費:エコノミークラス 200円 ※試飲なし、ビジネスクラス 600円 ※グラスビール1杯つき、ファーストクラス 1,200円 ※30分ビール飲み放題つき
◇予約:要予約
◇試飲:あり
◇備考:オリジナルノベルティステッカー&おつまみつき
ベアレンビール工場見学詳細はこちら

いわて蔵ビール

いわて蔵ビールのクラフトビール

出典:世嬉の一酒造ホームページ

岩手県の老舗蔵元・世嬉の一酒造が立ち上げたクラフトビールブランド、いわて蔵ビールでは、見て触れて飲んでたのしめる工場見学を実施。ビールの製造工程を間近で見て、ホップなどの原料に触れてから、実際に飲み比べができます。

見学後は、工場直営のレストランに立ち寄って、樽生ビールと郷土料理を味わうというたのしみ方も。

◇参加費:550円
◇予約:要予約
◇試飲:有料(参加費+試飲4種で1.650円)
いわて蔵ビール工場見学詳細はこちら

ベアードビール

ベアード・ブルワリーガーデン修善寺

出典:ベアードビールホームページ

ベアードビールの醸造所、ベアード・ブルワリーガーデン修善寺は、2014年春にオープンした農園型ブルワリー。伊豆・修善寺の豊かな自然に恵まれた工場で、専用の通路から最新の醸造設備を見学できます。見学後は、20タップが並んだテイスティングルームや眺めのいいビアデッキで、気になるビールを存分にたのしんで。

◇参加費:20歳以上 500円 20歳未満 無料
◇試飲:なし
◇予約:事前予約優先(空きがあれば当日でも参加可能)
ベアード・ブルワリーガーデン修善寺工場見学詳細はこちら
公式インスタグラムはこちら

ビールの製造工程をリアルに学びながらできたてのビールを飲むという、至高の体験がセットになっている工場見学。造り手のこだわりを肌で感じることで、それまで気づかなかったビールの魅力に出会えるかもしれません。なお、試飲をしたあとは車の運転はできないので、工場見学には公共交通機関やシャトルバスなどの利用をおすすめします。

※価格はすべて税込です。
※この記事は、2024年12月現在の情報をもとに作成しました。

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