ビール工場見学に行こう!

ビール工場見学に行こう!
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ビール工場見学は、ビールファンにオススメの“大人の社会科見学”。ビールメーカー各社は、自社のビールの魅力を知ってもらうため、多くのビール工場で見学会を開催していますが、その内容はメーカーごと、工場ごとに異なります。今回は、関東圏でのビール工場見学について紹介します。

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ビール工場見学オススメ1 サントリー東京・武蔵野ブルワリー

ビール工場見学オススメ1 サントリー東京・武蔵野ブルワリー

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ビール工場見学のオススメ第1弾は、サントリー「天然水のビール工場」東京・武蔵野ブルワリー。1963年にサントリー初のビール工場として誕生し、人気の「ザ・プレミアム・モルツ」もここで生まれています。

東京都府中市にある武蔵野ブルワリーを訪れるには、京王線・JR南部線「分倍河原駅」からシャトルバスで10分。ここでは、素材選びから、実際の仕込み工程まで、サントリーのビール造りに対するこだわりを間近で見ることができます。

武蔵野ブルワリーの工場見学の目玉は「貯酒」の工程で見られるタンク。貯酒とはビールの発酵が終わり、樽詰めまでの間に熟成する工程のこと。まるで水族館のような貯酒タンクの回廊は圧巻の一言です。

ビール工場見学が終わったら、最後にはお待ちかねの「ザ・プレミアム・モルツ」の試飲が待っています。水のおいしさにこだわったビールの魅力を存分にたのしめます。

※2018年12月現在、施設改修のため工場見学は休業中とのこと。お出かけの前に公式サイトでご確認ください。

サントリー「天然水のビール工場」東京・武蔵野ブルワリー
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ビール工場見学オススメ2 サッポロビール千葉工場

ビール工場見学オススメ2 サッポロビール千葉工場

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ビール工場見学のオススメ第2弾は、千葉県船橋市にあるサッポロビール千葉工場。青い海と、緑の森に囲まれたこの工場では、「サッポロ黒ラベル」が造られています。

サッポロビール千葉工場の工場見学の特徴は、所要時間や予算に応じたプランが用意されていること。ベーシックな「新・黒ラベルツアー」は、1時間20分ほどの所要時間で参加費500円。仕込みや熟成、パッケージングなどのコースを見学し、テイスティングと記念品のプレゼントがセットとなっています。
一方、所要時間2時間20分の「SHIRASE5002&黒ラベル コラボレーションツアー」は、南極観測船「SHIRASE5002」の見学がセットになったプランで参加費が1,000円。もちろん、テイスティングや記念品のセットも付いてきます

このほかにも、黒ラベルの歴史が学べる「黒ラベルギャラリー」や、ここでしか入手できない黒ラベルグッズが購入できる「マリンショップ」、できたてのビールとジンギスカン、バーベキュー料理がたのしめるレストランなどもあり、大人から子どもまでたのしめます。

サッポロビール千葉工場
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ビール工場見学オススメ3 アサヒビール茨城工場

ビール工場見学オススメ3 アサヒビール茨城工場

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ビール工場見学のオススメ第3弾は、茨城県守谷市にあるアサヒビール茨城工場です。自然豊かな立地も魅力のひとつで、工場周辺にはオープン庭園もあり、自由に散策することも可能なので、行楽にはぴったりです。

アサヒビール茨城工場を訪れるには、つくばエクスプレスおよび関東鉄道常総線「守谷駅」から専用のシャトルバスで約10分。東京からだと約1時間ですから、意外と近くにあるんですね。

アサヒビール茨城工場の工場見学では、約90分の見学コースのなかで、ビールの仕込みから熟成まで、ビール造りのすべてをじっくりと見学できます。
なんと無料の工場見学の後は「アサヒスーパードライ」や「アサヒスーパードライブラック」が、一人3杯まで試飲できます。

アサヒビール茨城工場
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ビール工場見学オススメ4 キリンビール横浜工場

ビール工場見学オススメ4 キリンビール横浜工場

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ビール工場見学のオススメの最後は、キリンビール横浜工場です。この工場は横浜市鶴見区にあり、都内からのアクセスがよいのも魅力です。

キリンビール横浜工場の工場見学では、「キリン一番搾り おいしさの秘密発見ツアー」「自然の恵みを感じるツアー」「ファミリーツアー」という3つのツアーが用意されています。

どのツアーでも、ビールになる前の麦汁の試飲が可能。一番搾りの麦汁と、二番絞りの麦汁を飲みくらべてみると、その味の違いは歴然。なぜキリンが「一番搾り」にこだわるのか、その理由が分かるはずです。

また、工場にあるレストランではさまざまなタイプのビールに合う料理が提供されており、飲みくらべをしながら料理とのマッチングもたのしむことができます。

キリンビール横浜工場
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ビール工場見学の内容は、メーカーや工場によって異なり、単に味の違いをたのしむだけではなく、各社のビール造りのこだわりを肌で感じることもできます。なお、どの工場見学でも試飲がたのしめますが、当然ながら未成年者や運転手には提供されないので、念のため。

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