日本酒と焼酎のソムリエ「酒匠」を目指そう! 2日間の講習会後、2019年3月の検定へ挑戦
日本酒や焼酎テイスティングのプロフェッショナルと呼べる存在である「酒匠」。資格を取得したいという人のために、試験前に充実のカリキュラムが用意されています。ビジネスでも大いに役立つ、本物のテイスティング力を身につけませんか。
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2日間の実践トレーニングで、200種類以上テイスティング
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日本酒や焼酎の検定にはいくつかありますが、テイスティングの専門家として上位資格に位置付けられているのが、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)が主催する「酒匠(さかしょう)」という資格です。趣味で日本酒や焼酎の世界を極めたいという人だけでなく、料飲店や酒販店の経営者、商品担当者、酒類卸売業の担当者なども取得を目指す、まさにプロフェッショナルのための認定資格です。
「酒匠」の資格試験を受ける上で重要となるのが、2日間で200酒類以上の日本酒と焼酎のテイスティングサンプルを確認する講習です。
この講習では、以下の6つを納得のいくまでトレーニングすることができます。
1.嗅覚・味覚をアップし、基礎能力を身につける。
2.日本酒、焼酎の特性をテイスティングにより把握する。
3.香味タイプ別比較テイスティングを通じて、各タイプの特徴を理解し、見極められる能力を身につける。
4.テイスティング結果の視覚的表現方法を身につける。
5.原料品種、酒母、蒸留法、アルコール添加量、熟成期間など、さまざまなバリエーションのサンプルでその特性の違いを理解する。
6.料理との相性について、そのノウハウを身につける。
さらに、講習終了後には自主トレーニングも可能。しっかり実力を養ったら、いよいよ検定にチャレンジです。
試験の内容や日程を確認しましょう!
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試験は、第4次試験までを1日で行います。
第1次試験(筆記50分)は、日本酒・焼酎の基礎知識。
第2次試験(テイスティング50分)は、テイスティングを通じた日本酒・焼酎の4タイプ&ポジショニングマップ・同軸グラフ作成。
第3次試験(テイスティング50分)は、テイスティングを通じた日本酒・焼酎の原料別、製法別サンプルの認識。
第4次試験(テイスティング50分)は、テイスティングを通じた日本酒・焼酎の劣化の認識、日本酒・焼酎のブランドテイスティングとなります。
<2019年の講習会の日程・開催地>
3月9日(土)〜3月10日(日) 申込締切:3月1日(金)12:00
3月11日(月)〜3月12日(火) 申込締切:3月4日(月)12:00
※いずれも東京都文京区小石川
<2019年の試験日程・開催地>
3月23日(土):東京都文京区小石川
3月27日(水):東京都文京区小石川
晴れて合格すると、専用額(希望者のみ)入り認定証・認定バッジが発行されます。また、さらなるテイスティング能力を身につけられる総合講座に参加し、選考会にて認められると、酒匠の上位にランクする専属テイスターを委嘱される道も。
名誉ある資格を目指して、テイスティング能力にさらに磨きをかけてみてはいかがでしょう。
「酒匠」の詳細記事はこちら
https://tanoshiiosake.jp/3249
日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)
https://www.ssi-w.com/?page_id=22