ビターズのおいしい飲み方【カクテル材料】
「ビターズ」は、薬草や香辛料を使った、その名のとおりビターな味わいが魅力のリキュールです。よくカクテルの風味づけに利用され、オーソドックスなカクテルのレシピにも登場します。ここでは、カクテル作りに欠かせないビターズの魅力に迫ります。
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“カクテルの女王”と称えられるこのカクテルは、19世紀後半に誕生し、マリリン・モンローが主演を務めた映画『お熱いのがお好き』に登場したことでも有名です。
ビターズの苦味が、スイートベルモットのやさしい甘味をほどよく引きしめます。
作り方は、ウイスキーとスイートベルモットを3対1の割合でミキシンググラスに注ぎ、軽くかき混ぜて、アンゴスチュラビターズを数滴加えます。カクテルグラスに移し、チェリーを飾ればできあがりです。
ビターズはさまざまなお酒と合わせてたのしもう
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ビターズは、ウイスキーベースのカクテルだけでなく、さまざまなお酒と組み合わせてたのしめます。
たとえば、ジンベースのカクテルとしてポピュラーな「ジントニック」のアクセントとして、仕上げにアンゴスチュラビターズを加えるレシピ。ビターズを入れることで色合いが淡いピンク色に。目もたのしませてくれるカクテルです。
ホワイトラムがベースのカクテル「アーント・アガサ」に使うと、オレンジ果汁の甘味にシャープな風味をプラスできます。
作り方は、ラムとオレンジジュースを1対2の割合でシェークして、氷を入れたロックグラスに注いだあと、アンゴスチュラビターズを振り入れます。
いずれも分量は、6~10滴と多めがおすすめですが、好みで調整するとよいでしょう。
最後に、ユニークなアンゴスチュラビターズの使い方を紹介します。
それはミネラルウォーターやソーダ、トニックウォーターなどにビターズを入れるというたのしみ方。ほろ苦い風味で、気分までスッキリしそうです。のどが渇いたときはもちろん、お酒の合間や、お酒を飲んだあとに、試してみてはいかがでしょう。
ビターズがあれば、お気に入りのカクテルをちょっとアレンジできてとても便利。アイデア次第で、意外な風味に出会えるかもしれません。ぜひ、一度使ってみてください。
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