北海道のビール【オホーツクビール】北見で愛される地域に根づいたビール《ビアジャーナリスト監修》

北海道のビール【オホーツクビール】北見で愛される地域に根づいたビール《ビアジャーナリスト監修》
出典 : osap/ Shutterstock.com

「オホーツクビール」は、国内でも非常に早い時期から地ビールの開発に励み、地域とともに歩んできた会社です。北海道北見を訪れたらぜひ現地で堪能したい、地ビールの魅力とおすすめ商品を見ていきましょう。

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「オホーツクビール」の9割は地元・北見で消費される

「オホーツクビール」の9割は地元・北見で消費される

Kishivan/ Shutterstock.com

「オホーツクビール」の誕生は、オホーツク地域からドイツの農村視察に向かった団体が現地のビールに感銘を受けたことがきっかけです。北見でもこんなビールを造りたいと、有志で「北見ビール研究会」を立ち上げて「オホーツクビール」の開発に取り組み始めたのは1987年のことでした。

1994年の酒税法改正を受けて、いち早くビール製造免許を取得すると、地域の企業や個人の出資を受けてビール製造工場を設立。生産した商品のうち9割は地元の北見で消費されるほど、地域に根づき、愛されている会社です。

そんな「オホーツクビール」のこだわりは、ドイツの伝統的なビール造り。ビールの本場・ドイツで500年前に制定された「ビール純粋令」に従い、麦芽と水、ホップ、酵母のみを原料に、まっすぐな味わいを実現しました。保存料や防腐剤が入っていないため、賞味期限はわずか4週間。本来の味わいをたのしむためにも、新鮮なうちに飲みきりましょう。

「オホーツクビール」のエールはキレがある大人の味

「オホーツクビール」のエールはキレがある大人の味

Stepanek Photography/ Shutterstock.com

「オホーツクビール」のエールは、キレと苦味を感じる大人の味です。ステーキやソーセージ、ハンバーグなど洋食との相性がよく、食中酒としてしっくりきます。

食事を終えたあとに、ゆっくりとたのしむのもおすすめ。乾杯ビールのように、一気にのどに流し込む飲み方ではなく、香りや味わいを確かめながら、ゆっくりと飲みたいビールです。

飲みごろ温度が7~8度とやや高めなので、お取り寄せして飲むときには、冷やしすぎに注意しましょう。

「オホーツクビール」のヴァイツェンは女性に人気

「オホーツクビール」のヴァイツェンは女性に人気

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「オホーツクビール」のヴァイツェンは、ビールが苦手な女性でも飲みやすいフルーティな味わいが魅力。グラスに注いだあとにスライスレモンを添えて、カクテル感覚でたのしむのもおすすめです。

ヴァイツェンとは「小麦」を指す言葉です。ヨーロッパでは「貴族のビール」とも呼ばれるほど気高く、特別な1杯。一般的なビールより淡い黄色をしていて、女性的な印象を受けます。

「オホーツクビール」のヴァイツェンは炭酸が強めで、口のなかがさっぱりするため、夏場にもぴったり。飲みごろ温度は4~5度、冷たいうちに飲みましょう。休日の昼下がり、テラスでプチ贅沢したい日のお供に最適なひと品です。

「オホーツクビール」は北見の人と会社の絆が生んだ上質な地ビールです。北見観光に行った際にはオホーツクビールが経営するビアレストラン「オホーツクビアファクトリー」に立ち寄り、もっともおいしい状態を堪能してください。

製造元:オホーツクビール株式会社
公式サイトはこちら

監修者

伊東幸一

伊東幸一

(一社)日本ソムリエ協会認定ソムリエ、きき酒師、焼酎きき酒師、日本ビール検定1級、ビアジャーナリスト、フードアナリスト。
好奇心旺盛なため、お酒であれば何でも試してきました。いま最も好きなカテゴリーはビール。時間があれば飲食店や各種お酒関係のイベントに参加。

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