黒糖焼酎の魅力とおすすめの銘柄6選

黒糖焼酎の魅力とおすすめの銘柄6選
出典 : kariphoto / Shutterstock.com

黒糖焼酎とは、その名のとおり、黒砂糖を原料とした焼酎のこと。鹿児島県の南海に浮かぶ奄美群島で造られる、甘い香りを特徴とした焼酎です。喜界島で最古の焼酎蔵元の「朝日」、徳之島の5つの黒糖焼酎の蔵元が独特の常圧蒸留で醸す「奄美」、樫樽熟成の「高倉」が代表的ですが、他にも個性あふれる銘柄を紹介します。

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黒糖焼酎の産地である奄美群島の5つの島では、それぞれ個性ある黒糖焼酎が造られています。そのなかから、近年、注目を集めている銘柄を紹介します。

ユニークな酒造りで注目される【れんと】

「れんと」を生んだ奄美大島開運酒造は、スピーカーから流れるクラシック音楽が振動として貯蔵タンクに伝わり、ゆっくりと熟成を進めさせる「音響熟成」など、ユニークな酒造方法で知られています。
海のように青いボトルが印象的な「れんと」は、音楽用語で「ゆったりと」という意味。クラシック音楽の響きに揺られながら、ゆったりと熟成された味わいが、「飲みやすい」と評判のベストセラーです。

製造元:株式会社奄美大島開運酒造
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生産量が少ない希少な甕(かめ)仕込み【龍宮(りゅうぐう)】

「龍宮」の蔵元、富田酒造場は、奄美大島の中心地にある家族経営の小さな酒蔵。540リットルの大きな甕壺を使って、昔ながらの仕込み方法による酒造りを行っています。
国産米の黒麹を使った「龍宮」は、甕仕込み特有のしっかりした味が印象深い逸品。おだやかな味わいと軽やかなのどごしで注目を集めていますが、小規模な甕仕込みゆえに生産量が少ないため、購入の機会を逃さないことをおすすめします。

製造元:有限会社富田酒造場
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黒糖焼酎で初めて減圧蒸留法を使用【里の曙(さとのあけぼの)】

奄美大島の蔵元、町田酒造の代表銘柄「里の曙」は、黒糖焼酎のイメージを変えたとされる銘柄です。黒糖焼酎業界では初めて減圧蒸留を導入するなど、近代的な技術をいち早く取り入れることで、従来の黒糖焼酎にあったクセのある匂いや雑味が取り除かれるとともに、品質の安定化をもたらしました。
飲みやすくマイルドな味わいの「里の曙」は、登場からまもなく、島の繁華街で女性の支持を集め、いまや島内のトップシェアを誇っています。さわやかな酔い醒めも人気の理由です。

製造元:町田酒造株式会社
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とろりとした甘い味わいの黒糖焼酎は、焼酎初心者にもおすすめ。ぜひ、一度試してみてくださいね。

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