「佐藤(さとう)」芋焼酎3Mに匹敵する、プレミアム級の味わいの焼酎【鹿児島の焼酎】

「佐藤(さとう)」芋焼酎3Mに匹敵する、プレミアム級の味わいの焼酎【鹿児島の焼酎】
出典 : kitsune05/ Shutterstock.com

「佐藤」は、霧島連山の麓で育まれる人気銘柄。芋焼酎の黒と白、麦焼酎の3種がありますが、なかでも芋焼酎「黒麹仕込 佐藤」の評価は高く、プレミアム焼酎「3M」に匹敵するとの声も。今回は、「佐藤」のおいしさの秘密に迫ります。

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「佐藤」は黒・白・麦の3種が支える人気銘柄

「佐藤」は黒・白・麦の3種が支える人気銘柄

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「佐藤」を造るのは、明治39年(1906年)に創業した鹿児島の酒造メーカー、佐藤酒造。昭和の時代に一度は休業したものの、1984年に復活。以来、蔵を支えてきた人々の思いを大切に、飲む人によろこばれる焼酎造りを続けてきました。

「佐藤」という銘柄には、芋焼酎の「黒麹仕込 佐藤」と「白麹仕込 佐藤」、そして麦焼酎の「佐藤 麦」の3種類がラインナップされています。いずれも素材の香りと風味をストレートに表現した厚みのある味わいが特徴です。

そのおいしさの秘密は、「佐藤」の仕込み水に使われている霧島山系の湧水にあるといわれています。
霧島の水は、シリカやバナジウムなどのミネラルを豊富に含むことで知られる国内有数の天然水。飲料水としても注目を集めている、この澄みわたった名水を仕込み水に用いることで、サツマイモや麦の素材感が生きてくるのです。

原料芋「コガネセンガン」の香りや甘味を封じこめた芋焼酎「黒麹仕込 佐藤」と「白麹仕込 佐藤」、麦特有のやわらかさや甘さを素直に表現した麦焼酎「佐藤 麦」。どれも飲みやすさや切れ味はもちろんのこと、素材の本来の旨味が味わえる逸品です。

「佐藤」を飲みやすさで選ぶなら「白麹仕込」

「佐藤」を飲みやすさで選ぶなら「白麹仕込」

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「佐藤」のなかでも、サツマイモのデンプンを糖化する段階で白麹を用いた「白麹仕込」は、飲みやすさを追求した1本です。

白麹で造る焼酎の最大の魅力は、おだやかでマイルドな口当たり。黒麹に比べて、すっきりとしたやわらかい酒質に仕上がります。
この白麹の特長を活かした「白麹仕込 佐藤」は、原料であるサツマイモ「コガネセンガン」の素直な甘さや香りを活かしつつ、飲みやすさを極めた逸品。コガネセンガンの素直な甘さを味わいたい人はもちろんですが、甘口のお酒をゆっくりとたのしみたい人にもおすすめです。

「佐藤」を力強さとキレ味で選ぶなら「黒麹仕込」

「佐藤」を力強さとキレ味で選ぶなら「黒麹仕込」

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「佐藤」の名をプレミアム焼酎「3M」に次ぐ「次世代プレミアム焼酎」として世に知らしめたのが、「黒麹仕込」、通称「佐藤 黒」です。

原料芋「コガネセンガン」の香ばしい香りとインパクトのある甘味をあわせ持った「佐藤 黒」は、やわらかな仕上がりの「佐藤 白」とは対照的に、黒仕込み特有の力強さとしっかりとしたボディを表現。ガツンと重厚な味わいをもたせる一方で、ていねいな熟成によって繊細でなめらかな舌ざわりを実現し、飲みごたえのある1本に仕上げています。

「佐藤」の魅力を味わいつくすには、ロックやお湯割り、熱燗でいただくのがベスト。素材本来の香りや甘さを心ゆくまでたのしみたいものです。

製造元:佐藤酒造有限会社
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