アードベッグの魅力と、アードベッグを生んだアイラモルトの魅力を語ろう

アードベッグの魅力と、アードベッグを生んだアイラモルトの魅力を語ろう
出典 : 出典:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社サイト

「アードベッグ」は、スモーキーさが魅力とされるアイラモルトのなかでも、ひときわスモーキーな存在として知られています。強烈なスモーキーさと繊細な甘さが調和した独特の味わいをもつアードベッグについて、詳しく紹介していきましょう。

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アードベッグの強烈な香りをたのしむための、おすすめの飲み方

donfiore / Shutterstock.com

「アードベッグ」を味わってみたいという人に、まずおすすめしたのが、究極のアイラモルトと称される「アードベッグ10年」、通称「テン」です。

淡いゴールド色が印象的なこのウイスキーの魅力は、潮の香りを感じさせるヨード香に、燻製した魚の香り、さらには炭焼コーヒーや柑橘系の果実などの香りが加わった、強烈かつ複雑な芳香です。

口に含めば、はじめにピリっとした刺激があり、その後、重厚感ある甘美な味わいをたのしめます。タバコの煙やエスプレッソコーヒーを思わせるフレーバーとともに、「これぞアードベッグ」と愛好家をうならせるような、深みのあるスモーキーなフレーバーが口一杯に広がります。

ウイスキー愛好家によると、アイラモルトの強烈な個性は「できればロックで味わってほしい」のだとか。氷が溶けるにしたがって変化していく味わいを感じながら、じっくりとたのしむのがおすすめです。

一方で、アードベッグの強烈な香りをたのしむには、ウイスキーの炭酸割り、いわゆる「ハイボール」もおすすめです。炭酸によって香りが一気に広がるため、ストレートやロックで飲むよりも、スモーキーな芳香がより深くたのしめます。

アードベッグだけじゃない。一度は飲みたいアイラモルトの逸品たち

アードベッグだけじゃない。一度は飲みたいアイラモルトの逸品たち

Kevin Wells Photography / Shutterstock.com

「アードベッグ」は、もっともアイラらしいアイラモルトといわれていますが、アイラモルトには、ほかにも魅力あるブランドが数多くそろっています。

アイラ島には現在、ボウモア、ブルックラディ、ラガヴーリン、ラフロイグ、ブナハーブン、カリラ、キルホーマンと、アードベッグを加えて8つの蒸溜所があり、いずれもウイスキー愛好家にはたまらないビッグネームぞろい。なかでも代表的な逸品を紹介していきましょう。

まずは「アイラの王」と称される「ラフロイグ」。英国のチャールズ皇太子も愛飲しており、モルト蒸溜所としてはじめて「プリンス・オブ・ウェールズ御用達」の認定を受けたことでも知られています。

ラフロイグと並んで「アイラの女王」と呼ばれるのが「ボウモア」です。1779年創業という、アイラ島でもっとも古い歴史をもつ蒸溜所で造られるこのウイスキーは、ピート香やヨード臭が抑え目で飲みやすいことから、アイラモルトの入門編として推奨されます。

アードベッグやラフロイグとともに、「アイラらしさ」を前面に出しているのが「ラガヴーリン」です。エレガントで華やかな味わいから、スコッチ上級者から愛され、「アイラモルトのナンバーワン」に挙げる人も多いようです。

一方で、アイラモルトの個性であるピート臭が控えめで、やさしい味わいを魅力とするのが「ブナハーブン」と「ブルックラディ」。ボウモアと並んで、初心者にも比較的飲みやすいアイラモルトといえるでしょう。

それぞれ独特の個性をもつアイラモルトを、ぜひ、飲みくらべてみてください。

アードベッグを通じて、アイラ・スコッチの魅力とされる強烈なスモーキーさをたのしむことで、ウイスキーの世界がさらに広がりそうですね。

国内販売元:MHD モエ ヘネシー ディアジオ株式会社
公式サイトはこちら

アードベッグ 公式ブランドサイト
http://www.ardbegjapan.com/

PLANET ARDBEG DAY 2023 東京会場は2023年6月1日(木)~6月3日(土)、初開催となる大阪会場は2023年6月9日(金)~6月10日(土)に開催
http://ardbegjapan.com/ardbegday/

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