神保町で話題の新感覚バル！ おしゃれに、気軽に、お酒を楽しむならここ！

まだ時々ピクピク動いていた車海老ちゃん。ごめんなさいね、おいしくいただくのでお許しを〜。両手で海老の両端を持って食べるとダイレクトに甘みとぷりぷり食感を体感できると思います。

車海老の頭と尾はカラッと揚げていただき、続くお料理「特製ウニ豆腐」と一緒にいただきました。特製ウニ豆腐は、「豆腐」と言っても生クリームと豆乳がベースなのでクリーミーでちょっと洋風なイメージ。なので、お酒はシュワッと軽やかな泡が飲みたく、セグラヴューダス ブルートレゼルバをチョイス。（スペイン産のブドウを使ってシャンパン製法で造られたスパークリングワイン。）
海老の香ばしさとお豆腐のクリーミーさにぴったりの相性です。

冒頭に「スタイル」の話をしましたが、「ミスターハッピー」さんの魅力は、単に形だけのお店ではないことです。中田オーナーがお考えになるお店のスタイル、ポリシーには共感するところが多々ありました。

いわく、「お店は「日本の一次産業を盛んにしたい」思いから始めました。特に日本の酒米農家、酒蔵を応援したい。だから日本酒を柱にしています。あと、うちの店は日本酒の初心者さん向きのスタイルをとっていて、若い人が気軽に日本酒を楽しんでくれて、日本酒を飲む全体人口の母数が上がれば嬉しいです。だから日本酒を飲むグラスもこだわるようになりました。気軽さやおしゃれ感を加えることで、日本酒の、「大人が飲むイメージ」とか「敷居が高そう」なイメージを変えたくて。」


･･･なるほど。そんな熱い思いがあったのですね。第一次産業を応援とは、嬉しいお言葉です。私も食べ歩きしながら日本の食・食文化、一次産業を応援しています。そんな言葉を聞いてしまって、もう、とっても嬉しくなってしまいました。


なーんて、深く共感しているうちに、炙りしめ鯖と、素敵なフルートシャンパングラスに日本酒が注がれていきます。お酒は秋田県 木村酒造さんの「福小町 純米吟醸 角右衛門」です。しかもグラス一杯に なみなみと〜〜〜！

いただいたのは、「無圧上槽 中汲み 生酒」、つまり、純米吟醸の醪に圧を掛けずに搾り、中取り部分だけを荒濾過で詰めたお酒です。シャンパングラスで飲むと一層香り良さが広がります。ふくよかな甘みのあと、スッキリ切れる。炙り鯖とぴったりの相性良さ！ 私の中では今回の一番おいしい組み合わせでした。角右衛門は数量限定出荷なので、お店にあったら迷わず注文されてくださいね〜。

「ミスターハッピー」さんは、日本酒がメインのお店ですが、ワインもございます。メイン料理にはお肉をいただきたく、三元豚のグリルとチリワイン「ルイス フェリぺ エドワーズ」の赤、カベルネソーヴィニョンをいただきました。