日本酒やワインだけでなく実はビールも超有名。兵庫のクラフトビール
日本酒の蔵元の多い兵庫県では、じつはビールの醸造も盛んです。温泉地や人気観光地には、そこでしか味わえないクラフトビールを飲めるレストランも数多くあります。クラフトビールの飲めるレストランのはしごも、たのしいですよ。
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日本有数の酒どころ兵庫
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酒蔵の多いことで知られる兵庫県では、通をうならせる日本酒を造る人気酒造場が多いのはもちろんですが、酒蔵見学も盛んに行われています。日本酒の醸造技術にたけているエリアだけあって、焼酎やビールなどの酒造場も数多く存在します。なかでも個性的な味わいを持つクラフトビールは、注目の的となっています。
酒蔵の街のビール「明石ブルワリー」
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酒処、灘五郷として有名な灘の西にある江井ヶ島は、歴史ある酒蔵が並ぶ街です。その地に酒蔵を構える明石江井島酒館の酒蔵を一部改装して誕生したのが、明石ブルワリーです。日本徳利博物館や酒資料館、レストランもあります。
厳選された麦芽100%とホップ、水のみを使用し手造りされたクラフトビールは、酒の街、灘の名に恥じない味わいで人気があります。品質へのこだわりは高く、ビール品質安定度保証制度のUQ(ユニファイド・クオリティー)の賞を受けています。
ビールのラインナップは様々で、とくに人気なのが明石海岸ビール。ホップの香りが爽やかなスッキリして飲みやすいピルスナーです。ほかにも、エールビールや黒ビールなども展開。併設のレストランでは、クラフトビールと共に明石原人バーガーがたのしめます。
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温泉街にある「城崎ビール」
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志賀直哉の名作「城崎にて」で知られる名湯地で、生まれたクラフトビールが城崎ビール。このビールを造っているのは、山本屋という温泉旅館です。
空、海、川、雪と城崎の自然をテーマにし、麦芽100%と但馬の澄んだ水で丁寧に造られています。テーマに合わせてクラフトビールは4種類。ピルスナー、ヴァイツェン、スタウトのほか、ESB(エクストラ・スペシャル・ビター)と呼ばれるスタイルのビールも。ESBは、若干ルビー色がかり、少し甘めの口当たりのいいビール。キレがあるので飲みやすいのも特徴です。併設しているレストランもあるので、外湯巡りの後にクラフトビールでのどを潤すこともできます。温泉後のビールとは最高ですね。
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酒蔵が造るビール「KONISHIビール」
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