宮崎の米焼酎を知っていますか?
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宮崎の米焼酎
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宮崎県でポピュラーな焼酎といえば、まずは芋焼酎でしょう。宮崎では温暖な気候がサツマイモを育てるのに適し、江戸時代から芋焼酎が多く造られていました。
芋焼酎が多く造られ有名な宮崎ですが、土地が南北に長く地域ごとに気候風土が異なることもあり、芋以外にも様々な作物で焼酎が造られています。その代表が高千穂地方で造られているそば焼酎です。日本初のそば焼酎「そば雲海」は、宮崎の雲海酒造で造られています。
このほかにも、栗やとうもろこしなどを原料とした焼酎がありますが、最近注目の銘柄は米焼酎です。ここでは宮崎の米焼酎を紹介します。
老舗蔵が造る「野うさぎの走り 」
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黒木本店は人気芋焼酎「㐂六」「爆弾ハナタレ」を造る老舗酒造。また、全国的にも有名な麦焼酎「中々」や「百年の孤独」は女性にも人気の銘柄です。
黒木本店が唯一造る米焼酎「野うさぎの走り」は、スッキリした味わい。ややスモーキーな風味があり、ナッツのようなニュアンスもあります。地元ではお湯割りで飲むことが多いようですが、水割りにすると甘味がよりわかりやすく口に広がります。印象的な銘柄名とシンプルでモダンなボトルが目を引きます。
「野うさぎの走り」の詳細はこちら
華やかな香りの「山翡翠(やませみ)」
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黒木本店の別蔵として1998年に建てられた尾鈴山蒸留所。フルーティーな香りの芋焼酎「尾鈴山 山ねこ」が人気です。
「山翡翠」は宮崎県産酒造好適米ハナカグラを使用し、自社培養の酵母菌を用いた仕込みと、伝統の常庄蒸留で造られた米焼酎です。華やかな香りとスッキリした味わいは、飲み飽きないおいしさです。ロックもおすすめですが、水割りで飲むとより香りが引きたちます。
「山翡翠」の詳細はこちら
フルーティーな香りの「悪の美学」
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