富士山のお膝元で造る山梨のクラフトビール

富士山のお膝元で造る山梨のクラフトビール

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山梨のクラフトビール

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富士山のお膝元の山梨は、ワイン造りも有名。ブドウ造りに適した気候は、多くのワイナリーを生みましたが、じつはビール造りも盛ん。富士山のミネラル豊富なおいしい水を仕込み水にして、様々な醸造所がビールを造っています。山梨の代表的なブルワリーを紹介します。

富士登山の玄関口にある「富士桜高原麦酒」

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富士河口湖町にある富士桜高原麦酒は、ドイツの醸造専門学校で学んだ醸造士が本場に負けないビールを目指し、「何杯でも飲める飲み心地」にこだわり、ビールを造っています。

仕込み水は、富士山のミネラル豊富な天然水「富士桜命水」、日本では珍しい1次発酵をオープン式の発酵タンクで行っています。管理が難しいのですが、発酵の様子を観察し微調整できるので繊細な味わいのビールを造ることができます。

いくつかある銘柄の中でも「ラオホ」は、ブナのチップで麦芽をスモークし、麦芽に独特のスモークフレーバーを閉じ込めた「燻煙ビール」。グラスに注ぐとスモーキーな香りが立ち上ります。その香りとマイルドな口当たりは、一度飲むと忘れられない味わいです。2012年にWorld Beer CupとWorld Beer Awardsをダブル受賞した逸品です。そのほかにも、受賞ビールがたくさん。日本を代表する人気のクラフトブルワリーのひとつです。
富士桜高原麦酒の詳細はこちら
https://www.fujizakura-beer.jp/

富士を望む「ふじやまビール」

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道の駅「富士吉田」内にあるかカフェレストラン「ハーベステラス」に併設されている醸造所。富士山を眺めながら、できたてのクラフトビールを飲むことができる場所とあって人気があります。

地下100メートルから汲み上げた富士山の天然伏流水を使ったビールは、ドイツ製の醸造設備とヨーロッパ産のホップや麦芽と共に、醸造されています。スタイルは3つ。なかでも、ヴァイツェンはフルーティーな風味と清涼感、苦味を抑えた味わいが人気。未ろ過のため、酵母で白濁して見えます。
ふじやまビールの詳細はこちら
http://www.fujiyama-beer.com/

有名ビール職人が携わった「八ヶ岳ブルワリー」

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醸造長は、キリンビールで一番搾りやハートランドの開発に携り引退した山田一己氏。「とことん自分がうまいと思うビールを追求してみよう」と40年以上にわたる豊富な経験を元に新たなビール造りを始めました。

醸造所のあるエリアには10カ所以上の湧水があり、そのおいしさは地元の人以外に観光客にも有名。なかでも標高約1280mにある萌木の村周辺の地下160メートルから汲み上げる天然水は、日本では珍しいミネラルの豊富な硬水です。この水を使って一番始めに醸造されたのが「八ヶ岳地ビールタッチダウン」。八ヶ岳の風のように爽やかな香りと飲み口、雑味のない味わいが特徴です。
八ヶ岳ブルワリーの詳細はこちら
http://yatsugatake-beer.com/

クラフトビールは、その土地の空気を感じながら飲むのがおすすめ。ぜひ、工場見学や併設のレストランでそのときにしか感じられない味わいをたのしんでみてください。

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