クラフトビールの宝庫・長野の魅力を知ろう!
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長野のクラフトビール
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美しい山々に囲まれた長野は、アルプスから湧き出る水に恵まれた地域です。日本酒の蔵元も多い長野ですが、個性的なクラフトビールを造っている実力のあるブルワリーも数多くあります。なかでも代表的なブルワリーを紹介します。
遊び心あふれる「ヤッホーブルーイング」
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1996年創業、日本ではまだなじみがなかったエールビールを専門に醸造し、華やかな香りとコクのあるエールビールを広めた「ヤッホーブルーイング」。味わいはもちろんですが、「よなよなエール」「水曜日のネコ」といった遊び心あふれる銘柄名やラベルも人気があります。ちなみに「よなよなエール」の名前は、「日本でも夜な夜なエールビールをたのしんでほしい」という思いから名づけられたそうです。
2014年にはキリンビールと業務、資本提携を結び、生産体制を増強し、おいしいビールが手に入りやすくなりました。また、東京都内には6店舗(2018年2月現在)のビアバルがあり、限定ビールもたのしめるので近くの人は寄ってみてください。
ヤッホーブルーイングの詳細はこちら
http://yonasato.com/ec/
原料から作る「志賀高原ビール」
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200年以上続く日本酒の老舗酒蔵「玉村本店」が造る本格クラフトビール。「自分たちが飲みたいビール」をコンセプトに、日本酒造りにも使われている志賀高原の湧水を仕込み水に使い、厳選された原材料で個性的なエールビールを造り出しています。
じつは原材料の栽培にも挑戦し、酒米やホップを自家栽培しています。自家栽培ホップ生仕込み「Harvest Brewシリーズ」は、みずみずしい生ホップならではの味わいが独特で人気があります。
目を引くラベル中央のデザインは、志賀高原のシンボル大沼池の湖面と湖に棲むとされる伝説の大蛇がモチーフになっています。志賀高原ビールを飲んで、「クラフトビールにハマった」という人も多い、日本を代表する人気のクラフト・ブルワリーです。
志賀高原ビールの詳細はこちら
http://www.tamamura-honten.co.jp/?mode=f3
お土産にも人気の「軽井沢ビール」
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爽やかで何杯でも飲みたくなるビールを目指して、大手にも負けない最新鋭の設備を駆使してビールを醸造している「軽井沢ブルワリー」。工場見学も行っていますが、ビールの醸造所とは思えないスタイリッシュでモダンな建物が特徴的です。見学コースは、仕込みの香り、音、温度を感じることができる上、もちろんできたてのビールを試飲することもできます。
いくつかの銘柄がありますが、ラベルの美しさからお土産にも人気なのが本格プレミアムビールの「プレミアム・クリア」です。ドイツから直輸入した麦芽とヨーロッパアロマホップ、浅間山の名水で醸造。華やかな香りと芳醇な味わい、スッキリした後味が後を引くおいしさです。ラベルは、軽井沢千住博美術館展示のある日本画家千住博氏の「星のふる夜に」を使用しています。ほかに「プレミアム・ダーク」もあります。
軽井沢ビールの詳細はこちら
http://brewery.co.jp
個性的な味わいだけでなく、銘柄名やラベルにもこだわりのある長野の代表的なクラフトビールの数々。ぜひ、味わってみたいですね。