ダークラムの特徴と樽熟成が織りなす奥深い魅力に迫る

ダークラムの特徴と樽熟成が織りなす奥深い魅力に迫る
出典 : Valentyn Volkov/ Shutterstock.com

ダークラムは、オーク樽で長期熟成させた濃褐色のラム酒。豊かな風味と深いコク、幾重にも重なる複雑な香りを持つその雫は、ロックやストレートで飲まれるだけでなく、高級洋菓子の材料に使われることもあります。ここでは、ダークラムの特徴や代表銘柄、おいしい飲み方などを紹介します。

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目次

  • ラム酒の定義と特徴をチェック
  • ダークラムとは? 代表銘柄も紹介
  • ダークラムのおいしい飲み方

まずはストレートやロックでたのしもう

ダークラムは、カクテルベースとして使われることもありますが、ストレートやロックで風味や香り、コクをたのしむのが一般的。まずはシンプルな飲み方で、ダークラム独特の濃厚で芳醇な味わいを堪能してください。アルコール初心者やお酒に強くない人は、炭酸で割るのも手です。

ダークラムは洋菓子やチョコレート、ドライフルーツなどと好相性ですが、ナッツやチーズといった塩気のあるおつまみともよく合います。

ダークラムを使ったおすすめカクテル

ラム酒のカクテルというと、クセの少ないホワイトラムをベースに使うイメージがあるかもしれませんが、ダークラムの濃厚な風味を生かしたカクテルレシピも数多く存在します。

【ミッドナイト・カウボーイ】

ダークラムとバーボンウイスキー、生クリームで作るまろやかな味わいのショートカクテル。ダークラム約20ミリリットル、バーボン約30ミリリットル、生クリーム約10ミリリットルをシェイカーでシェイクし、オールドファッショングラスに注ぐだけと作り方はかんたん。

【トム・アンド・ジェリー】

クリスマスドリンクとして親しまれているホットカクテル。卵白、砂糖を加えた卵黄をそれぞれ泡立ててから合わせ、ダークラムとブランデーを加えて混ぜます。ホットグラスに注いで熱湯を適量プラス。お好みでナツメグをふりかけて完成です。

【ホット・バタード・ラム・カウ】

濃厚なコクとやさしい甘さがたのしめる定番ホットカクテル。材料はダークラムと牛乳、砂糖、バター。ホットグラスに、砂糖またはシロップ、ホットミルク、ダークラムを注いで混ぜ、最後にバターをひとかけ投入するだけ。シナモンスティックを添えるとさらなに風味が広がります。


ダークラムは個性が強い分、ハマるとクセになるお酒。コーヒーや紅茶、ほうじ茶、ホットミルクなどの飲み物やアイスクリームの風味づけにも使えるので、お気に入りの銘柄を見つけて常備してみてはいかがでしょう。

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