バーでも定番のカクテル「ブルドッグ」ってどんなお酒?

カクテルが好きな人やバーによく行く人にはお馴染みの「ブルドッグ」。日本ではウォッカベースが一般的ですが、じつはほかにもレシピがあります。今回は自宅でも簡単に作れる定番カクテル「ブルドッグ」の特徴や名前の由来、作り方などを紹介します。
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目次
- 「ブルドッグ」ってどんなカクテル?
- 「ブルドッグ」と「ソルティードッグ」は何が違うの?
- 「ブルドッグ」の基本的な作り方
「ブルドッグ」ってどんなカクテル?

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いまさら聞けない!? 「ブルドッグ」ってどんなお酒?
「ブルドッグ」とは、氷を入れたグラスにウォッカとグレープフルーツを入れて作るカクテルのこと。「グレイハウンド」や「テールレス・ドッグ」とも呼ばれます。
「ブルドッグ」は、日本では一般的にウォッカをベースに作られますが、アメリカやカナダでは、チェリーブランデーやホワイトラムをベースにライムジュースを加えて混ぜ、ショートグラスに注いだものが「ブルドッグ」となります。
またヨーロッパでは、ドライジンをベースにオレンジジュースやジンジャーエールを混ぜてショートグラスに注いだものを「ブルドッグ」といいます。海外のバーで「ブルドッグ」を注文したら、「全然違う味だった!」と驚かないでくださいね。
なお、今回はウォッカベースの「ブルドッグ」を中心に紹介します。
「ブルドッグ」のアルコール度数はどれくらい?
「ブルドッグ」のベースとなるウォッカのアルコール度数は平均40%とかなり高め。しかし「ブルドッグ」のレシピでは、ウォッカをグレープフルーツジュースで割るので、アルコール度数約10~15%くらいのライトな飲み口になります。
とはいえ、10~15%といえばワインや日本酒に近いアルコール度数です。チューハイやビールが約5%、一般的なハイボールが約7%と考えると、爽やかで親しみやすい味わいだけに飲みすぎには注意が必要です。
「ブルドッグ」と「ソルティードッグ」は何が違うの?

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「ブルドッグ? 」「ソルティードッグ? 」見分けるポイントはグラスの塩!
「ブルドッグ」と似た名前のカクテルに「ソルティードッグ」があります。じつは「ブルドッグ」は、この「ソルティードッグ」をアレンジしたカクテルです。
2つの違いは明白。グラスの縁に塩がついていれば「ソルティードッグ」、ついていなければ「ブルドッグ」です。
ちなみに、グラスの縁に塩をつけるスタイルを「スノースタイル」、つけないタイプを「ノンスノースタイル」といいます。
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