ホッピーとはどんな飲み物? ビールとの違いやおいしさの秘密、種類、おすすめの飲み方まで紹介

ホッピーとはどんな飲み物? ビールとの違いやおいしさの秘密、種類、おすすめの飲み方まで紹介
出典 : ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

「ホッピー」とは、麦芽とホップと酵母で造られた、ビアテイストの清涼飲料水。おもにお酒の割り材としても使われますが、焼酎をホッピーで割ったものも「ホッピー」と呼ばれます。今回は、ホッピーの成分や種類、飲み方のバリエーション、ホッピー用語などを愛され続ける理由とともに紹介します。

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ホッピーは焼酎などと組み合わせることで、自分好みのおいしさを追求することができます。その種類から飲み方まで、奥の深いホッピーの世界をみていきましょう。

ホッピーは何でできている?誕生秘話も紹介

ホッピーは麦とホップで造られたビアテイスト飲料

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

ホッピーは、東京・赤坂のホッピービバレッジが手掛けるビアテイスト飲料。1948年の誕生以来、愛され続けているロングセラー商品ですが、何でできていて、どのような飲み物なのか、知らない人もいるかもしれません。
まずはホッピーの基本情報からチェックしていきましょう。
※ホッピーはホッピービバレッジ株式会社の登録商標です。

ホッピーとは、麦芽とホップで造られたビアテイストの清涼飲料水

ホッピーは、麦芽とホップで造られた清涼飲料水です。製造工程はビールとほぼ同じですが、アルコール度数が1%未満のため、アルコール飲料ではなく、清涼飲料水に分類されます。
なお、日本の酒税法では、アルコール分1度(%)以上の飲料を「酒類」と定義しています。

原料の麦芽はドイツ産・カナダ産の二条大麦を使用。ホップは世界最高級といわれるドイツハラタウ産のアロマタイプとビタータイプを使用しています。酵母はミュンヘン(ドイツ)の酵母銀行でホッピー醸造のために厳選した下面発酵酵母、水は秩父山系の天然水を使うなど、原料には徹底的にこだわっています。

ホッピーの誕生秘話

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

ホッピーは焼酎の割り材として普及

ホッピーの開発・製造販売を手掛けるのは、ホッピービバレッジ。横文字の社名ですが、日本の飲料水メーカーです。

ホッピービバレッジの前身は、明治38年(1905年)創業の石渡五郎吉商店。当初は陸軍御用聞き商人として餅菓子を製造していました。明治43年(1910年)には海軍伝いにラムネの伝来をいち早く聞きつけ、秀水舎を設立してラムネやサイダーの製造販売を開始。ここが今に至る清涼飲料水製造販売のきっかけとなりました。

その後、コクカ飲料株式会社と改組し、昭和23年(1948年)に麦酒様(ビアテイスト)清涼飲料「ホッピー」を生み出しました。

ホッピーが誕生した当時は戦後の混乱期。高額なビールは庶民にとってはまだまだ高嶺の花でした。味のよくない粗悪なアルコール飲料しか手に入らなかった時代に、「アルコール臭いお酒もホッピーで割るとおいしくなる」と人気が爆発。焼酎をホッピーで割るという飲み方が人伝いに広まっていきました。

清涼飲料水の「ホッピー」だけでなく、焼酎で割ったものも「ホッピー」と呼ばれるようになった背景には、こうした理由がありました。

ホッピーの糖質やアルコール度数は?

ホッピーの気になる糖質は、100ミリリットル中約1.7グラム(黒ホッピーは約1.9グラム)。一般的なビール(淡色)の糖質3.1グラム(※)と比べると、低めだということがわかります。
文部科学省「日本食品標準成分表2020年版(八訂)」より算出

一方、ホッピーのアルコール度数は0.8%。前述したように、1%未満なので酒税法上、お酒には分類されません。

ホッピーとビールの違いは?

ホッピーとビールの違い

Room 76 / Shutterstock.com

ホッピーとビールの大きな違いは、酒税法による分類の違いです。前述したように、ホッピーは酒類ではなく清涼飲料水なので酒税の対象とはなりませんが、ビールは酒税法上「発泡性酒類」に分類されるため、酒税の対象となります。

ちなみに、ビールは酒税法で以下のように定義されています。

酒税法 第三条 十二
次に掲げる酒類でアルコール分が二十度未満のものをいう。
イ 麦芽、ホップ及び水を原料として発酵させたもの
ロ 麦芽、ホップ、水及び麦その他の政令で定める物品を原料として発酵させたもの(その原料中麦芽の重量がホップ及び水以外の原料の重量の合計の百分の五十以上のものであり、かつ、その原料中政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の百分の五を超えないものに限る。)
ハ イ又はロに掲げる酒類にホップ又は政令で定める物品を加えて発酵させたもの(その原料中麦芽の重量がホップ及び水以外の原料の重量の合計の百分の五十以上のものであり、かつ、その原料中政令で定める物品の重量の合計が麦芽の重量の百分の五を超えないものに限る。)

出典 https://elaws.e-gov.go.jp

一見、ホッピーにも当てはまると思われそうですが、アルコール度数が1%未満で酒税法が適用されないという時点で、ホッピーとビールは別物です。

ホッピーは、ビアテイストの焼酎割り飲料。ビールを薄めたり、炭酸水にホップのエッセンスを加えたりした飲料をイメージする人もいるようですが、そうではなく、実際は「アルコール分0.8%」にこだわったおいしさを目指して造られる発酵飲料です。

ビールと同じ製造過程でありながら、麦汁濃度、使用酵母、発酵時間など、ホッピービバレッジ社オリジナルのノウハウで育まれるのがホッピー。詳しい製法は「秘伝」なので明かされていませんが、ビールのようなもの、ではなく、あくまでも「ホッピー」という、オリジナルの飲料なのです。

ホッピーの味わいと居酒屋さんで不動の人気を誇る理由

ホッピーの人気の秘密

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

ホッピーの人気の秘密を探ります。

ホッピーはどんな味? そのまま飲んでもおいしい?

ホッピーは焼酎などの割り材として人気の飲み物ですが、製法がビールとほぼ同じなので、そのまま冷やして飲めば、ビールのような味わいがたのしめます。

健康上の理由でビールを控えている人や、ビールの苦味が苦手という人も安心して飲めること、和食や洋食、中華料理など、さまざまな料理と相性がよいこと、リキュールの濃さや組み合わせが自由自在で自分だけの「My ホッピー」がたのしめることも、ホッピーの人気の秘密といえるでしょう。

ホッピーが愛され続ける理由は「3つのハッピー」にあった

さらに、ホッピーの人気の秘密は、低カロリー・低糖質・プリン体ゼロの「3つのハッピー」にもあります。

ホッピー100ミリリットル中のカロリーは、約11キロカロリー(黒ホッピーは約12キロカロリー)。70ミリリットルの焼酎に加えても、ビールの4分の3程度と低カロリーなのが特徴です。

糖質については前述したとおりで、気になるプリン体もゼロ。焼酎にもプリン体は含まれていないので安心です。

そもそも、「ホッピー」という名前は「本物のホップを使ったノンビア」という意味で、当初は「ホッビー」と呼ばれていたそう。発売される際、語感のよさで「ホッピー」となり、「ホッピーでハッピー!」というキャッチコピーが生まれました。
カロリーや糖質、プリン体が気になる人にとっては、まさにハッピーな飲み物といえそうですね。

ホッピーの基本は白と黒! 味わいと特徴、ラインナップを紹介

ホッピーにはいくつか種類があります。それぞれの特徴をみていきましょう。

ホッピー(HOPPY)

ホッピー

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

「白ホッピー」や「ホッピー 白」の愛称で親しまれて定番のホッピーですが、居酒屋さんなどで目にするラベルが貼られていないボトルは、回収を前提とした業務用のリターナブル瓶で、関東圏のみの流通なのだそう。
スッキリとした味わいで、飽きずにずっと飲んでいられる人気の一品です。

内容量:360ml
原材料:麦芽、粉飴、ぶどう糖、スターチ、ホップ、酸味料、調味料(アミノ酸等)
エネルギー:11kcal
糖質:1.7g
アルコール度数:約0.8%
※関東圏のみの流通

黒ホッピー(KURO HOPPY)

黒ホッピー

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

4種類の麦芽をブレンドして造られた、日本人の口に合う黒タイプのホッピー。こちらは「黒ホッピー」「ホッピー 黒」の愛称で親しまれています。香ばしさと苦味のほどよいバランス、まろやかな甘味が特徴で、こちらも関東圏でしか流通していない業務用ボトルです。

内容量:360ml
原材料:麦芽、粉飴、ぶどう糖、スターチ、ホップ、酸味料、調味料(アミノ酸等)
エネルギー:12kcal
糖質:1.9g
アルコール度数:約0.8%
※関東圏のみの流通

ホッピー330(HOPPY330)

ホッピー330

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

家庭向け販売用に開発されたホッピー。紙ラベルになっていること以外、中身は業務用(飲食店専用)の「ホッピー」と同じです。ワンウェイボトル仕様ではありますが、地方自治体の「びん」回収日に「資源ごみ」として出された瓶は、破砕後にリサイクルされて、9割以上が再びガラス瓶の原料に生まれ変わるそう。

内容量:330ml
原材料:麦芽、粉飴、ぶどう糖、スターチ、ホップ、酸味料、調味料(アミノ酸等)
エネルギー:11kcal
糖質:1.7g
アルコール度数:約0.8%

ホッピーブラック(HOPPY BLACK)

麦芽発酵飲料「ホッピー」

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

家庭向け販売用の「黒ホッピー」。中身は業務用ラベルレスの「黒ホッピー」と同じです。

内容量:330ml
原材料:麦芽、粉飴、ぶどう糖、スターチ、ホップ、酸味料、調味料(アミノ酸等)
エネルギー:12kcal
糖質:1.9g
アルコール度数:約0.8%

55ホッピー(55HOPPY)

55ホッピー

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

ホッピー発売55周年を記念して、ホッピーの製造技術をすべて駆使して完成させた逸品。「そのまま飲んでもおいしい」というコンセンプトのもと、麦芽使用率100%、一部に海洋深層水を使い、通常の倍の醸造時間をかけて、じっくり熟成しています。麦芽のコクとホップのさわやかな香りを活かし、よりビールに近い味わいに仕上げています。

2013年度モンドセレクション「ビール、水ならびにソフトドリンク部門」銀賞受賞。

内容量:330ml
原材料:麦芽、粉飴、ぶどう糖、ホップ、酸味料
エネルギー:11kcal
糖質:1.7g
アルコール度数:約0.8%

ホッピーのおいしい飲み方は? 基本スタイルは「3冷」

ホッピーの基本スタイルは「3冷」

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

そのまま飲んでも、他のお酒で割ってもおいしく飲めるホッピー。造り手のホッピービバレッジが推奨する飲み方を解説します。

ホッピーの基本の飲み方「3冷」は昭和40年代から愛されるスタイル

ホッピーの基本スタイルは、ホッピー・焼酎・ジョッキの3つをよく冷やして飲む「3冷」。昭和40年代後半ごろに発案されてから今にいたるまで愛され続ける飲み方です。

ビールに氷を入れないのと同様、ホッピーも氷を入れるとこだわりの原材料と醸造発酵技術を駆使した本来の風味が薄まってしまいます。ホッピーと焼酎はあらかじめよく冷やしておき、ジョッキもキンキンに凍らせておくことで、ホッピー本来の味わいを活かすことができるので、まずはこの基本スタイル「3冷」を押さえておきましょう。

黄金比は焼酎:ホッピー=1:5。25度の甲類焼酎70mlに、ホッピーを丸々1本注いでください。マドラーは使わず、ホッピーをジョッキの底に当てるようにして勢いよく注ぐことがポイントです。

ホッピーの新お試しセット

出典:オンラインショップ「Hoppy@ミ〜ナ」

ホッピーの基本レシピ

ホッピーの基本スタイル「3冷」を活かした、ホッピービバレッジ推奨のレシピが存在します。ここでは、居酒屋さんなどで提供される専用のホッピージョッキを使ったかんたんレシピを紹介します。

なお、ホッピージョッキはオンラインショップ「Hoppy@ミ〜ナ」で販売中の「新お試しセット」にもついてくるので、この機会に入手してはいかがでしょう。

ハーフ&ハーフ

「ホッピー」と「黒ホッピー」を半分ずつ注ぐ飲み方です。和洋中、どんな料理とも相性がよく、家庭料理にも合います。ホッピー・黒ホッピー各1本ずつを2人でシェアするため、つながりが深まるきっかけにもなるそう。
ホッピーだけならアルコール分を0.8%に押さえられるので、お酒を控えたいときにもおすすめです。

ウルトラD

25度の甲類焼酎とホッピーを合わせた定番の飲み方。黄金比よりも焼酎を濃く入れるため、キレ味満点です。醸造酒であるホッピーのコクと、蒸溜酒である焼酎のスッキリした飲み口の組み合わせは絶妙で、「ウルトラドライ」を略して「ウルトラD」と名づけられました。

甲類焼酎をホッピージョッキの下から2つめの★印(約110cc)まで入れてホッピーを注げば、アルコール度数が7%程度のウルトラDに仕上がります。当然ですが「3冷」で作るのがおすすめです。

プレミアムライト

20度と25度、2種類の甲類焼酎とホッピーを組み合わせた、軽い口当たりの飲み方です。

まず、シャーベット状に凍らせた20度の甲類焼酎をホッピージョッキの一番下の★の半分(約35cc)まで入れ、次に、よく冷やした25度の甲類焼酎を1つめの★印の上(約35cc)まで足します。あとはよく冷やしたホッピーを勢いよく加えて完成。アルコール度数約4.8%に仕上がります。

ホッピーのおいしい飲み方

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

一度は試したい「シャリキンホッピー」

「キンミヤ焼酎」の名で親しまれる「亀甲宮焼酎」を凍らせてシャーベット状にした「シャリキン」にホッピーを注いだ、「シャリキンホッピー」もおすすめです。時間が経っても冷たさが持続するうえ、溶けたあとも薄まらずにおいしくたのしめることから、ホッピー愛好家に親しまれています。

「キンミヤ焼酎」は三重県四日市市の蔵元・宮崎本店が手掛ける甲類焼酎。「下町の名脇役」のキャッチコピーで知られる「キンミヤ焼酎」の魅力は、ほのかな甘味とまろやかな味わい。ホッピーとの相性も抜群で、居酒屋さんではホッピーとの鉄板の組み合わせとして人気を集めています。

「シャリキンホッピー」には一般的にシャーベット状になりやすいアルコール度数20度の「キンミヤ焼酎」を使用します。ボトルごと冷やしてもおいしくいただけますが、宅飲み派には「シャリキン」用に造られた「キンミヤシャリキンパウチ」(アルコール度数20度・90ミリリットル)も人気です。

なお、焼酎はアルコール度数が高くなるほど凍りにくくなるため、35度の焼酎などは冷凍庫で冷やすととろっとした質感になります。アルコール度数が高い「キンミヤ焼酎」がお好みの場合は、ホッピーと焼酎、ジョッキをキンキンに冷やしてたのしんでみてはいかがでしょう。

製造元:株式会社宮崎本店
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ホッピーのカクテルレシピ

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

ホッピーはカクテルに使ってもおいしい!

ホッピーは焼酎で割るほか、ラムやジンなどのスピリッツや梅酒などのリキュールと合わせてもおいしくいただけます。家庭でも作れる、おすすめのカクテルレシピを紹介しましょう。

ホッピー×カシスリキュール「ホッピーラブ」

ホッピーとカシスリキュールのカクテル

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

ホッピーとカシスリキュールを組み合わせると、さわやかで、ほどよい甘さのカクテルになります。

<材料>
ホッピー…330ミリリットル
カシスリキュール…30〜40ミリリットル

<作り方>
よく冷やしたグラスにカシスリキュールを入れて、そこに冷やしたホッピーを注げば完成です。色味が美しく見える濃度に仕上げるのがコツ。

黒ホッピー×梅酒「クロウメP」

ホッピーと梅酒のカクテル

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

ホッピーは梅酒との相性も抜群です。ここは、ホッピーブラック(ホッピー黒)を使用します。

<材料>
ホッピーブラック…330ミリリットル
梅酒…45ミリリットル
梅…1粒(お好みで)

<作り方>
グラスをよく冷やしておき、冷やした梅酒と、あれば梅を一粒グラスに入れます。そこに、よく冷えたホッピーブラックを勢いよく注いで完成。

ホッピーブラック×アイスコーヒー「ロティ」

ホッピーとアイスコーヒーのカクテル

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

ホッピーはノンアルコール飲料ともよく合います。ホッピーブラック(ホッピー黒)にアイスコーヒーを加えれば、苦味がしみる大人のカクテルに仕上がります。

<材料>
ホッピーブラック…330ミリリットル
アイスコーヒー…60ミリリットル

<作り方>
よく冷えたグラスに冷やしたアイスコーヒーを入れて、同じく冷やしたホッピーブラックを注ぐだけ。かんたんにすぐ作れるので、ぜひ試してみてください。

ホッピーのナカとは?居酒屋さんで味わうために知っておきたい専門用語

ホッピージョッキ&ホッピーグラス

出典:ホッピービバレッジ株式会社ホームページ

居酒屋さんでホッピーを注文するときは、ボトルのホッピーと焼酎・氷が入ったジョッキ(またはグラス)がそろったホッピーセット以外に、「ナカ」「ソト」といった専門用語を使います。

◆ナカ(中)
小ぶりのグラスでサーブされる焼酎のこと。瓶のホッピーを残しておいてナカだけ追加注文することで、お代わりの1杯を飲めたり、濃さの調節ができます。

◆ソト(外)
ホッピーのことで、通常は瓶のまま提供されます。ナカが余ってホッピーが足りないときに「ソトください」などと注文します。

◆氷なし
居酒屋さんでホッピーセットを注文すると、氷が入ったジョッキが出てくることがありますが、味が薄まるのを好まない人は「氷なし」と注文しましょう。

ちなみに、メーカー推奨の「3冷」は一杯で飲みきりのため、製造元のホッピービバレッジに「ナカ」「ソト」の概念はありません。これはファンの間で自然発生的に生まれた文化なのだそう。

じつは、工場から樽に詰めて出荷される「樽ホッピー」というのも存在します。こちらは生ビールのようにサーバーから注がれるため、きめ細やかな泡が特徴。巷では「生ホッピー」とも呼ばれていますが、提供するお店が少ないため、探す人も多いようです。

ホッピーは、その味わいとヘルシーさ、アレンジの幅広さで多くの人に愛されてきたビアテイスト飲料。そのままでも、自由に割ってもおいしく飲める、懐の広さもホッピーの魅力です。いろんな飲み方で、ハッピーなホッピータイムを過ごしてくださいね。

製造元:ホッピービバレッジ株式会社
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