「バーレーワイン」はワインじゃなくてビール!? おいしい飲み方やおすすめの銘柄も紹介
「バーレーワイン(バーレイワイン)」というお酒を知っていますか? 「ワイン」という名前がついていても、じつはビールの一種です。今回は贅沢な造りの「バーレーワイン」にフォーカス。原料や製法、おすすめの銘柄を紹介するとともに、その魅力に迫ります。
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目次
- なぜ「バーレーワイン」はビールなのに「ワイン」なのか?
- 「バーレーワイン」の味わい方は?
- 「バーレーワイン」のおすすめ国産銘柄
「バーレーワイン」のおすすめ国産銘柄
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日本酒蔵の老舗が造る「いわて蔵ビール バーレーワイン」
江戸時代から続く日本酒の蔵元、世嬉の一酒造が造るクラフトビール「いわて蔵ビール」のバーレーワイン。
原料には、ふつうのビールの4倍以上にあたる量の麦芽を使用。焙煎温度の異なる5種類の麦芽を組み合わせ、ビール酵母でアルコール度数約8%のビールを醸造したうえで、さらにワイン酵母で発酵させてアルコール度数約14%まで高めたものを1年間じっくりと熟成させて瓶詰めされています。
トロッとした舌触りの、複雑で深い味わいをたのしめる「いわて蔵ビール バーレーワイン」は、イギリス開催のビールの世界大会「ワールドビアアワード」において、3年連続で賞を受賞しています。
製造・販売元:世嬉の一酒造
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新潟の名水を使って造る「スワンレイクバーレイ」
「スワンレイクバーレイ」は、瓢湖(ひょうこ)屋敷の杜ブルワリーが造る「バーレーワイン」です。オーク樽の中で約1年間長期熟成させることで、ワインのように重厚なフルボディのビールに仕上げられています。アルコール度数は8%。麦芽の強い甘味と苦味、酵母由来のフルーティーなエステル香が複雑に絡み合い、絶妙なバランスの味わいをたのしめます。
なお、瓢湖屋敷の杜ブルワリーは、越後の名水を用いて高品質のビール造りを追求する醸造所で、「スワンレイクバーレイ」をはじめいくつもの商品が世界的なコンテストで輝かしい賞を獲得しています。
製造・販売元:瓢湖屋敷の杜ブルワリー・スワンレイクビール
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特別な日に味わいたい「ハレの日仙人2019」
個性あふれるネーミングとパッケージデザインで人気のクラフトビールメーカー、ヤッホーブルーイングが造る「ハレの日仙人2019」は、「お祝いごとや人生の節目に味わってほしい」という想いが込められたビールです。
厳選した5種類の大麦麦芽を使用し、半年以上の時間をかけて熟成させることで、レーズンやカラメルを想わせる香りやフルボディで重厚感のあるコク、まろやかな味わいをたのしめるビールに仕上げられています。アルコール度数は9%と高め。
「ハレの日仙人2019」は、ビール好きな人へのプレゼントにも最適です。ワインのように、口の広いグラスで香りと味をゆっくりとかみしめながら堪能してくださいね。
製造・販売元:ヤッホーブルーイング
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※今回紹介した銘柄はいずれも数量限定品です。商品がなくなり次第販売終了となります。
「バーレーワイン」は、贅沢な造りの長期熟成ビールをじっくり味わいたいときにおすすめのビールです。まだ飲んだことのない人は、この機会にぜひ試してみてください。