東京の繁栄を願い、大正時代に生まれた日本酒「東京盛」が、令和の時代に蘇る!
赤羽・岩淵の酒造が大正時代に発売し、1970年代まで愛されていた日本酒「東京盛(とうきょうざかり)」。この銘柄を小山本家酒造(さいたま市)が引き継ぎ、3月、復活第1弾として純米吟醸が発売されました。
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東京の繁栄を願って誕生した「東京盛」
BaLL LunLa/ Shutterstock.com
1878年に東京都北区赤羽岩淵にて創業し、2016年までは東京23区で唯一の酒蔵としても知られていた小山酒造。「東京盛」は、そんな小山酒造が東京の更なる発展を願い、大正時代に生み出した銘柄です。1970年代まで長年庶民に愛されていたこの清酒を、このたび小山酒造の親にあたる小山本家酒造(さいたま市)が引き継ぐこととなりました。
「東京盛」は、酒米の王様と呼ばれる「山田錦」を100%使用。しっかりとした米の旨みがありながら、華やかで飲みやすい味わいが特徴です。シーンを選ばず、日常の食事にも合わせやすいよう、香りと旨みのバランスが追求された一品です。
スタイリッシュに生まれ変わった「東京盛」ラベルデザイン
デザインには江戸文様の要素を取り入れ、縁起事でよく用いられる「枡」をモチーフにスタイリッシュに仕上げています。江戸文様は、ひとつの型は小さく、繋いでいくと大きな文様になる特徴があり、日本酒を造る過程にも通ずるものがあります。
また、「枡」の読みは「増す」や「益す」に通じ、手に取って頂いた人々の「幸せが益す」という願いも込められています。
時を超え、令和の時代に復活した「東京盛」をぜひとも味わってみてはいかがでしょうか。
商品概要
<商品名>
東京盛 純米吟醸
<内容量>
720ml
<参考小売価格>
950円(税別)
※商品価格は記事執筆時点のものとなります。ご購入の際には価格が異なる場合がありますのでご注意ください。
<アルコール分>
15度
<原料米>
山田錦100%使用
<発売日>
2020年3月13日
会社概要
1808年(文化5年)にさいたま市西区指扇にて創業した小山本家酒造は、さまざまな酒造・酒販が名前を連ねる世界鷹小山家グループの中核。創業者の「品質第一主義」をモットーとし、多様なニーズに応えるべく、幅広い商品ラインアップを求めやすい価格で展開しています。
カップ酒におでんのつゆを入れて飲む、赤羽の隠れた名物として話題の「出汁割り」で有名な「丸眞正宗 Maru Cup 180ml」も、現在は小山本家酒造が引き継いで醸造・販売中です。
<公式URL>
http://www.koyamahonke.co.jp/
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