動物モチーフのビールをまとめて紹介
動物をモチーフにしたビール銘柄は、洋の東西を問わず世界中に数多く存在します。それだけ、動物キャラが人々にとって親しみやすく、インパクトがある存在なのでしょう。今回は、そんな動物をモチーフにしたビール銘柄を紹介します。
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動物をモチーフにしたビールは世界中に!
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世界中で見られる動物モチーフのビール銘柄
動物をモチーフにしたビール銘柄は、世界中に見られます。
サル、ゾウ、イヌ、ネコ、ニワトリ、クマ、シカなどなど、さまざまな種類の動物が、ビールのラベルデザインやネーミングに使用されていて、その種類の豊富さは動物園さながらです。
ビール銘柄に動物キャラが使われる理由
ビール銘柄に動物のキャラクターがよく使われるのには、「インパクトがある」「親しみやすい」「可愛らしい」「覚えやすい」など、さまざまな理由が考えられます。
また、カンガルーをモチーフにしたオーストラリア産ビールなどのように、その地域を象徴する動物が使われるケースも多いようです。
動物モチーフのビール銘柄【海外編】
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動物をモチーフにした海外のビール銘柄
ビールはヨーロッパやアジア、オセアニア、アメリカ、南米など、世界中で造られていて、それぞれの地域で動物モチーフのビール銘柄が造られています。ここでは、そのなかからいくつかピックアップして紹介します。
【タイガービール(シンガポール)】
「トラ」の勇壮な姿が印象的なシンガポール発のビール。中国や東南アジアはもちろん、アメリカやイギリスなどでも広く飲まれています。その「トラ」の力強いイメージにふさわしく、飲みごたえのある味わいが人気のビールです。
【ムース・ドゥルール(アメリカ)】
「ムース・ドゥルール」とは「ヘラジカのよだれ」の意味で、壮大な自然が広がるアメリカのモンタナ州発のクラフトビールです。製造元のビッグ・スカイ・ブリューイング・カンパニー では、これ以外にも「狼」をモチーフにした「パウンダー・ハウンド・ウィンター・エール」という人気のビールも製造しています。
【ベア・ビール(デンマーク)】
可愛らしい「シロクマ」をモチーフに使っているビール銘柄。デンマーク産ですが、ドイツの伝統的な製法に基づいて造られた本格ビールです。パッケージにはデンマーク王室御用達の印である王冠マークが飾られているように、デンマーク王室に認められた由緒正しいビールです。
【チャーンビール(タイ)】
「チャーン」とはタイ語で「ゾウ」の意味。そんなゾウのデザインがあしらわれたタイを代表するビールが「チャーンビール」。タイ料理に合うサッパリとした味わいが特徴のビールです。
動物モチーフのビール銘柄【国内編】
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動物をモチーフにした国内のビール銘柄
近年のクラフトビールの隆盛にともない、日本国内でも数多くの新たなビール銘柄が誕生。その個性を競い合うなかで、動物をモチーフにしたユニークなネーミングやデザインのビールが次々と登場しています。そのなかからいくつか紹介します。
【水曜日のネコ(ヤッホーブルーイング)】
「よなよなエール」で有名な人気ブルワリー「ヤッホーブルーイング」が手がける「ネコ」のキャラクターが可愛らしいビール。
ベルギー生まれの「ベルジャン・ホワイトエール」というスタイルのビールで、大麦と小麦の両方を使った、苦味の少ないスッキリした飲み口が特徴です。
製造元:株式会社ヤッホーブルーイング
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長野のビール【よなよなエール】 クラフトビールの王道を行くペールエール
【おさるIPA(箕面ビール)】
大阪発の世界的なクラフトビールのブルワリーとして有名な「箕面ビール」が手がけるIPA(インディア・ペールエール)。醸造所がある箕面は「お猿さん」でも有名で、それにちなんだサルをモチーフにしたデザインがなんとも可愛らしいビールです。
5種類のアメリカンホップを贅沢に使用し、ホップ由来の芳醇かつフルーティーなアロマと、さわやかな苦味が特徴のビールです。
製造元:株式会社箕面ビール
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大阪のビール【箕面ビール】 丹精込めた大阪発のクラフトビールを世界へ
【黄桜 LUCKY DOG(黄桜)】
老舗蔵元の黄桜は、京都初の地ビールメーカーとしても有名。その黄桜が手がける「黄桜LUCKY DOG」は、ラベルにデザインされた癒し系の「イヌ」のデザインが人気のビール。
ほかにもLUCKYシリーズとして、ニワトリをモチーフにした「黄桜 LUCKY CHICKEN」、ネズミをモチーフにした「LUCKY MOUSE」、ネコをモチーフにした「黄桜 LUCKY CAT」がラインナップされています。
製造元:黄桜株式会社
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黄桜の地ビールはこちら
京都のビール【黄桜の地ビール】 老舗蔵元が造る京都初の地ビール
【ピルスナー 他(エチゴビール)】
日本のクラフトビールのパイオニアとして知られる新潟の老舗ブルワリー「エチゴビール」が手がける「ピルスナー」や「レッドエール」「スタウト」などの定番ビールには、多産や豊作を象徴する「雄ヤギ」のシンボルマークがデザインされています。
ちなみにこのマークは、2020年春に、エチゴビールのブランドマークとして表現の統一化を行い、新デザインとなる予定です。
製造元:エチゴビール株式会社
公式サイトはこちら
【新潟のビール【エチゴビール】全国第1号の地ビール】
紹介した以外にも、動物をモチーフにしたビール銘柄は数多く存在します。日本のキリンビールの「麒麟」のように、想像上の動物を含めればその数はさらに増すはず。みなさんも、好きな動物のビールをコレクションしてみるのも面白いのではないでしょうか。